2000年10月21日開催された八代花火大会に行って来たので速報でリポートするぞ。
(左の写真の日付が22日になってるのは間違い。ご勘弁を・・・)

■今年もあの感動を・・・

今年もまた全国の花火職人が集い、自慢の花火を打ち上げまくりの「八代花火大会」に行って来たぞ。
去年も寒い中、二時間もの間、花火が秋の夜空を彩る様には、感涙の嵐!嵐!だったので、今年も大期待で八代に出発!。
しかし、準備はしっかりやっておかないとね。去年は河川敷では涙が出て、風邪でぶっ倒れそうになるほどの冷たい風が吹いていて、本当に凍えそうだったので、今回は防寒具をばっちり用意。冬用のコートを用意して、今度こそ、よっしゃ出発!!

■今年もあの渋滞を・・・

八代花火大会はともかくビッグイベントなので、そりゃ見に来る人も桁外れに多い。しかも、メインの道路なんて国道三号線という道路が一本走っているだけで、アクセスは非常に不便。
去年は渋滞に巻き込まれるのをおそれて、開始が六時半なのに、昼の一時過ぎには出発していた。しかし、今年は八代の「じもてぃー」が「三時に出れば大丈夫っすよ。あーもう余裕っす。裏道がありますからー」と豪語していたのだが、急遽不参加になってしまい(仕事だから仕方ないけどね)、八代素人だらけで三時に熊本出発。
正攻法で三号線を下っていったら、まー、案の定大渋滞に巻き込まれるのであった・・・。
松橋あたりからもう混み始めているから、恐るべし八代花火大会!!GLAYにも勝るとも劣らずの観客動員だっ。A-tak一同たじたじ、というかへろへろ。
新萩原橋(会場の河川敷の近くの橋)まであと数キロというところで、まったく車は動かない状態に・・・。結局、本当はイカンのだが、途中のお店の駐車場に停めて、「帰りに飯喰って帰るからな!と誓って」歩いて会場に向かったのだった。
<==にっちもさっちも行かなくなった状態(笑)。
本当に十分ぐらい車がぴくりとも動かなかった。右車線でとりあえず、ガンガン行った方が早かったのかも(ひんしゅくは買うかもしれんけど)
(2000.10.21撮影)

■秋空の花火もいいもんだよ

花火と言えば、夏だけどなぜか八代花火大会はこのとおり秋まっただ中というか、冬も近づきつつある頃にやるのだ。でも、寒くなってきた頃の空気は澄み切ってる感じがして、これもまた格別。しっかり寒さ対策したから今年は大丈夫だ。
去年は、河川敷まで降りれたけど、今年はだいぶ手前に車を停めたので、新萩原橋の手前の河原沿いの道に入って見てきました。
去年は、本当に打ち上げポイントの真近くだったので、見上げるような感じで見てたけど、今年はちょっと見渡すような感じでみました。去年の方が花火に近い分、迫力はあったけど、ちょっと遠目に見るのも全体が見渡せてよいよい。ここからだと帰るのも楽だしな。
花火はやっぱり綺麗だったね。素人目には似たような花火もいっぱいあったけど、職人もいろいろな技を見せてくれるので、珍しい花火も見れて良かったです。
ドイツやイタリアの花火も見ました。なんか、海外の花火は低空でバンバン爆発するね。中には明らかに上空から地面に向かっていってる花火もあったもん(笑)。市販の花火で羽が着いていて、上空に飛び上がって、途中から急加速して最後に破裂する花火があるけど、あれの大きい版みたいなのがあったね。イタリアのやつはユーフォーが飛んでるような変な音のする花火もあった。
15号玉の花火(直径45cmもあるらしい)も三発ぐらい打ちあがったかな。凄かったのが、一発上空にあがって、ばーんとでっかい円を描いたかと思ったら、その円の周辺でまた小さめの花火が円を描くというやつ(わかるか?)。大きい花火とその周辺に小さい花火が時間差で広がった感じ。写真は撮り逃したが、「オリンピック」と同じぐらい印象に残ったね。「オリンピック」というのは大会に参加していた花火の名前の一つ。五輪のわっかみたいなのが打ちあがってたよ。
<==さらさらと火花が舞い降りている瞬間。
花火打ち上げポイントの島に結構降ってた。
<==花火炸裂!!
なかなかデジカメで花火を取るのは難しい・・・
せめて三脚がないとぶれるね。
うまく撮れた方。
<==左が「オリンピック」
わっかがあるでしょ?
右は題名は忘れたけど、色が綺麗だったので。
<==これも降りかかり系(?)の花火。
光る糸を垂らしたような幻想的な光景であった(なんつって)
<==これだけ画像張り付けると、重いだろうなーこのページ。
左はとてもたくさんの色を使った鮮やか花火です。川の水面もさまざまな色に彩られて素敵!!
右は確かドイツの花火。結構変わった形をしています。

