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Yosemiteクリーンインストールでデータ消してもうた

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Yosemite

 ついYosemite クリーンインストールしようとしたばかりに、やってしまいました。

Yosemiteに不具合がなければ…

 発端はYosemiteにアップしたらSafariの共有機能が空っぽだったり、通知センターのウィジェットに何も表示されないことが分かってからだった。

 ネットで調べても解決法は見つからず、クリーンインストールしかないということで、command +R でディスクユーティリティで一旦ディスクを削除、Yosemiteをインストール後、TimeMachineでデータのみを復元する、つもりだった。

まさかの初歩的なミス…

 ところが、移行アシスタントで暗号化したバックアップのパスワードをいれても、「一部のバックアップは開けません。」と表示されて先に進まない。

2014 10 18yosemite02

 環境の問題かと思ったけど、別のバックアップは普通に開ける。試しにわざと暗号化解除のパスワードを間違えると、「一部のバックアップは開けません。」と表示される。

 まいった、バックアップのパスワードが正しくないらしい。

 思いつく限りのパスワードを試したけど、解除出来ず。まさかこんなことですべてのデータを失うとは思いもよりませんでした。

音楽はiTunes Matchのおかげで命拾い

 音楽に関しては、お試しでiTunes Matchを契約していたので助かりました。iTunesでクラウドから一括でダウンロードし直すだけで復活。いやー、これは楽だった。iTunes Match使ってなければ、今までの音楽コレクションのほとんどを失っている所でした…。

写真がない!

 無くなると二度と手に入らないものが今まで自分が撮ってきた写真。こればっかりは、同じものを手に入れることはどうやってもできない。

 Bitcasaの無制限プランでミラーリングをかけていたので、そこから落とせば良いはず。BitcasaのWebからダウンロードを行いました。

 しかし、遅い。毎秒600Kbぐらい。Macをほったらかして家に帰ってダウンロードが終わったかを確認する日々が7日続きました。だいたい170Gほどの写真ライブラリをダウンロードしたはずです。

 ところが、その7日目。ダウンロードが完了していましたが、出来たファイルが80GB程度。ダウンロードは170GBまでは進んでいるのを見たはずなのに、半分程度のサイズになっている。

 Apertureに読み込ませると、実体が見つからない写真が多数。ライブラリのファイルを開いてみると、2014年、2013年の写真がごっそりない。原因はわかりませんがダウンロードしたzipが壊れていたのかもしれません。

 最悪なことに、クリーンインストールしたMacにBitcasaクライアントを入れてしまったため、Bitcasaのミラーリングファイルが消えて再ダウンロードもできない状態。詰んだ。
 

iPhoneに写真が残っている!

 「京都とかあちこち旅行したときの写真が…あぁ…」と意気消沈して何気にiPhoneを開くと、iPhoneには写真が表示されている。そう、iPhoneにすべての写真を同期していたのでした。

 iPhoneに残っている写真をとりだせれば、RAWは無理だろうけど、JPEGは取り出せるかも、という予測のもと調べてみました。

MacでiPhone/iPadをマウントする

 これだ!

 MacFuseとDisk for iPhoneをインストールすると、MacのデスクトップにiPhoneがドライブとして表示された。中をいろいろ漁ってみると、iPhoneDisk ▸ PhotoData ▸ SyncのxxxSYNCDとかの名前のフォルダに写真が入っている。やったー。

「iTunes同期」写真の最適化にご注意を! | さくっとふぉとらいふ

 ただ、写真はiPhoneで閲覧するようにリサイズされているようで、横幅が2000ピクセルになっていました。iPadだとフル解像度のデータになっていると書いてあるサイトもありましたが、そんなことありませんでした。まぁ、普通に閲覧したりブログの素材に使うには十分だし、必要のない写真のRAWデータが一気に削除してスリム化できたと思うことにします。

その他諸々のデータは完全消失

 作ったアプリのソースやShadeで作ったサイトのロゴとかは見事に消失。

 あ、今きづいたけどNEMCHIやImageDividerのソースもなくなったわ。これ、もうメンテ不能ですね。自分でも使わなくなっているので、別にいいんですけどね。いっそこうなるんだったら、さっさとソース公開しておけば良かった。

 A-tak.comサイトのリモートメンテ用の認証キーも無くなっていたのは焦った。接続ポートもイタズラ防止に変えていたのを覚えてなかったから接続することすらできなかったし。お名前.comのコントロールパネルでログインして確認出来たので、なんとかなりましたが。

Time Machineの暗号化はしない

 なぜか、他のMacでも過去に暗号化バックアップのパスワード解除が出来ない事があって、復元に手こずったことがある。その時はなぜか違う名目で書き留めていたパスワードがバックアップのパスワードでそれで解除出来た。

 既に二回も似たようなトラブルが起きて、今回はついにデータ消失となってしまったので、Time Machineバックアップの暗号化は今後やらないことにしました。

 個人で使うモノなので、まぁ自己責任と言うことで良いかと。侵入されてデータ盗まれる確率考えると、暗号化しない方が安全だと考えることにしました。

クラウドのおかげで完全消失は免れた

 さてはて、Time Capsuleに頼りすぎていたのは反省点です。

 そんなわけで、Pogoplugの無制限プランに加入しました。月500円でクラウドストレージ使い放題です。ついこの前Bitcasaが無制限プランを廃止することを発表し、2014年の11月16日に無制限プランのデータをすべて消すことも併せて公表しました(たぶん、大量のデータを預けている人は、この日までにダウンロードしおえることは不可能なんじゃないでしょうか)。

 さておき、Bitcasa使っていた人はPogoplugに流れているようです。私もローカルだけのバックアップはやはり不安なのでPogoplug Cloudにバックアップを取っておこうと思います。

 Bitcasaのミラーリングは不完全で残念な結果になりましたが、最近はいろんなクラウドにデータが残るので、データの完全消失は免れることが出来ました。

 MacのアプリのデータはiCloud Driveに残ってるし、iTunes Matchで音楽は完全に守られた、Google+もサイズ制限はあるけど写真バックアップしてくれるし、サイトのデータはそのままA-tak.comに残ってるし、Evernoteに貴重な記録は残っている、クラウドとは違うけどiPhoneにも写真が保存されている、という感じで昔よりだいぶリスクは減ってますね。

Pogoplug App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料


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