Claude MAXを契約してしまいました…。
最近、「なるべく分からない人にもわかるように説明する」というのが私のテーマなので、なるべく難しい事や細かい事に触れずに書いてみますね。

サブスクでAIにコード書かせられる

Claude Code、これは何かというと自動でAIにプログラム作らせるツールです。Claude Code以外にも似たようなものがいくつかでているのですが、Anthropic社のClaude Codeは評価高いです。
たぶん人気の一番の理由はサブスク契約でAIにプログラム書かせる事が出来る所じゃないでしょうか。
他のツールですとAI各社のAPIを呼び出してコードを書かせるのでAPIの従量課金にビクビクしながら使う必要があったんですが、Claude CodeはClaude ProやMAXのサブスク契約でこれができるんですね。
ただ無制限というわけではなくてある一定の情報量(トークン)を使うとしばらく使えなくなります。
プランはProだと月17ドル、MAXだと100ドルか200ドルの2タイプ。
値段が高い方が制限の上限が高くなり大量の情報をやりとりしても長時間動かし続けることが出来ます。
どれぐらい利用できるかは作るモノ次第
じゃあ、そのサブスクの制限(レートリミットとか言います)はどれぐらいかというと、作るモノによってトークンの消費量が違うので一概には言えないのですが、AIが得意な分野…世に広くサンプルがあるようなWeb技術やPythonを使ったアプリ、ToDoアプリのようによくみんながよく作ってる題材は割と付与曲折も少なくストレートに作れて制限にも掛かりにくいです。
一方でWindowsのOSのコアなAPI部分を操作するとか、ハードウェアを制御するとか、言語でいうとPythonほどサンプルが少ないC#でUI付きのアプリを作るとかになるとMAX10ドルプランでも数時間とかで簡単に制限にかかったりします(品質担保の為のテストコードを書かせたりすると3時間ぐらいで終わる場合も)。
MAXプラン契約した理由
たまたまつくりたいものが「AIが得意ではない」分野のプログラムだったんですね。
具体的にはWindowsのマルチモニタのオンオフを制御するアプリです。
以前こんな記事を書いたのですが、PCでがっつり作業するときと、ゲームをするときで使うモニタを切り替えたいんですね。PCで作業するときは作業机のモニタ、ゲームするときはTVに切り替えて使わないモニタはオフにしたいのですが、上の記事で紹介したMultiMonitoToolでもうまく切り替わってくれないケースがちょくちょく発生してました。
ということで、WindowsのOS機能を呼び出しモニタを切り替えるツールを作ろうとしたのですが、最初グラフィカルな画面をC#で作ってテストコードもAIに書かせたら、そもそもプログラムのコンパイル(プログラムソースからアプリに変換する処理)すらできない。
Claude CodeもサブスクではなくAPI呼び出して使う事もできるので、当初はそれで使っていたんですが1日で7000円ぐらい消費していて、こりゃいかんということでMAXプランを契約した次第です。
ちなみに「ccusage」という仮にAPIで使った場合のコストを試算してくれるツールでMAXを契約した6月10日から6月16日までの費用を見てみると$429.92でした。日本円にすると6万円!!。契約しているのはMAX100ドルプランで1万4千円ぐらいなので余裕で元は取ってますね。
まあ、月1万4千円のサブスクってなかなかのお値段なので趣味での利用なので来月は作りたいモノが無ければ解約かな…。
続きます
長くなりそうなので今日はこのあたりで。
次回はさすがに詳しくない人にはついていけない話題になるかもしれないけど、どういう感じで使ってるか紹介してみたいと思います。
それでは!!