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頭がよくなる照明術 / 結城未来

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ちょっとネットで話題になっている「頭がよくなる照明術」を読みたくて、試しに熊本市立図書館で検索したら、運良く発見。
他の図書館に転送してくれるそうなので、一番近くの図書館で受け取って、さっそく読んでみた。

照明に関してはちょっと前から気になっていて、いい雰囲気のお店を見つけると、こういう風に照明当てるとかっこいいのかーと必ずチェックしてます。あと、こういうの見て、真似してテレビの後ろに電球仕込んだりしてみましたが、それからほったらかしにしてみました(テレビの後ろに光を置くのは、テレビと部屋の明度差で目が疲れないようにするためらしいです)。
そこで、ちょっと本でも読んで知識を入れて、また挑戦しようかなと思ったわけです。

どっちかというとこの本は、「光が体に与える影響」というのの方がページの比率から行くと多いので、見栄えのいい照明という点では物足りないかもしれないです。ただ、生活全般を考えて、どういう照明にすればいいかという考え方で行くと、とてもよい本ではないでしょうか。
照明が体にも影響すると思うとモチベーションもあがるでしょうしね(笑)。

睡眠や光と体内時計の関係などは最近テレビなどでもよくやってるので、だいたい知ってましたし、低いところに光があると落ち着くというのは古代の人が夜はたき火で過ごしていたからではないか?という説をラジオで聞いていた(もしかしたら、この著者の方だったのかもしれませんが)ので、自分は新しい発見はそこまで多くはなかったのですが、本を読みながら日常生活を思い浮かべてみると結構、再認識することも多かったです。

たしかに、朝カーテンを開けて日の光を浴びると、頭が一気に目覚めますし、夜寝る前は白熱灯で過ごすと落ち着いてすぐに寝ることができるのは、自分でも体験済みですので、知らない人はこの本でお勉強してみるといいかもしれません。

そういや、会社が引っ越してから外の景色が見えるようになったのですが、それから少し社内の雰囲気がよくなったような気がするな。前の建物は昼か夜かわからない密閉された空間だったからなぁ。体調壊して休むこともだいぶ減ったし。

うすうす気づいてはいましたが、夜寝る前のパソコンやテレビはあまりよくないみたいです。明るい光を見てしまうと目が覚めてしまうらしいです。
読書用のライトを買って、夜は読書に切り替えようかな。

とにかく、上から降り注ぐ明るい光は体を活性化させるというのを覚えておくと、日常生活で自分のコンディションを整えるのにはいろいろと便利です。
自分の場合、夜寝る前にカーテンをわざと少し開けて寝ることがあります。そうすると、朝になると部屋が明るくなって自然と目が覚めるので。
逆に、夜、トイレに行くときは、なるべく明かりをつけずに、目を細めて光が目に入らないようにすると、眠気が飛ばなくて、すぐ眠りにつけます。

睡眠で23時?2時までが一番重要な時間というのは初めて知った。下手すりゃこのあいだずっと起きてるよ。早起きパターンに切り替えようかな。
店で買い物するときも陳列棚から取り出して見るのがいいらしい。確かにライトアップされていると本当の色がわからないですからね。トンネルの中で白が白じゃなく見えるのと一緒ですな。

「モテ光」という章に書いてあった、とある女優はレストランの壁の色に合わせて、自分が一番綺麗に見える服の色をコーディネイトする、というのにはびっくりしたな。
やっぱり、テレビとかデザインとかやってる人というのは照明や色についての知識が豊富だし、照明の重要さについての認識が高いんでしょうね。CGやってる人もこのあたりは詳しいかも。

あと、勉強になったのは、「なんでも白熱電球にすればいい」というわけじゃない、ということ。適材適所ってわけですね。
白熱電球のデメリットである電気代も、必要な箇所を必要な明るさにすれば節約できる、という考えが目から鱗でした。

さて、自分も明日、間接照明を買ってこようかな。
数千円で手に入るみたいだし、身だしなみチェック用のライトと読書用のスタンドを買ってこよう。


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