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iPad Proユーザー悲願のキーボードがやっと来た!

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やっとJISキーボードが出た

 やっとiPad Pro 12インチ用の「JIS配列」の「Smart Keybord」が発売されたので買ってみたよ。

かな入力派待望のJISキーボード

やっとまともに入力できる
やっとまともに入力できる

 2015年11月、初代の12インチiPad Pro発売と同時にAppleからSmart Keybordという純正アクセサリが発売されました。

 それまでもiPadにはBluetoothで接続できるサードパーティーのアクセサリが存在していましたが、iPadをパソコンのように使うというのは一般的ではない使い方でした。

 そこに来てAppleがiPad用の純正のキーボードを発表して、iPadでパソコン的な使い方を出来るようにするよという大きな方向転換を示してきたわけです。

 それがSmart Keybordだったわけですが、キーボードはUS配列のキーボードのみ。

 JIS配列のMacキーボードにはある「かな」と「英数」のキーがUS配列キーボードにはありません。MacのJIS配列のキーボードを使ったことがある方は、この二つのキーの便利さをよくご存知でしょう。

 MacのJISキーボードは、Windowsの半角/全角キーのようにトグル式で日本語と英語が押すたびに切り替わる形式ではなく、今の入力モードを気にすることなく、日本語が打ちたければ「かな」を、アルファベットを打ちたければ「英数」を押せばいいという直感的な操作が可能なのです。頭の片隅に今の入力モードを保持しなくていいことがどんなに楽なことか。

 結局、いつ出るかもわからないJISキーボードを待たずしてUSキーボードを買ったのですが、やはりこの二つのキーがないということと、記号や一部のかなの場所がJIS配列と違うことから、すぐにiPar ProでSmart Keybordを使わなくなり、ただの「重いカバー」のついた「でかいiPad」としてしか使わなくなってしまいました。

 そして2017年。新しいiPadと共にやっとJIS配列のSmart Keybordが発売されました!

 私はマイノリティの「かな入力」派で、US配列キーボードでのかな入力は苦行でしかなかったので、本当に嬉しい限りです。

SmartKeybord使う時だけiPad Proに設定が増えてるの知ってる?

使用感

 さっそく初代iPad Pro 12インチにSmart Keybordを装着して使ってみました。

 この記事もiPad ProにインストールしたOmniOutliner for iOSで書いています。

 素材は初代のUSキーボードと同じでナイロンっぽい質感で変わりありません。少しぐらい変えてくるかなと思っていたので、やや肩透かしです。

 キータッチもこの手のキーボードにしてはしっかりと押し込んだ感触があってよいです。

 Macbook Pro with TouchBarのペチペチ音がする安っぽさすら感じるキーボードより打ちやすいかも😅

 (未だにMacbook Pro with TouchBarのキーボードには違和感を感じます。前世代のキーボードの方がしっくりくるしミスタッチは少なかったです。Apple好きですけど、これだけは擁護できないですね😟)

 やはりJIS配列になったことでReturnキーが縦に長くなって押しやすくなりましたし、長時間のタイピングでも辛くないですね。

だがESCキーはない

 待望の日本語キーボードですが、相変わらずESCキーは付いてませんでした。結構残念。これがあるとターミナルも使いやすいというのに。

 iPad Pro触ってきた〜懸念のキーボードは実際どうか

 上の記事に書いている「入力確定後に予測変換が表示されてカーソルが移動できない問題」は、いつのまにか確定直後の余計な予測変換が表示されなくなって、文章入力するのに支障なくなっている。

 たぶん、iOSのどこかのバージョンで変わったのだろうけど、JIS配列でのキーボードが届くまでiPadでキーボードを使っていなかったので、いつ改善されたかはわからない。

 これならiOS版Wordも使い物になるんじゃないかな。

むしろ最初からJISキーボード用意されていて欲しかった

 やはりキーボードが慣れたJIS配列だと全然違いますね。US配列はストレスでしたもん。

 iPad ProとSmart Keybordで”かな入力”する時の早見表

 こんな余計な事を覚えなくても普通に使えるんですもんね。

 しかし、iPad Pro初代の発売の時から出しておいてほしかった。なぜなら、Smart Keybordめちゃくちゃ高いんですよ。

 キーボードだけでお値段1万8800円(税別)😱

 どんだけ高級キーボードなんだよ。

 今更ながら高級キーボードとして有名な「Happy Hacking Keybord」買った方が良かったなんて思ってしまった。

 

 あえて言おう、Smart Keybordぼったくりすぎ。

 まぁ、Surfaceのキーボードも同じような価格なんですけどね。

 Windows10がMacみたいだったのでSurface 3を買ってしまった その1

 USキーボードで苦労してたし、iPadはPC的な方向を向いているようなので、今後元が取れる事を期待しましょう。

突如英数キーが効かなくなることもあり

 ATOKも入れているからなのかわかりませんが、使っていて突如英数キーが効かなくなって困りました。

 以下のような事をやっているうちに復活しました。

 iPad再起動 → なぜかかな入力がローマ字入力に。相変わらず英数キーが効かず → 設定からキーボード全削除 → キーボード追加「日本語 – かな」、「英語(日本)」、「ATOK」。たぶん、これで英数キーは復活。

 一応、これで直りました。

 私はかな入力設定なので、さらに

 設定 → 一般 → ハードウェアキーボード → 「日本語 – かな」を選んで「かな入力」を選択で完全復旧。

 バグに当たったかと思ってげんなりしましたね。

Smart Keybordで使えるショートカット

 せっかくのキーボードですから、ショートカットを覚えておくとPCのように素早く操作できます。

 command + XやCやVのコピーペーストは基本として、command + Hでホーム画面表示、command + TABでアプリ切り替えぐらい知っているとだいぶ楽になると思います。

 iOSのキーボードはキーリピート間隔を短く調整できないのでカーソル移動が遅くてだるいです。以下のショートカットを覚えるとカーソル移動が少しは楽になります。

 command(またはcontrol) + 左右カーソルキーで行頭、行末にジャンプ

 option + 左右カーソルキーで単語単位でジャンプ

OmniOutliner for iOSでのショートカット

 OmniOutlinerをどれだけの人が使っているかはわかりませんが、ショートカットです。

 command 長押しでアプリ固有のショートカットは表示されますので、忘れたらそれみるのがいいでしょう。ただ、編集状態とそうでない時で表示されるショートカットが変わるのに注意。さらに選択中の行が親か子でも変わってくるみたい。ややこしい。

 よく使うのを書いてみると…

 command + return で編集または編集終了

 control + command + return で行の分割

 command + Z で取り消し

 編集していない状態でdeleteキーで行の削除

  control + command + カーソルキーで行の移動やインデント変更

 インデント変更はTABやshift + TABでもOK

 行の分割というのがOmniOutliner独特ですね。OmniOutlinerって普通にReturn押しても改行が入るわけではなく、下に空行を追加するんですよね。これはこれで行のどこにいても新しい行ができるので便利だったりします。

せっかくなので使い倒す

 なんだか後ろ向きだ😀

 せっかく高いキーボード買ってしまったので、再度iPad Proを文章入力マシンとして再活用してみようかと思う。

 iPad Proを膝の上に載せてブログの原稿書くのは、気分変わっていいなと思ったのでしばらく続けてみようかと思います。

 

 

 


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