■花火紹介もありーの・・・

あと、去年は聞こえなかったけど、今年はアナウンスも聞こえてて、花火の紹介も聞けました。たとえば、
男性の声「にじゅうろくばーーーーーーーーーーーーーーーーん ばーーーーーーん(なぜか、「番」だけ長くのばす、さらにエコーが聞こえる)」
女性の声「スターマイン。秋空に大輪の花を咲かせてみました(結構棒読み調)」
何度、聞いても男性の読み上げはおもしろかった。後になるほど調子がノって来たのか「番」の部分がどんどん長く延ばすようになってんのに大ウケ。
花火の説明自体もそれぞれの花火会社の職人が考えたんだろうけど、いろんな色があっておもしろかったよ。「五色の色で菊の花を表現してみました」といった職人風のわりかし言葉少な目な紹介とか、「広がった後に分かれて色が付きます」みたいな「ここを見てくれ」と言ったこれまた職人風のアピールが効いた紹介や、株式会社とかになると「不況の中、暗い話題の多い2000年でしたが、明るい未来を願ってうんたらかんたら」といった社長のあいさつのような紹介もありで、それぞれの情景が浮かんで来てこれはまた面白かったね。

■帰りも渋滞・・・だが、しかし!!

帰りも、歩いて車停めている所に行きながら道路を見ていると既に渋滞!!!
なんとか抜け道を探そうと、ヤマカンで交差点を曲がると裏通りも渋滞。待っているとなんかやけに車が曲がって行っているところがある。どうみてもかなり細い道なのだが、近所の人だけが通るにしては行っている車の数が多い・・・。とりあえず、ここは賭で後を着いていくと、車一台しか通れない狭い道。運転に慣れていない人はおそらく通れないかもといった感じだ。進んでいくと、やがて左手に三号線が・・・。これは裏道か!!と考えているうちにとにかく三号線を横目にどんどん進む。こりゃいいとひたすら進むがなかなか三号線に出ない。進むうちに三号線に道が近寄っていく、三号線に繋がっている!!と思っても、前の車はひたすら突き進む。おいおいどこまで行くんだい。おおっあそこで合流かー、と思ったらまた曲がって、三号線にでないじゃん、というのを繰り返して渋滞を追い抜いて三号線に出てきました。A-tak予想ではここでさらに三号線を横切り14号線まで行くか、その手前の農道を突っ走るとさらに早いんだろうけど、今回は三号線をおとなしく帰りました。去年は九時半頃に終わって、まっすぐかえって十二時ぐらいだったけど、今回は晩飯をゆっくり食って帰っても十一時半(!)。余裕の帰宅でした。
<<裏道公開!!>>
どうせここで裏道公開しても、そんなにたくさんの人は見てないだろうし、見ても来年には忘れているだろうから、必殺の裏道大公開!!いいやろ?たいじくん、Kちゃん。どうせ、みんな忘れるって。つーか、俺も忘れそうだからここに記録しておく。
[三号線から裏道入り口への行き方]

上の地図をクリックした先の中心点から八代神社に向かって横道に入る。オレンジ色の道の方ね。突き当たりを左折して、小さな川を渡ったら右折だ!!
[裏道入り口]

ようするに上の地図の中心点のところの角を右折。後はひたすら道なりに進むべし。出るところはよく覚えていないので他の車の真似してください(笑)。
<==これは新萩原橋の様子。全然車が動いてませんでした。

■行きは早めに、帰りも焦らず

渋滞が一番のネックなので、とにかく早めに行きましょう。一時間の違いが大きく影響します。会場の河川敷の駐車場に止めるのはやめた方が吉。早く行って八代神社の特設駐車場に停めるのがおすすめ。だいぶ歩かないといけないけどね。帰りは裏道を抜け、ある程度熊本に近づいて、レストランに入るなどした方が良いでしょう(結局、車を停めたお店はお客がいっぱいで、そのまま帰りました。ごめんよー)。ご利用は計画的に。
今年の会場は以下に地図があります(真ん中の十字印がメイン会場の河川敷)。たぶん、来年も一緒でしょう。

時間は今年の場合、夕方6:30~9:30まででした。
一度は行く価値がありますぞ!!