なかなかに手こずっております!
目次
とりあえず組んでみた
とりあえずパーツが届いたので、この連休でくみ上げてみました。
実はGH7でテスト的に組み立ての様子をライブ配信してました(笑)
時間にして四時間半。しんどかった😅
さすがに自分でも見返すことが無いかもしれないぐらい長いのでブログでささっと紹介します。
ケースは「Cooler Master Silencio S600 静音型」。
手前側の面がスチールになっており、今時のゲーミングPCのように中のピカピカLEDが見えないタイプになっています。強化ガラスタイプもあるのですが、今はそっちにしとけば良かったと、やや後悔。まったくPCをピカピカ光らせることに興味なかったんですが、いざ実物見てみると結構綺麗なんですよね。
ロゴなどもシンプルで全体的なデザインは気に入っております。
20年ぶりのCPU装着ですがピンを曲げることなく無事セットできました。
RTX4070 Ti Superの電源は8ピンが二つ必要
前回どんなパーツを選んだか記事にしましたが、一部選定ミスがありました(前回記事は既に修正済み)。
まずは電源。
電源はワット数だけで選択していたのですが、今回導入するRTX 4070 Ti SuperはPCIE用の8ピンの電源が2系統必要なんですね。
最初に買った電源はPCIEの電源の口が一つだけで、とりあえず二股に分かれたケーブル使っていましたが、規格以上の電流が流れることになるらしく心配なので対応する電源を買い直しました。
初の水冷採用
CPUクーラーは単純に冷却能力が小さすぎました。
使用するCPUが「Ryzen 5 7600X」なので仕様的には足りてそうなのですが、ほぼアイドル状態で80度ぐらいになるので、さすがにいかんなということで調べてみたら単純に自分が買ったCPUクーラーが9cmのもので小さく性能的に弱いのが原因だったようです(5年前に買ったPCですら12cmのファンが付いていた)。
私が使っているマザーボードは「ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI」というものなんですが、バックポートが結構張りだしていて、だいたいメモリとバックポートの間がギリギリ12cmといったところです。調べてみると冷却能力が高い空冷クーラーは12cmぐらいだけど、細かい寸法が記載されているわけではないのでハマるかどうかが不明。
いろいろ調べていく中で簡易水冷タイプのCPUクーラーの存在を知り、これだとCPUには小さめの冷却装置つけるだけなので周りのスペースの心配はない、かつ冷却能力も高いということで「Cooler Master MasterLiquid 240L Core ARGB」というクーラーを買いました。
水冷タイプは液漏れのリスクや冷却水がなくなって寿命が来るとか音がうるさいし値段も高めと聞いていたので検討していなかったのですが、デカい空冷クーラーが入らないというのは悲しいので今回手を出してみました。
サイズは24cmで中型の物です。このファンの後にラジエターが隠れていて冷却水を冷やす仕組みになっています。
CPUにヘッドをつけた状態。かっこいい。
フロントパネルに元々ついていた12cmのファンを外してラジエターとファンを繋げます。
接続は戸惑いましたがCPU側の電源コネクタはマザーボードのAIO_PUMP
という端子に挿しました。どうもこれが水冷ポンプ用の電源らしくデフォルトでは常に最高出力で動くようになっているらしいです。フロントラジエターのファンはCPU_FAN
へ。
これで解決かと思いきや…
水冷にしたことだし、これで安心だろうと思いましたがそうはいきませんでした。
なんか妙に足元に熱風が届くようになりました。ファンもかなり勢いよく回っている。
ファンの接続方向ミス
熱風の出所を探ってみるとフロントパネルでした。
手を当てるとなぜか熱風が吹き出している。そう、水冷システムのラジエターのファンの向きを逆につけていてフロントパネルから空気を吸い込むのではなく排気するようになっていました。
こういう付け方もあるようですが、あまり温度が下がらないのと熱風が不快なので付け直しました。これにより若干温度が下がりました。
ケーストップファンの設置
CPUは50度-60度付近に落ち着きましたが、チップセットの温度が常に70度以上。ちょっと高めです。
ふと、旧PCを見てみるとケースの上面にも14cmのファンが付いています。新PCはリアのファンのみでトップにはファンがありません。リアのファンに手をかざしても、あんまり排気されている様子がありません。ケースの上面に手をかざすと、もんわりと熱気を感じます。
旧PCからトップファンを外して新PCに移植。
するとチップセットの温度が60度まで低下しました。排気能力が全然足りていなかったようですね。空冷だとCPUの所にデカいファンが付きますけど水冷だとこのあたりファンがないから余計に熱がこもっていたのでしょうね。
そもそもなんで温度を下げるのか
一つはパーツが壊れそうという心配からです。
