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ScanSnap S1500と裁断機でコナンをぶった切り

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巷のナウでヤングなライフハッカーにバカウケな富士通のFUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500 と裁断機(カール ディスクカッター DC-210 )で本を整理してみる。

最近、こんな本を読んだ。

iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)
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これまた、ナウでヤングなライフハッカーにバカウケな、「iPhoneになんでも入れチャイナよ、ユー!」という本なわけだけど、これにScanSnapで本をPDFにしてiPhoneに入れちゃえばいいじゃない的なことが書いてあったので、そういや本棚がもういっぱいだし、そうそう入れちゃえばいいじゃない的な感じで、まんまと関連一式を購入してしまった次第。

手始めに本棚を占める割合が大きい名探偵コナンから手をかける。 基本はこちらを参考に作業してみた。

まずは、本を真ん中ぐらいから開いて、背表紙に折り目ができたら、背表紙側からカッターを入れて、真っ二つに。 このために、実はこんなのも買った。

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うちは事務所か。 でも、机が傷だらけにならなくてよい。道具はあった方がいい。

まだ半分に切ったぐらいでは裁断機に入らないので、今度は内側の谷間にカッターを入れて、計四つに分割。 これで裁断機に入る厚みになる。

自分が買った裁断機はこれ。

カール ディスクカッター DC-210
カール ディスクカッター DC-210

posted with amazlet at 09.11.30

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しかしこれ、

なかなかの設置面積が必要です(汗) ただ、面積の割には軽くて片手で余裕で持ち運びできるので、そこら辺に立てかけておけば邪魔になりません。

四つに分割したコナンを、裁断機にセットして、背表紙の部分を切り落とします。 そうすると、各ページが完全に一枚の紙になります。 切るのは簡単で、紙をセットして、カッター部分を何回かスライドさせるときれいに切断できます。これいい。

あとは、ScanSnapで一括読み込み。

こいつがなかなかコンパクトでよい。

上下にカパッとあけると自動で電源が入るのが楽。 こんな感じで名刺も読み込んで、OCRで名前とか読み込んで検索できたりもします。 レシートなどの不定型なものも重ねてセットすると、割とちゃんとスキャンしてくれて、当然斜めにずれて吸い込まれていくのだけど、ソフト側で傾きを補正してくれる。 しかも、両面を一気に読み込むし、一分間に20枚読み込むということで、かなり高速。

薄い紙はやや苦手だけど、書籍のような厚めの紙は特にジャムったり、二枚一緒に吸い込んでいったりはほとんど無い。 あるときは背表紙を切り損ねて、二枚の紙がつながっているときぐらい。 しかも、超音波により二枚重ねて吸い込んでしまったことを検知して読み込みを一時停止するので、重複分をまた戻してあげれば、続きをやってくれる。 これはすごく便利。

読み込んだデータはPDFに落ちて、自動的にOCRがバックグラウンドでかかり、文字列で検索できるようになる。 割と精度は高く、「怪盗キッド」も検索に引っかかった(笑) それは冗談として、活字は結構読めるので、プログラマーは技術書をスキャンして、サンプルコードを見つけてきたりするのに使えるかもしれない。

ちなみに、スキャン設定は、画質はスーパーファイン(600dpi)で、カラーで読み込んだ。色は自動にすると勝手に白黒とかで間違って認識して、トーンが変な表示になる場合がある。 これで一冊120MBぐらいだが、でかいので、こちらに書かれているように、ScanSnapに付属しているAdobe Acrobat Standardで、アドバンス-文書処理-すべての画像を書き出し、でJPGとして出力。

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あとは、拙作ImageDividerでPC画面で見るのに十分なサイズに縮小。 今回、ImageDividerもバージョンアップさせて、PC用とiPhone用の設定を追加しました。 PC用は11331600、iPhone用は1360960としています。

[2010.1.3追記]
今は漫画の場合、PDFに落とさずに直接JPEGにしています。特にPDFから落とした場合と区別がつかなかったからです。

あと、ImageDividerはバージョンアップでPC用のボタンを押したときの横幅のサイズを大きくしています。見開きを意識したためです。

これで取り込み自体は終了。

iPhoneでスキャンした漫画を見る場合はi文庫をお薦めします。 元々は青空文庫を読む為の450円の有料アプリですが、画像をzipで固めて送り込めばビュワーとして使えます。
どこまで読んだかちゃんと覚えてくれているのがグーです。
設定で、詳細-画像処理優先度を解像度にすれば、より見やすくなります。 デフォルトだと、横長の画面を拡大しないで表示した場合にやけにぼやけた表示になっちまいます。
i文庫S App
カテゴリ: ブック
価格: ¥350
※価格は記事作成時のものです


[2010.1.3追記]

今のバージョン(Ver.2.61)だと、設定の操作-最大画面解像度というのが、近い意味合いの設定になってますね。

あと、ページ移動時に拡大率を維持する設定もあるので、お好みでONに。 zipを送り込むには、i文庫でFTPをオンにして無線で送るもよし、Dockコネクタでつなげて、i-FunBox(なぜかスタートメニューにはFile&Media Manager for iPhone-iPodの名前で入る)で送ってもヨシ。 i文庫上でファイル操作できれば、さらにヨシなんだけど、削除すらもPCからしかできないのが残念なところではある。

小説などの文字主体の書籍はPDFのままGood Readerで読むのがお勧め。 現在、115円て特価とはいえ有料アプリなんだけど、標準のPDFビュワーでは、ひっかかったり固まりがちなでかいPDFでも、Good Readerならスムーズに読めます。 こちらも、ファイル転送はGood Reader内蔵のWebサーバーへアップするか、Macのbonjour(ボンジュール)を使ってFinderでアップする感じになります。

とまあ、後半かなり文字ばかりになったけど、これでiPhoneで快適な読書ができて、当初の目的通り本棚の整理もすすみそうな感じです。

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カテゴリ: 仕事効率化
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※価格は記事作成時のものです


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