Macブロガーに大人気のMarsEdit(マーズエディット)を三回試して、ついに乗り換えました。
ブログには書いていませんでしたが、MarsEditを試すのは実は三回目。
あちこちで絶賛の嵐なんですね、このMarsEdit。
だから、試すんですがどうも微妙に足りない。
結局、仮想環境で動かしているWindows Live Writerに戻ってしまうんですよね。
目次
Windows Live Writerが最強すぎる
これ、マイクロソフトがフリーで提供しているブログエディタなんですが、こいつが無料なのに高機能でほぼ死角が無いんですよね。
以前も何回かブログで取り上げてますが、フリーでこれだけ出来たら他いらないぐらいです。
ブログの情報入れれば、スタイルとかHTMLとかとってきて、本番サイトそのまんまにプレビュー表示してくれます(今のWordPress環境になってからはうまく表示してくれなくなりましたが)。
Word2010風のリボンインターフェースで上のアイコンぽちぽち押してスタイル変更できるし、スタイルもプレビュー付きでH1がどんな表示だったっけな?とか迷わずにブログの体裁を整えられます。
画像のアップロードも優秀で画像のサムネイルを自動で生成し、クリックすると拡大画像に飛ぶということが当たり前にできます。
タグもスラッグにも対応して予約投稿だって出来るし、Windowsユーザーはこれつかっておけば何の問題もないかと思います。
プラグイン機能もあって、お気に入りがポラロイド風に画像を加工してアップしてくれるプラグイン。好きな文字も入れられて、このブログの画像はこの機能を使ってます。
ただ、Windowsなんですよ・・・、いちいちParallels立ち上げないと使えないんですよ。
むしろ、Parallelsに入れてあるWindows7はこいつと、Edy Viewerのためしか使ってないかもしれません。
やっぱり動きは重くなるし、できればMacネイティブのブログソフトをつかいたいと思って、事ある毎に探していたのですが、上に書いたような機能がどれか抜けていて乗り換えできませんでした。
MarsEdit – the blog editor for WordPress, Tumblr, Blogger and more.
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: ¥3,450
使い分けしようと思った
ただ、Windows Live Writerでガシガシ文章書くのは、重いし、せっかくMacに入れているATOKが使えないし、イマイチでした。
結局、Evernoteで下書きしてWindows Live Writerにコピペして、リンクを貼って画像もつけて仕上げていたんですね。
それなら、MarsEditで下書きしてWindows Live Writerにコピペしても一緒じゃないかと。
足りない機能はいずれ付くかもしれないし、Evernoteよりはブログ書くのには向いているはず。
そんなわけでMarsEdit導入となったわけです。
プレビューは本当に便利
使い始めて気づいたのが、リアルタイム反映のプレビューの便利さですね。
やはり、完成形を見ながらブログが書けるというのは効率がいい。
ただ、Windows Live Writerと違って前準備が必要。
テンプレートを自分で用意しないといけないんですね。
でも、思ったほど難しくなかった。Safariで自分のページ表示してソース表示して丸ごとHTMLをコピーして、必要な箇所にMarsEditのタグを数カ所入れるだけで、本物のサイトそっくりのプレビューが出ます。
ただ、AdSenseやAmazonウィジットがちらついてうっとおしかったので、そこは別の固定画像に差し替えるという手間がありました。
でも、即ほぼタイムラグなしでプレビュー表示されるのはかなり快適です。
Macネイティブアプリはいい
MarsEdit自体が軽くていいですね。すごい気持よくブログが書けて、ついつい長文になっちゃいそうです。
あと、TextExpanderが使えるのが嬉しい。
実はParallelsの仮想環境上ではTextExpanderがつかえんのですよ。
TextExpander for Mac
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥3,000
TextExpanderの詳しい紹介はどこか別でやろうかと思いますが、自分で省略語を登録して、たとえば「dd0」と打つと「2012-06-27(今日の日付)」を表示させたり、「ose」と打つと「お世話になっております。××のA-takです。」みたいな文字を展開したり、ちょっと取っつきづらいけど慣れると入力が楽になるソフトです。
iPhone、iPad版もあり、Dropboxで省略語は連携できます。
TextExpander
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥450
Macネイティブだとこういうのも当たり前に制約なしで使えるのが嬉しい。
画像はドラッグ&ドロップ
Windows Live Writerのポラロイド表示をあきらめれば、画像はドラッグアンドドロップで貼り付け、アップロードできます。
楽でいいですね。
次にMarsEditで出来ないと思ってたけど、実はできることを上げていこうと思います。
「続きを読む」の文章をどこに入れればいいか
ここにあったのか!
最初は気づかなくていちいち<!– more –>を入れてました。
Edit Extended Entryを押すと、点線でエディタが分かれて下の方に文章入れると「続きを読む」押したときに表示される文章になります。
ヘッダーとかリンクを指定しづらい
さくっとショートカット登録しましょう。
リンクはoption + command + Aでデフォルトです。
H1とかはたとえば option + command + 1とかに割り当てるといいでしょう。
設定は右上のFormatのドロップダウンを押してCustomize…を選ぶ
設定したい要素を選んで
Edit Macro選んでショートカットを設定すればOK
リッチエディタ表示でHTMLを貼り付けるには?
メニューのEdit – Paste HTML Source か、control + command + V。
アフィリエイトタグとかもこれでバシッと貼り付けられます。
こんな感じでいろいろ探ってみるとだいたいのことは解決するだけの機能はもっているようです。
Windows Live Writerみたいに上のアイコン押していればどうにかなるわかりやすいインターフェースでは無いけど、玄人的な技を覚えればかなり楽が出来そうな気がします。
ただ、一点だけ、どうしても不満な点があります。
サムネイル画像作成とリンクで実寸表示がない
Windows Live Writerでは当たり前に、サムネイル画像作成とクリックすると元の大きさの画像にリンクさせる機能がついていたのですが、MarsEditではできません。
小細工してでかい画像を縮小表示してサムネイルにみせて、クリックすると拡大表示みたいなことはできるみたいだけど、わりとうちのブログはでかい画像貼ったりするので、それだとページの表示速度が落ちてしまいます。
ここだけなんとかなれば完全にWindows Live Writerから離れられるのに。欲を言えばプラグインに対応してポラロイド風画像も・・・
結局こうした
MarsEditでプレビュー見ながらほぼ完成まで作り込み、あまり見せ方にこだわらない画像はドラッグアンドドロップでがんがん追加。
ポラロイド画像を使いたいときは一旦、Draftでブログにアップし、Windows Live Writerで画像を追加してアップし直し・・・
こんな感じでエントリー書くようにしてみました。
Evernoteで下書きしていたときと比べて、リンクもその都度貼りながら進められるのが地味に便利。
いやーかなり速く書けるようになりますね。
慣れるとかなり快適なので是非体験版あたりから使い込んで見るといいと思います。