前回のエントリーでも書いたように、自分のメインマシンのパワーアップ計画を練っています。
今回、パワーアップ目的があまりないから、なんか苦労するなぁ。
ともかく、まずは情報収集です。
その前にまずは、目的を明らかにしておきましょう。
- [第一目標]今のマザーボードとCPUとメモリを実家マシンに割り当てること
- せっかく金を出すのだから少しぐらいはメインマシンを性能アップさせたい
- 現行使用しているAthlonXP 2000よりは上のモノで、Pentium4かAthlon64
- メモリは512MB
- ビデオカードなどは現行のものがそのまま使えることが前提
という目的で、なるべく安くあげることにする。
悩ましいのがまずCPU。というか、これが決まらないと何も決まらない。
Pentium4のHyperThreding技術にはとても惹かれる。
一つのCPUを仮想的に2つのCPUに分けて並列に処理をさせようというもの。
いくつかの軽い仕事を一人で黙々やらずに、手分けしてやった方が早いよ的な考え方ですな。
確かに、CPU負荷100%かけるような作業がそんな頻繁にあるわけではないので、操作感はよくなるのかも。
しかし、「Prescott、ベンチマークテストで落第」という記事が気になる。
今年の2月の記事で古いけど、今はどうなんだろう。
ドスパラのレビュー
にちゃんねるのキャッシュ
なども。
細かい技術的な考察
おすすめのCPUを教えて! ホームズに質問(今年の11月の情報でわかりやすい)
(Hyper Threadingはゲームではかえって遅くなる?)
Akiba PC Hotline(CPU最安値情報あり)
とにかくややこしいクロックと性能の関係の表を2ちゃんねるで見つけました。
Northwoodを1.0とした場合の、クロックあたりの処理能力の目安:
Celeron . (Northwood) :0.75
Pentium4 (Prescott ) :0.95
Pentium4 (Willamette ) :0.99
Pentium4 (Northwood). :1.00
Celeron (Tualatin )、Duron (Morgan).. :1.05
Pentium4XE(Gallatin) :1.10
Pentium3 (Tualatin256k).. :1.25
Pentium3-S(Tualatin512k)、AthlonXP(Thoroughbred):1.30
AthlonXP (Barton). :1.40
Pentium-M (Banias) :1.50
Athlon64 (ClawHammer) :1.60
Athlon64FX (SledgeHammer)、Pentium-M (Dothan) :1.70
Prescottが一クロックに処理する能力は初期のNorthwoodコアよりも劣るというやつですね。うーん、なんだかAthlonがいいような気がしてきた。
電気消費量もAthlonの方が良い。
Athlon (Thunderbird 1.4GHz) 72.1W
AthlonXP 2100+ (Palomino 1.733GHz) 72.0W
AthlonXP 2700+ (Thoroughbred 2.167GHz) 68.3W
AthlonXP 3200+ (Barton 2.2GHz) 76.8W
Athlon64, 64FX, Opteron (K8 2.2GHz) TDP 89.0W (実測値は50W程度)
Opteron HE TDP 55.0W (実測値は27W程度)
Pentium4 Prescott 3.4GHz 1.250V?1.400V x 91.0A = 113?127W
Pentium4XE Gallatin 3.4GHz 1.325V?1.455V x 77.7A = 103?113W
Pentium4 Northwood 3.4GHz 1.280V?1.425V x 71.6A = 92?102W
Celeron Northwood 2.8GHz 1.340V?1.525V x 55.9A = 75? 85W
しかし、いろいろ情報を集めてみるとどうもPentium4は、かっこつけるために周波数だけ高くて実際の性能がよくないみたい。反面Athlon64やPentium Mはクロックは低いけど、1クロックあたりの処理能力が高いみたい。Athlon64の方が洗練されているような感じがする。HyperThredingも気になるな(上のドスパラのレビューを参照)。悩むところだ。
次はAthlonの情報も集めてみよう。