プログラミングのお話です。
バージョン トレラントなシリアル化・・・聞き慣れない単語だ。
Version Tolerant Serialization。略してVTSというらしい。
こちらで、知りました。NEMCHIの設定ファイルの保存はこれにしようかな。
今までのシリアライズよりもバージョン変更に強いシリアライズの仕組みらしい。
途中でフィールドを追加したりした場合にうまい具合に対処出来るみたい。
NEMCHI1の場合は、設定が増えた場合は読み込み中のエラーをトラップして初期値を入れるような形で対応していましたが、こういうのがスマートに実現できるっぽい。
本当は.NET2.0で追加された「アプリケーション設定」という仕組みを使おうと思ったのですが、どうやらこれは項目の追加が動的に出来ないみたい。
NEMCHI2はプラグインの設定情報も本体が保存するような形にするつもりなので、項目が固定だとプラグインの設定項目も固定になってしまってプラグインの自由度が低くなってしまう。
ただ、アプリケーション設定の機能自体はなかなか便利なので、.NET2.0で開発している人はこちらの記事を参考に試してみるといいかもしれない。
自分もImageDividerで保存先のフォルダと品質の数値を保存するために使ってみました。