こんにちはー、ここ最近の気候の変化についていけないA-takです。
今回はもう少し凝って、オリジナル要素を足してみます。
前回はパート毎にオン、オフして曲に緩急つけてみましたが、緩急のリズムが変わる時に一工夫欲しいところです。
こういう曲だと、ドラムがタカタカ連打されたりしますね。これです。
ありがちなこれを入れてみましょう。定番はそれっぽさを出すためには大事です。
タカタカ用に楽器を増やしましょう。
「+」を押して、楽器は「Drum Machine」の「Boutique 808」を選びます。こういう曲は808選んどけばだいたい大丈夫です。
タカタカを入れたい場所にカーソル持って行きます。
さっき追加した808を一回クリックして、ハサミマークを押します。下にドラムなのにピアノロールというのが出てきます。
左の鍵盤を押すと音がなります。ドラムセットの場合は、ちょっと特殊で各音階にシンバルとかバスドラムとかが割り当てられてます。今回のお目当てのタカタカ音はC1の二つ上の白い鍵盤、つまり「ミ」の所に割り当てられてます。
右のマス目にcommandキーを押してドラッグすると四角が書けます…が、最初の一つ目を書くと、まず一小節分のループが作成されて、画面が飛びまくりますが、慌てないでください(笑)
たぶん、ながーい四角ができてしまっているので、四角の右端をドラッグしてマス目一つ分まで短くします。
今回は1小節に16個四角が入るようにします。command + Cでコピーして、command + vで貼り付けたら楽です。間違ったら選択してdeleteキーで消せます。ちなみにピアノロールの左上の再生マークを押すと確認できます。
再生します。
タカタカ言ってます。まぁ、これでもいいですけど、ありがちなのは、最初は小さく後になるほどタカタカが大きくなるパターンですね。調整してみましょう。
左上のつまみが並んでいるようなボタンを押して、コントローラーで「ノートオンベロシティ」を選びます。右に折れ線グラフみたいなのが出てきました。これはさっき書いた四角と対になって表示されていて、線が上にあるほど、楽器を強く弾いた感じになります。
左下から右上にドラッグして線を引きます。少しコツが必要ですが、8小節目の最初の縦線からドラッグしはじめると線が引けます。
こんな感じでしょう。
再生すると、タカタカが徐々に大きくなるようになりました!
作ったパターンはループに登録しておけます。ファイルから「リージョンををループライブラリに追加」を選ぶと良いです。これで今後もタカタカ使いたい放題です(笑)
ただ、環境設定で、「適切な結果を得るためにフィルタを適用」を外さないと追加したループが出てきません。あと、間違って追加した物はFinderで直接LibraryのAudioから直接消さないといけないという微妙に不親切設計です。
できたのがこれ↓
だいぶ、らしくなったと思います。
パラメータは他にもいろいろある
さっきのようにマウスで線を引っ張るように変更できるパラメーターはノートオンベロシティ以外にもいろいろあります。
cutoff(カットオフ)なんかはいじってみると面白いです。これは指定した周波数以下の音のみを通すフィルタというもので、低く設定すると高音がほとんどカットされてこもった音になって、高く設定すると高音も含んだキラキラした音になります。トランスとかテクノだとこれを少しずつ多くしたり少なくしたりして音に変化をつけるのはよくあります。
ループにもこれ使ってる奴は既にあって、「Dance Floor Pattern 12」とかがそうですね。これを貼り付けてみて、コントローラーをモジュレーションに変えると、こんな感じでフィルタをグリグリいじって音に変化を加えているのがわかります。
ちなみにモジュレーションは本来、音の「震え」をコントロールするパラメーターなんですが、このループの場合、カットオフをコントロールするように割り当ててあるみたいです。GarageBandの最新バージョンはどうやら楽器毎に使いやすいように初期設定されているみたいですね。
使ってるテクはこれぐらい
作った曲で使ってるテクニックはこれぐらいです。これであれぐらいはできちゃうので、良い時代になりました(笑)
GarageBandですが以前のバージョンに比べると、画面がだいぶ変わっていてわかりやすくなった反面、残念ながら自由度が減っているようです。このあたり次回書いてみます。
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