Visual Studio .NET 2005のベータ版ちょろっと触ってみました。.NET Framework2.0とSQL Server2005のベータ版も付いてきました。
まず、扱えるプロジェクトにSQL Server Projectというのが追加されてるのが目に付きました。
いまいちよく分からなかったのですが、おそらくSQL Server2005で搭載されるサーバーサイドの.NETプログラムを作るプロジェクトなのではないかと思われます。今まではサーバーサイドで何か処理をさせたい場合は、T-SQLという配列すらサポートしていない言語を使うしかなかったので、それに.NETを用いることが出来るというのは結構嬉しいかなと思います。ただ、速度面でどれだけT-SQLに迫れるかは気になる所ですが。
細かい所では各種パネルのドッキングの仕方がわかりやすくなりました。2003では思った通りにパネルを配置できませんでしたからね。ドラッグするといろんなガイドが表示されるので、そこに持って行けば思った所に配置できるようになっています。
自分は主にWindowsアプリケーションを作成しているので、コントロールの充実度は気になる所でしたが、今のところほとんど増えていません。
WebBrowserとかは嬉しい人はいるかも。なんか、COMのWebControlを参照してもうまく動かなかったからねぇ。
目新しい所では、TableLayoutPanelなるものがあって、HTMLのテーブルのようにコントロールを配置できる。うーん、使いどころがイマイチわからん。
SoundPlayerコントロールというのがあって簡単にWaveを再生できるようになった。サウンドファイルの場所にURLが指定できるのはちょっと謎。今のところWave以外の再生は出来なさそう。他は何も増えて無さそう。
↑TableLayoutコントロールにいろいろ貼り付けてみた。コントロールによっては右向き三角印が出て、よく使う設定などが簡単に変更できる。CheckboxListというのは2003でもあったんですね。知らなかった。
↑実際に動かしてみた
ダイアグラムってのが増えてて、UMLのクラス図みたいなのがかけるっぽい。しかし、関連とかの線が引けるかは分からなかった。一応、メンバーやメソッドの追加はこの画面から行うことで、ソースにも自動で追加されていた。
IDE自体の起動も早くなった。インストールしてすぐの起動にはやたらと時間がかかったのでびっくりしたが、初期処理か何かをやっていたのでしょう。まぁ、正式版ではないので最終的にどうなるかは分かりませんが。
他にも2005で予定されている機能はいくつかあるはずだが、見つけきれなかった。他の所のレポートでリファクタリング機能があったというのを見たのだけど自分は見つけきれなかった。クラス名の変更とかが一発で出来ると楽だもんね。予定されていてもまだ実装されていないのもたぶんたくさんあるのでしょう。英語版ベータだけど日本語も通るので、MSDN契約されている方はMSDN Subscriptionからダウンロードしてお試しあれ。ちなみに3.6GBあります・・・
※自分が試したのはEnterprise版(Proffesional版でした)(いや、Enterprise Architect版でした)。Express版(今でいうStandard版みたいなやつ)は誰でもダウンロードして試せるらしいです
Visual Studio .NET 2005 ベータ触ってみた
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