Obsidianで作ったメモから特定の話題(タグ)がついた記事をAIで要約してメールで送るスクリプト作りました。
スクリプト
使い道、背景など
最近、趣味がAI使って何かやる事になってきていて家でAIに関していろいろ調べたり試すことが増えてきました。さらに仕事でもAI使っていこうぜ的な機運が高まってきています。
そんな状況の中で家に帰って、もしくは休日に趣味でAIについて調べてる中で、「これは社内でも共有した方がよさそうだな」という話題をみつけた時に、自分の会社のメールアドレス宛に情報送ったりしていたのですが、めんどくさいなと。
そこで、そのあたりを自動化する仕組みをつくってみることにしました。手間をかけずに会社に貢献。給料アップ間違いなし(笑)
だいたい私はメモはObsiainに入れているので、一日一回「社内共有」というタグをつけたノートをAIにまとめて投げて要約してもらった内容を会社の自分のメールアドレスに送りつけるようにしてみました。

仕組みについて
Obsiaianで作られるメモはマークダウン形式のテキストファイルなので、シンプルにObsiainのフォルダから直近更新されたファイルを探して、ファイルの中身を見て指定したタグが付いているノートをAIに投げて得られた要約を指定したメールアドレスに送っています。
ダグはObsidianで作成したファイルに含まれるフロントマター(YAML)の部分を読み取っています。
タグの指定がない場合は本文中の箇条書きの中のタグを検索します。これはThinoプラグインで作られたデイリーノートのポストも対象にするための処理です。
Thinoはこんな感じでマークダウンの箇条書きスタイルでで追記されていくのでこれを読んでます。
- 00:16 よっしゃできた。 #社内共有 のタグをつけたObsidianのノートをAIにまとめさせてメールで送るスクリプトができた。毎日のAI勉強の成果をまとめることができる。開発費用は$5。
- 00:39 楽しいな。わりと簡単にAIつかったスクリプトが作れる。 #AI
関連するノートを収集したらテキストを一つにまとめてOpen AIのAPIに投げて要約を返してもらい、それをメールで送っています。
AIに指示するプロンプトは設定ファイルで追加指示できるようになってるので、フォーマットはここで指定して調整するとよいでしょう。
これが今送られてくる要約メールなんですが、もうちょっとプロンプトのブラッシュアップが必要かなとという感じです(ぶっちゃけなんかわからん)。

定期実行はSynology NASの機能で
私はObsidianのデータ保存場所はSynologyのNASの機能であるSynology DriveでNASと同期させています。
そして、NASのタスクスケジューラーで一日一回このスクリプトを使って要約を実行しているイメージです。

また一つ自動化が進んだ
また一つAIで自動化が進みました。
今回はこのスクリプトの話題に絞りましたが、こうやっていろいろツール作ったりすることでいろいろ思う所があるので、最近の個人的なAI活用についてはまた別記事にまとめてみたいと思います。
それでは!