Amazonの評価は賛否両論だけど、結構おもしろいじゃないか、これ。
ガンコンがうごかん
タイムクライシス4は、ガンコンという銃型のコントローラーを使って、バンバン撃ちまくるゲーム。
ゲーセンに行くと必ず一台は置いてあるタイプのゲームですね。
パッケージにはブルーレイディスクとガンコンとLEDマーカーという二つの小さい装置が同梱されています。
LEDマーカー二つをテレビの上に距離を置いて設置して、LEDマーカーから出ている赤外線をガンコンのカメラが読み取って、ガンコンの向きを検知するというしくみのようです。
Wiiリモコンと同じ理屈ですね。
ただ、設置には少し手間取りました。
というのも、最初まったくガンコンが反応しなかったのです。
ガンコンが正しくLEDマーカーを検知していないと、ガンコンに赤いランプがつくのですが、どこを向けてもランプがつきっぱなし。
ガンコンをテレビから遠ざけると、やっとランプが消えました。
ガンコンが近すぎると、テレビの上に離して置いているLEDマーカーの赤外線を捉えられないみたいです。
さっきも書いたように、ガンコンは二つのLEDの場所から銃の向きを検知するので、近づきすぎて二つのLEDがガンコンのカメラに収まらないと検知できないというわけです。
ということは、LEDがカメラに入るように距離を狭めればいい、ということで、LEDマーカーの距離を少し狭めたところ、ビンゴ!
ばっちりガンコンが動くようになりました。
肝心のゲームは?
さてさて、ゲーム本編の方ですが、アーケードモードとフルミッションモードの二つがあります。
アーケードモードはゲームセンターと同じで、画面に現れる敵を撃って撃ちまくり高得点を狙っていきます。
フルミッションモードは、アーケードモードの合間にFPSモードといって、一人称視点で、自分の操作でフィールドを歩き回り、ミッションをこなしていくステージが挟まってるようなモードです。
こちらは、たぶんスコアなどはありません。
自分は、アーケードを一回プレイした後、とりあえずすべてのステージを堪能できるっぽいフルミッションモードをプレイしています。
評判通り、画面は確かに凝ったグラフィックではない、というかFPSモードの画面はやや手抜き感すらありますが、それでもマップを移動しながらガンコンで敵を倒していくというのは、単純にゲームとしておもしろい。
厳しそうなところでも、遠くからハンドガンで狙い撃てば楽だし(ガンコン調整すれば割と思ったところに撃てる)。
DOOMやレジスタンスで挫折した経験のあるFPSが苦手な自分としては、難易度もこれぐらいが助かります。
あまり後ろから敵に撃たれたりとかないのもいいですね。
移動が若干トロいのは少し気になりますが。
5.1chサウンドはすてきです。
結構サラウンドを駆使していますので、5.1ch環境の人はうれしいんじゃないでしょうか。
しかし、最近3万も出せば普通に5.1chゲットできるんですね・・・↓
とまあ、こんな感じです。
PS3らしいゴージャスな美しさはないけど、ガンコンの直感的な操作は、純粋に楽しい。
実写のような綺麗なグラフィックというのも大事ではあるけど、ゲーム性が良ければ意外と満足できるんだなと思った。
他のメーカーも細かいグラフィックのチューニングに金かけるより、ゲームとしてのおもしろさに力を入れて欲しいですね。
そして、グラフィックがしょぼくてもいいから、もっとおもしろいソフトをたくさん出して欲しいところ。
