前回、輪行帰りでクロスバイク組み立てたらタイヤが傾いて治らなかった件、なんと後輪のタケノコバネの向きが違うだけでした!
前回の後輪傾き問題
このエントリーで書いたように、うちのTrek FX3が原因不明の後輪傾き問題により右ブレーキがタイヤに当たって走行できない状態になっていました。
そして昨日、この問題をどうにかしようと部屋の中で(クーラー効いてたけど汗だくになりながら😀)、後輪のクイックリリースを外したり付けたり、自転車ひっくり返したりと色々試していました。
でも、どうしても原因がわからなくて、もしかして輪行中にぶつけてフレーム曲げたんじゃ無いかとか、エンド金具の幅を間違ってフレーム壊したんじゃ無いかとかも疑ってました。
ただバネの向きが違うだけだった
もしかしてクイックリリースの金具の付け方がマズいんじゃ無いかと後輪のタイヤからクイックリリースを外したところ、一つ間違いに気づきました。
クロスバイクの後輪の軸には円錐状のバネ(タケノコバネ)がついていて通常は先のとがった方をタイヤ側(内側)にして外側にバネの大きい方をセットします。
ところが外したクイックリリースをみると右側のバネが逆に取り付けられていました。
「こんな柔らかいバネを逆に付けたぐらいでタイヤ傾いたりしないよなー、バネなくても走行に支障ないって他のサイトにも書いてあったし」と思いつつもバネを正しく付けて後輪のタイヤをはめ直すと傾き無しでタイヤ装着できた。マジカ😲
クイックリリーススキュアーのタケノコバネを紛失したついでに調べたこと
実は先日、前輪のタケノコバネも片方だけ紛失していて、↑こちらのサイトで調べて特に走行上問題ないとのことで気にしていなかったのですが、よくよくみるとタケノコバネの向きを間違えるとタイヤがちゃんと装着できないって書いてある。これかー!
確かに右側のバネがフレームに干渉すると右側の方が少し上に上がる状態になるわけで、そうなると後輪も右のフレームにガツガツ当たる状態になるわけです。見た目ちゃんとフレームにハマってたように見えてたのに、ぱっと見わからないものだなぁ。
こんなバネ一つで問題が起きるとは
クロスバイクってほんと原始的というか簡単にできていて、よくこれでちゃんと動いてるなと感心する事が多いです。
自分でメンテナンスしたり神楽坂のY’s Roadでメンテしてもらってるの見て気づいたんですが、ブレーキが手を離すと元の位置に戻るのは弾力のある針金が左右のブレーキに仕込んであるだけだし、ギアの変速もディレイラーがワイヤーに引っ張られて左右に移動するだけ。
一つのバネの向きが違うだけでこんな事が起きるんですねー、驚きました。