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堀江社長の100億稼ぐ超メール術を読んだ

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100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術
堀江 貴文 東洋経済新報社 (2004/11/26)売り上げランキング: 544通常24時間以内に発送

最近、自分はメールに対して懐疑的な見方をしている。
というのも、決定事項だけがメールで流れてきたり、叱咤叱責するような内容がメールで全員に配信されたりしていて、メールじゃなくて直接会ったり電話すればいいのにとか思うことが多いから。
だから、堀江社長が言うメールでの仕事の一元管理というのが非常に気になりました。メールですべてやってしまうなんてことが本当にできるのか?

読んでみると、なるほど、ここまでやれば有効かもしれない、と思いました。
逆に言えばうちの会社は中途半端だと思った(他の所もたぶん似たようなもんでしょうが)
日報メールは管理者にとっては各社員が何をやっているか把握しやすくなるでしょう。何も見てくれてないんだな、って思うこと時々ありますから。
とは言っても、社員もお互いを見てないんですよね。
この前なんて、二時間バグを調査した後に、ソースの最新版を取得したらバグが発生しなくなって、履歴を調べると二時間前に先に帰った他の人がすでに修正していたバグだったんですね。
ほぼ隣にいる人だってのにこんな感じなのです。しかも毎日よく話しているにも関わらずです。
ましてや、席の離れている取締役や他の支社の人は何をやってるのかなんてわかるはずもないでしょう。
他の人が何をやっているかとかをメーリングリストで共有するんですから、社員同士のチームワークも発展するでしょうし、問題の共有もできるでしょう。
そういう点では冒頭の叱咤叱責メールは言語道断。一方的にそういうメールが送られてはよけいにコミュニケーションが悪くなります。誰もメールを開くのが嫌いになるでしょう。そして、メールを軽視するようになっていくのです。
一方、本の中に出ていたライブドアはメールを気楽に書ける環境にあるのでしょう。社員の日報メールはおもしろかった。丁寧語もなしにとてもフランクに日々の報告があがっている。その人の心理状況もわかるし、書く方も楽しく気楽に書ける。若い会社だからできることかもしれないですけどね。
たぶん社員のメールへの意識付けも違うのでしょう。そうなれば、メールは相手が見たかどうかわからないから確実性が無い、という論法も力を失っていきそうです。
メールをわかりやすく書くことにもスキルは必要ですが、日々こういうことをやることで自然とスキルも身に付くことでしょう。
自分は冒頭にメールに対して懐疑的な見方をしていると書いてますが、割と用件などはメールですませたいタイプです。電話は気を遣うし、かかってくるのも嫌いです。
開発しててソースを一行ずつ1時間かけて見ている時に電話がかかってきたらイライラします。どこまでやってたかわからなくなっちゃいますしね(とは言えども外からメール打つのは結構大変だし、急ぎの用事もあるから仕方ないですけどね)
また、この本にも書いてありましたが、私も会議前に事前に決められることは決めておくタイプです。そんなに頭の回転は良いとは思ってないので、会議の席でいきなり考えがまとまるとは到底思えないのです。だから、前もって自分で考えてレジュメと案を配信して、メンバーにも意見を先に出してくれるように催促します。まぁ、なかなか意見が出ないんですけどね。
この本での内容をうまいこと取り入れて、スムーズに仕事が進むようにしていきたいですね。
[2005.2.11追記]
名古屋からの帰りの飛行機で読み終わりました。
メールの欠点についても述べられていて、その解決策も述べられています。なかなかいいんじゃないでしょうか。
あと、メールですべて済んでいるわけではありません。他のツールも併用するが、メールがメインだということです。
3章は実際のメールソフトのうまい使い方などの紹介だけど、自分は普段からBeckyフル稼働なので、目新しいところは無かったかな。
堀江社長もメールサーバーをIMAPにすれば、マシンを一台に絞らなくてもいいのにね。確かにサーバーはいっぱいいっぱいになっちゃうかもしれないけどね。
関係ないですけど、あとがきが無い本って初めてみました。


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