二つ目は今回初めて知ったのですが、PCを冷やすと性能が上がるんですね。ベンチマークすすると数パーセントですが、対策前よりも性能が上がっていました。
ベンチマークランキング見ると同じ構成でも速いPCは温度も低いことが多いです。
おそらくですが故障防止の為に熱くなると動作速度を自動的に下げたりするので、そのせいなんですかね…結構早くスローダウンするもんなんだなと思いました。
しかしまだ問題山積み
一応、新PCに移行してこのブログも新しいPCで書いてはいるんですが問題山積みです😅
挙げてみると…
- Bluetoothが突然切断される
- i1 Displayでキャリブレーションできない
- DeckLinkが認識されない
- まだ若干チップセットの温度が高い
- 中のLEDが見えない(笑)
Bluetoothが突然切断される
旧PCでは起きていなかった問題です。突然Bluetoothが切断されて1-2分で自動で復旧します。
実は初回インストールしたときにBluetooth内蔵マザーボードであることを知らずに旧PCで使っていたBluetoothドングルを接続してペアリングとかしたんですね。その時はトラックボールのMX ERGOだけが頻繁に切断されて二度と復活せず。他の機器は接続継続という状況で、Bluetoothドライバをアンインストールなどしたけど、改善されないのでOS再インストールしました。
再インストール後は割と普通に使えていますが、それでも希に数時間に一回ぐらいBluetooth全部切断されて、1~2分と結構長い時間待つと自動で復旧するようなことが発生しています。現象起きたときにスピーカーからUSB接続切断したときの「ピポッ」という音がしてるので何かが起きているのは間違いないです。
あ、ふと思い出したけど、別のPCでWindowsスマホ連携アプリ使ってるとBluetoothが全滅する問題が起きてたので、今回もそれかもしれない。アプリを消してみるのも手かも。
PA27UCXとi1 Displayでキャリブレーションできない
そもそもPCを新調しようと思ったきっかけの問題ですが、スーパー悲しいことに同じ現象が新PCでも起きています。なんてこったい。
i1 Displayは別PCのSurfaceで認識できたし、PA27UCX経由せずにPC本体につなげてHCFRでセンサー認識するか試しても認識できないので、うーんこれは新PCでも何か問題になる物を入れてしまっているとか?でも、旧PCでクリーンインストールした直後でもダメだったので、ややお手上げです。
Surfaceでは認識するのでキャリブレーションするときはSurfaceでやるという回避策取ろうとしています。PA27UCXと繋ぐためのThunderboltケーブルを手配中。
【解決】DeckLinkが認識されない
新PCでしか起きていない問題。
DeckLinkというDaVinci Resolveの映像プレビュー用のカードなんですがDesktop Videoというドライバ(?)入れても認識されない。
差し込んだ場所はPCI Express x16スロット(仕様ではx4まで)。
一度挿し直したんだが、もう一度やってみるか?
追記 2024-09-17
このマザーボードM.2 SSDの三番目のスロットとPCIE x16の二番目のスロットが排他になっていてどちらかしか使えない仕様だということがわかりました。実はサイズ的に短いSSDがジャストサイズの3番目のスロットにSSDを挿していました。これを2番目の方に移したら無事認識しました。
OMACHIさんに教えていただきました!ありがとうございます!ずっと路頭に迷ってるところでした(笑)
こういう仕様なので3つのM.2 SSDが挿せるボードですが実質二つしか使えないみたいです。いずれ容量デカいのに買い換えたら3つめのスロット使おうと思ってたんですけどね…。
まだ若干チップセットの温度が高い
適温は50度から60度ということで、今は61~63度とやや超えている。
トップファンを今一つ着けてるけど二つにするかとちょっと悩み中。
中のLEDが見えない
せっかく中も綺麗に配線したのに見えないの残念だなと(笑)
強化ガラスタイプのサイドパネルを部品だけ購入できないか問合せしている。
しばらく奮闘続きそう
キャリブレーションできないのはSurfaceで回避出来るならば、もう追求はしないつもり。
痛いのはDeckLinkが使えないことですかね。最近のバージョンではWindowsでもHDRプレビューできるようになったので致命的ではなくなったけど、全画面プレビュー見ながら作業したいんですよね。
肝心のスピードですが、やっぱり早いですね。サイバーパンク2077が4Kの最高画質でフレームレート90いけるというのは化け物感あります。これでCPU80%でGPUもフルではなかったですから余裕がある。
DaVinci Resolveはまだあまり触れてないけどFusionのタイトル合成したときでも再生が軽い感じはします。
大枚はたいたので5年以上はバリバリ頑張って動いてもらいたいところです。