毎年、この時期になるとATOKの新バージョンがリリースされて関連する記事を何個も書くのですが、今年はまだ書いてませんでした。
感動は少ない
ATOK2007が発売されてだいぶ経つのですが、どうも今回のバージョンは特に注目すべき機能が無かったんですね。つまりはブログにわざわざ書くことがなかったというわけ。
現状の機能でも必要十分で完成度が高いから代わり映えがしないというのがあるんですけどね。
まあ、ジャストシステムが経営難になってATOKがリリースされなくなると困るのでお布施と思うことにします(笑)
新機能
もう一回念のためにATOKのサイトを見てみると、校正機能が強化されているようなのですが、どうやら設定を変えないといけなかったみたいですね。
とりあえず今変えてみました。会社で使う時には便利かも。
IME駆動型の情報ツールとして ?いまや辞書が必需品
使っていて目新しい機能といえば、駅名を入れた時に出てくるリンクをクリックすると地図が出てくることでしょうか。
駅名というのが地方在住者にとっては微妙な感じなので、せめて住所入れるとGoogleマップの地図が表示されるとか、単語入れて何かキーを押すとGoogle検索できたりとかいう機能をつけて、IME駆動型の情報ツールとして進化するとうれしいなと思ったりします。
IME駆動型の情報ツールといえば、ATOK2006の時に買った辞書セットは、引き続き使うことができました。単純にATOK2006から2007にアップグレードするだけで、特に何か設定する必要もなく辞書は使えました。
去年の記事を見てみると、「辞書なんてしょっちゅう使わないからネットの辞書サービスでいい。わざわざ買わなきゃよかった」なんて書いてますが、いまや必需品となってしまいました。
調べたい単語を入力して変換して、Endキーで意味が調べられる。
英語でなんというか調べたければ、そこから英語辞書に切り替えると、同じ意味の英単語が表示される。
もう便利すぎて手放せない。
意外とみんな使ってないのよね
自分にとってはこれがないと文章を書くスピードが、30%はダウンするんじゃないかなというぐらい便利に使ってるのですが、まだまだ周りの人でATOKを使っている人っていなかったりします。仕事なんかじゃたくさん文章書くのにねー。やっぱり金出してまで漢字変換ソフトを買う人ってのはなかなかいないんでしょうね。
日本語入力が楽になると、文章書くのが楽になるし、そのぶんわかりやすい文章を書くことに時間を割くようになると思うんだけど、どうなんだろう。
仕様書とか、曖昧にならないように省略せずに同じ固有名称を何回も書くことがあるのだけど、そういうときもATOKだと携帯のような推測変換機能がついているから、頭の二文字ぐらい打ったらshift + enterで楽々入力できるし。
社内特有の省略語とかも、自動単語登録で覚えてくれて次からは一発で変換してくれるようになるしね。
ライフハックとか仕事術とかのコーナーで取り上げられても良さそうな気もするんだけど、あまり見かけたことがないなぁ。
少しでもパソコンで文章を書く人には、おすすめしますよ。操作もMS-IMEと同じようにできますしね。