SIGMA BFがきましたので二日経って気づいた事など書いていきます。
先に書いときますが、画質とかスペックとかにはほとんど触れません。
そこで語るカメラじゃないから。
目次
前回の記事
箱からしてかっこよい



最近の製品はどれも簡易な包装ですがSIGMA BFの箱はシンプルながらもかっこよい。
普通だと製品画像がでっかく貼り付いたりしてますよね。
上部にはデボス加工でシグマのロゴ。
これ一つだけでうけるイメージ違いますね。
蓋を開けると「AIZU JAPAN」の文字。
会津から世界に誇れる製品を届けるぞ、という意気込みが感じられてニヤッとしますね。

カメラ本体もシグマのロゴ入りの袋に入ってました。白いスチロールとかじゃないんだ。左の棒はバッテリーです。

やっぱりBFはデザインでしょう

実物見ずに買ってしまったのですが、想像通り…もしくはそれ以上にかっこいいです。
レンズ着けてないとカメラかどうかもわからないですね。
バッテリーはバッテリー自身がフタになる仕組みですね。だからBF専用バッテリーということのようです。

上部もモードダイヤルなどなくシャッターとマイクの穴だけでシンプル。

背面の液晶は大きくて非常に見やすい。
デフォルトではレンズが捉えた像だけで一切何も情報がでない。
撮影に集中できる。

キャップもアルミで、なんというか豪華。裏はレンズのマウント部分みたいに金属製。

BFを撮るのがたのしい
仕事が終わって日が落ちる前に外で撮影してきました。
BFでも写真を撮るんですが、ついついBF本体が美しくてそればかり撮ってしまいます。



公園でBFを撮っていて思ったんですが、自然と一緒にBFを撮るととても映えますね。そういえば公式も木材と組み合わせてましたね。

こういう無機物と有機物、人工物と自然物の組み合わせって人を引きつける何かがあるのかもしれません。自然に飲まれる廃墟とかもゾクゾクしません?
今までのカメラとはまったく違うフォルムで適当にそこら辺においても異物感がすごくあります。AI生成画像やCGみたいな違和感。



直線のラインが美しいので、逆に人工物を背景含めて撮るのもよさそうです。
背面の液晶も綺麗ですね。ファインダーがないので日中帯は見えるか心配でしたが大丈夫そうです。

初日はまだストラップがきてなかったのでドキドキしながら撮影しましたがSIGMA純正ストラップも次の日届きました。
非常にシンプルで紐も太くて手首に食い込まず快適です。

BFで撮った写真
まだBF使いこなせてない感あるんですが、BFと一緒に買ったSIGMA CONTEMPORARY 45mm F2.8 DG、スタンダードで撮った無加工の写真をいくつかご紹介。微妙だけどかんべん。





今まではマイクロフォーサーズしかつかったことなかったんですが、フルサイズはよくボケますね。
撮影体験
本体はレンズとセットだと意外と重くて700g以上あって、けっこうズッシリしてます。金属の塊もってる感ありますね。机に置いたときも「ゴトっ」という重みのある物体置いた音がします。
コンデジみたいに片手で撮影は難しいです。
露出調整やいろんな設定に使うダイヤルが右手でホールドしながら親指で操作するのはできなくはないけど、ちょっと重さもあって難しい。両手でしっかりホールドして撮るのが基本だと思います。


