Text Expanderがサブスクリプションになって、aTextに乗り換えしていたのですが、aTextもOSが変わって動かなくなっていて、こちらも有償化。それでスニペットツール難民になってましたがAlfredで代替できることをさっき知りました。
スニペットツールとは
昔書いた上の記事にもあるように特定のキーワードをキーボードで入力すると事前に登録しておいた定型文が自動で展開される仕組みです。おきまりのご挨拶文とかプログラムの定型的なテンプレートみたいなのとかを入れておくと便利です。
固定の定型文だけではなくて今日の日付を文章の中に入れたり、クリップボードに入っているテキストを加工したりする機能もソフトによってはあります。
私が特に多用しているのは日付の展開ですね。今日の日付とか明日とか昨日の日付をサクッとカレンダーをいちいち確認せずに入れたい。
TextExpanderやWindowsではPhase Expressに「dd0」と入れると今日の日付、「dd1」と入れると明日の日付が入るようにしていましたが、冒頭の状況で自宅のMacではそれができなくなっていたんですね。
Alfred PowerPackでできる
たまたま今日軽く調べたところ同じ事がAlfredでもできることを知りました。結局、有償ではあるのですがAlfredはPowerPackライセンスを買っていたので私的にはラッキーということで。いろいろ常駐ツール増やさなくていいし。
PowerPackを追加するとAlfred Preference > Feature > Snippetsの項目があるのでそこ開きます。
すると右に「Automatically expand snippets by keyword」の項目があるのでチェック。これでTextExpanderのようにキーワードを数文字打つだけであらかじめ登録しておいたテキストが自動で入力されます。
スニペットの追加は右下の「+」ですね。見ていただくとわかるように「2019-07-21」という形式で出力する場合は
{date:yyyy-MM-dd}
と登録しておくとよいです。
実はこの書き方はPowerPackのツールで登録するときの入力候補には出てきません。以下のAlfredのマニュアルみないとわからんのですよ。
Dynamic Placeholders – Alfred Help and SupportPowerPackのスニペット機能は以前から知っていて少し試したりもしたはずなのですが当時乗り換えしなかったのは、たぶんこのマニュアルを見てなくてISO形式の出力のやり方を知らなかったからなのかもしれません。
ちなみにハイフンで日付を区切る形式はISOで定義されている形式らしいです。スラッシュやドットで区切られるよりも視認性がいいので個人的にはいつもこの形式で日付書いてます。手書きの時も。
たまに利かなくなる
この記事を書いているときにChromeでスニペット展開が利かなることがありました。こんなメッセージがAlfredに出ている。
こちらに解決策を書いてくださっていた方がいらっしゃいました。
私もMac再起動したら直りました。ありがたいっす。
Alfred PowerPack持ってる方は是非活用を
そんなわけでスニペットツールが久しぶりに自宅のMacに戻ってきました。つい手癖で「dd0」と入れて空振りしてたので嬉しい😀
Alfredは本来キーボードからいろんな機能を呼び出すのがメイン機能なんですが、PowerPack追加すると結構マニアックなことができるようになります。TextExpanderがサブスクリプション化されて、そこまでお金掛けられないしなぁという人はどうでしょうか。
でも、Alfredがいきなりサブスクリプション化したら嫌だなぁ😅