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iPad Pro時代のベストな自炊設定

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iPad Proの大画面での電子書籍閲覧がすげー楽しい。

iPad Proの大画面をやっぱり活かさないと!

 今夜、小さいiPad Proが発表されるという「噂」ですね。

 確かに普通のiPad Proはデカくて結構邪魔ですが😆、デカいと迫力があってうれしい事もあります。特に電子書籍はiPad Proの12.9インチで横向き表示すると、漫画の見開きページがバッチリ再現されます。素敵。

電子書籍ストアがiPad Pro解像度に対応していない…

 ところが、電子書籍ストアは軒並みiPad Proの解像度に対応していません。どういうことかというと、まず各ストアのアプリがiPad Proの解像度に対応していないので、ややぼやけた表示になってしまいます。これはそのうち各社とも対応が進んでくるのでしょう。既にKindleは対応しています。

 もう一つは致命的でコンテンツの解像度が低くてiPad Proで見るとガタガタに見えてしまうことです。こればっかりは元コンテンツのデータを再度用意しないといけないので、容易に対応は進まないのかなと思っています。

 あと付随して問題があるのが、電子書籍ストアのコンテンツの解像度ってどこにも書いてないんですよね。買ってみたものの解像度低くてガッカリなんてことがあります。これはどうしようもない。

自分で本をスキャンすればいいじゃない

 電子書籍ストアがそんな状況なら自分でスキャンすればいいじゃない!ということで、「自炊」することにしました。

ScanSnap S1500と裁断機でコナンをぶった切り | A-tak-dot-com

巷のナウでヤングなライフハッカーにバカウケな富士通のFUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500 と裁断機(カール ディスクカッター DC-210 )で本を整理してみる。

 最近は電子書籍ストアの方が便利なので自炊は全然やってなかったのですが、ちょっと前はScanSnapでバサバサ本を切り倒しておりましたので、久方ぶりの自炊復活です。

iPad Proで本を読むのに最適なワークフローは?

 まずはスキャンですが、前述の通りScanSnapで取り込みすることにします。問題はどの設定でスキャンすればいいかです。高画質にするとスキャンするのに時間がかかるしデータ量も大きい。低画質だとiPad Proの解像度についていけなくて、もやっとした表示になってしまいます。

 いろいろ試してみましたが、以下のようなやり方で取り込むことにしました。

  1. ScanSnapの取り込み画質は「エクセレント」
  2. Photoshopでリサイズ

 ScanSnapでA5サイズをエクセレントで取り込むとだいたい画像のサイズは縦 4,980 ピクセル × 横 3,599 ピクセル になりました。iPad Proは縦 2,732 ピクセル × 横 2,048 ピクセルなのでだいぶ大きいですね。

 しかし、一つ下の「スーパーファイン」で取り込みすると縦 2,490 ピクセル × 横1,750 ピクセル になってしまい微妙にiPad Proの解像度より低くなってしまうため、エクセレントで取り込みしました。スキャンの時間がかなり長くなりますが仕方ないです

 ただ、このままだと一枚1MB超えてしまうので、Photoshopでリサイズ & 圧縮率を変更します。私はAdoboe のフォトグラファープランに加入しているのでPhotoshopを使いましたが、他のツールでも似たようなことは出来るはずです。

 一枚ずつリサイズするのは大変なので、Photoshopで「アクション」を作成して、「ファイル」> 「自動処理」 > 「バッチ」で一括変更します。

 「アクション」は「ウィンドウ」から「アクション」を選んで録画ボタンを押して実際にリサイズして保存する操作をして作成します。

Photoshopのアクション設定
Photoshopのアクション設定

 iPad Proの解像度に合わせて「高さ」を2,732ピクセルにしました。元々の解像度が高いからなのかPhotoshopが優秀だからなのか、画像によっては画質は「5」とかでも割と粗はない感じです。拡大すると確かにノイズが乗ってますけど、画像のサイズはかなり小さくなるので、実際試してみて違いがわからなければ小さくしておいた方が容量の削減に繋がります。

 ただ、これ悩みどころですよね。カラーの漫画とかだとやっぱり画質8と画質5を見比べると淡い色の部分が若干汚いのがわかります。

 サイズは200ページぐらいだと「画質5」で150MBぐらい。「画質6」だと180MB。「画質8」だと230MBになります。

 なかなか判断に悩みましたが「画質8」にしました。「画質5」と「画質8」だとぱっと見た感じでも8の方が綺麗なんですよね。容量は気になりますが、iPad Proは128GBでだいぶ容量でかいですし、Commic Glassは課金オプションを買うとNASから直接ストリーミングで読むことが出来ますしね。

App

ComicGlass[コミックリーダ]
カテゴリ: ユーティリティ
価格: ¥360

 しかし5冊で1GBかー。見開きで見ると割り切ってしまえば縦2,048ピクセルに縮小すれば充分になるのでもっと容量は抑えられるんですけどねぇ。

高画質でスキャンするには掃除も必要

 久しぶりにScanSnapでスキャンしたところ、画像に変な縦線が入る事に気づきました。

読み取った画像に原稿にはない線やドットが入ります。(iX500) | ScanSnap よくあるご質問 (PFU)

 どうも原稿をスキャンするガラスの部分が汚れているとこういうことが起きるみたいですね。

 ScanSnapのフタを開けてOAクリーナーで拭いてあげると、バッチリ綺麗にスキャンできるようになりました。

高画質コンテンツでiPad Proを堪能しよう

 こんな感じでiPad Pro用に自分で高画質データを用意してみました。せっかくのiPad Proの大画面ですから、スペックフルに使いたいですもんね。


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