ここは慣れるしかないでしょう(笑)
ここで握りやすさ優先でしっかり握れるグリップ付きのデザインになってたらBFではないのですから。
メカシャッターがないのでスピーカーから疑似シャッター音が鳴る仕様ですね。シャッターの振動がないのは少しさびしくもあります。
背面液晶がでかくて綺麗なのはよいですね。
そして余計な情報が常に出ていないのもよいです。
GH7ではいろいろ情報出し過ぎちゃって見える範囲が狭くなってるので、減らせるだけ減らそうかなとか思ってしまいました。
バッテリーはあまりもたなさげ
残量がパーセント表示されてるのと、電源ボタン一回押しだとスリープに入るだけというのもあって、結構バッテリーの減りが早い感じします。数枚撮ったら数パーセント減ってる感覚。
ただ、まだバッテリー使い切るまで使ったことないので、よくある「バッテリーの最後の1メモリがやたら粘る」系かもしれません。そもそもパーセント表示って「推定」らしいですしね。
メニューが浅いので探しやすい
メニューの階層が浅いので目的の機能にたどり着くのに迷わないなと思いました。GH7いまだにどこに機能があるかマニュアル検索しますからね…(GH7の方が機能数が段違いに多いというのはあるけど)。
SNSシェアはUSB SSD経由かPC
こんなカメラ使ってると「BFで撮りました!」とかSNSでドヤりたいですよね?そうですよね?(笑)
残念ながらBFはWi-Fiはついてないのですが、USB TYPE-CにSSD繋げて、そこに写真コピーしてそれをスマホにつなげて取り込むことができます。iPhoneだとアダプターで直接読めるものもあるとか。
カメラアダプタでSIGMA BFからiPhone 14 Proへ取り込み出来たわ
Amazonのリンクはリプライに pic.twitter.com/zjhljfFFrb— ysk (@ysk1025) April 26, 2025
うちのPixel 7 Proでは直接USBケーブル繋げてもスマホ側が認識してくれないので一旦SSD経由してます。
ちょっと面倒だけど遅いWi-Fiつかうより下手すると作業にかかる時間は短かったりしてとも思ったり。
カメラ内でRAW現像もできるので、そこで露出変えたりアスペクト比変えたりフィルターを当てたりしたものをスマホに取り込むのもありですね。
実はJPEGはUltra HDR(Adaptive HDR)対応
BFの作るJPEGファイルはUltra HDRのメタタグがついていてInstagramとかにアップするとHDR表現がされるようになってます。
もしかしてUltra HDRに対応したJPEGを吐き出すミラーレスってBFが初なんじゃないですかね?
今の所、Ultra HDR表示ができるのはスマホの写真アプリやInstagramぐらいしかないのが残念なところではありますが(Xは対応してません)。
でも、ちょっと野心的というかチャレンジしてる感じがあって、いいねと思いました。
ただ、ちょっと明るくなりすぎるので取り込んだ後に調整は必要です。
↓InstagramアプリでみればHDRで表示されるはず。なぜか一回投稿一覧に戻らないとHDR表示にならないけど。
ファイル名はストレージ初期化してもリセットしないでほしかった
ストレージ初期化するとまた同じファイル名が使われちゃうのはちょっと嫌ですね。
BFは日付毎のフォルダが出来て、その中にファイルが作成されるのですが初期化すると同じファイル名が使われるんですね。なんなら日付が変わるとまた同じファイル名が使われる。可能な限りファイル名単位で被らない名前の方がファイルを移動したりするときに競合しないので助かるなとは思いました。
まあ、運用でなんとかなる話ではあります。
誰向けのカメラなのかという疑問吹き飛ばす良さ
最近、スナップ用途なのかな?という高級なフルサイズ機がいくつ出てますが、スナップ用途でそんなの高すぎだろという感想しか無かったんですが、BFはそんなのを吹き飛ばすぐらいのモノとして良さがありますね。
高級時計なんかと同じ価値観なんだと思います(リセールバリューはあるかわからないけど)。
たぶん、カメラにスペックが求められる撮影をされてる方…野鳥撮影とか、それこそお仕事でカメラ使われる方とかは買われないカメラなんだろうなと思いました。
特に仕事でカメラ使われてる方は、そのカメラでどれだけ稼げるかとかをまず考えて買わなさそう(勝手な推測です)。
そんなわけで完全に趣味用カメラだと思いました。
実用性を考えてはだめです(笑)
ちょっと良い時計、ちょっと良い万年筆、手帳みたいに普段身の回りに置いておくことで少し気持ちを上げてくれるようなそういうものとして捉えるべきだと思います。
スペックとか気にしちゃいけない。未だに私、このカメラ何万画素かしらないですわ(笑)。
余談ですけど今回のBFの写真は全部LUMIX GH7とM.ZUIKO 17mm F1.8で撮りました。GH7いい色出るんだよね…。BFを撮影することでGH7の良さを再発見した感じです。
それでは!!
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