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タスクシュートクラウド2契約してみた

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Taskchute Cloud 2が一般公開ということで契約して使ってみました。

タスクシュートクラウド2とは

[Taskchute Cloud 2 の画面]

すんごいざっくり言うとタスクシュートというタスク管理のメソッドに沿ったタスク管理ツールです。

TaskChute Cloud 2 | 「今日もできなかった」から抜け出す、「先送り0」を実現するタスク管理ツール

タスク管理というとToDoリスト的なものをイメージされると思いますが、タスクシュートは

  • その日一日にやることを順番どおりにズラッと並べる
  • タスクの開始・終了のログを取っていく

というのが特徴的です。

やる順番もある程度設計するというのと、タスクの実績が残るのでまた同じ事をやるときの見積に活かせるというのが利点です。

とりあえず記録を取るところからはじめて毎日やることはルーチンタスク化することで感覚ではなくリアルな数値で一体自分にはどれだけの時間があるのかというのを把握できるのが良くて、ずっとタスクシュートの手法でタスク管理をしています(誤解されるかもしれないので言っておくと、あくまで個人のタスク管理のみに使ってます。チームや中長期的なタスク管理は別でやってる)。

元々はExcelのマクロで動くツールだったのですが、それを@jMatsuzakiさんがクラウド化したのが「Taskchute Cloud」です。

「2」は「1」とは別物(今は特に)

Taskchute Cloudは私も愛用しており2がリリースされたということでさっそく使ってみましたが、別物の印象を受けました。

そう思ってしまったのは、やはりまだ「1」にあった機能で自分が必要としている機能が「2」にはまだなかったり、ちょっと使いづらい部分があるのと、一方では「1」にはない「ビュー」という画面をカスタムする高度な機能が組み込まれていてなんか目指している「思想」の違いを感じたからです。

実はTaskchute Cloudを使う前はタスクシュートっぽいアプリを自分で作って使っていて、この「ビュー」の機能を作り込むとなると相当な工数が掛かるのはなんとなく感じるんですね。他の「タスクシュートらしい」機能を差し置いてこれを優先度上げて対応したというのは、単純なバージョンアップとは違うなと感じたわけです。

正直言うと、最初はこの新機能にワクワクする反面、プロジェクト毎の工数をみるレビュー機能がないとか、スマホでみた時に横にスクロールしないと見渡せない使いづらさ、あと月額も500円程度から1000円程度と倍に値上げ、さらに「1」からの移行は一回きりで後戻りしづらいと言うところで「そりゃないぜ」って思いました。

ただ、リリース記念ライブを拝見すると、まだ機能が足りないのは開発者の方も承知で、レビュー機能も開発予定、値段はサービス維持する上では仕方なしと説明されていて、今は今後に期待して応援したいなという気持ちになっています。

今後機能が拡充されることで「1」と同等の事は出来るようになるでしょうから、期待して待ちたいと思います。

ノート機能が強い

ここからは個別の機能で気になったところあげていきたいと思います。

まずはノート機能ですね。力が入ってます。

その名の通りノートを書く機能なんですが、タスクのみならずプロジェクトやモード、タグに対してマークダウンでノートを残せるようになっています。

下の画像で言うと「ブログ」はプロジェクト、「ものづくり」はモード、「Taskchute Cloud2」はタグです。

それぞれの横にある矢印を押すとサイドピークで右にノート 兼 詳細画面が表示されます。

[タグのノートを開いたイメージ]
[タスクの場合はノートだけではなく開始時間などのタスクの情報編集も可能]

このノート機能、なかなか高機能でマークダウンエディタのほぼフル機能かそれ以上のこと出来そうです。なんと画像のコピペもできる。人ごとながらサーバーの容量とか大丈夫かなと心配しちゃう。

さらに上には開いたノートがタブで表示されて行き来もしやすい(開きすぎたらalt + Wで簡単に閉じれる)。

使い方としてはプロジェクトがわかりやすいですね。上の画像の例ではカテゴリっぽく「ブログ」とかをプロジェクトに入れていますが、例えば「○○アプリ開発」とかいうプロジェクトだと、まずやることの洗い出しとか検討とか概要とか関連する資料とかありますので、それをプロジェクトのノートに書いていくのはありかなと思いました。プロジェクトに関わる作業するときにすぐに参照できて便利そうです。

タグにノートは便利なのでは?

プロジェクトまたがるような内容で常に最新の情報を参照出来るようにしたい場合はタグつけてそこにノートを書くのも良さそうです。

例えばどのプロジェクトでも「見積」は同じような手順で行うならば、「見積」というタグのノートに見積の手順書を入れておいて見積のタスクにくっつけておけば良さそうです。Taskchute Cloud 2はタスク名の自動補完機能があって、過去の同じ名前のタスクを属性もろとも流用できるのでタスク名に「見積」と入れると手順書がくっついたタグ付きでタスク追加できます。こうしておけばタグから最新の手順書が簡単に参照できるようになりますね。

これをタグではなくタスクのノートに手順書を入れてしまうと困ったことになります。手順書は日々リファインされていったりするので、タスクのノートに書いてしまうのはいろんなバージョンの手順書が出来てしまう原因になってしまいます。タグだとそれが解決出来ますね。

こんな感じでチェックシートみたいなのをつけるのもありですね。

検索とエクスポートはない

今は全文検索はないので、あとで探したくなるような内容をタスクのノートにつけまくるのは後で探せなくなって困るかもしれません(開発は検討しているとのこと)。

あと今の所エクスポート系の機能がないのが情報を蓄積する場として積極的に使ってしまうと心配なところではあります。面白い機能だとは思いますが、今の所は自分はNotionへのリンクを貼るだけに留めるかもしれないなと思っています。

アイテム毎のリンクがある

タスクだったり、タグやプロジェクトだったり、ようするにノートそれぞれに個別のリンクが生成されるので、それを別の例えばNotionなどにリンクとして入れられます。

Notionでプロジェクトの情報をまとめていたりする場合は、そこからTaskchute Cloud 2側へ遷移することが出来ますね。

ただよくよく考えたら実際はチームで共有するタスク管理はできないので、個々の細かいタスクを指し示す機会ってあんまなさそうですけど、Taskchute Cloud 2側のプロジェクトのノートなどに情報いろいろ書き込んでたら、そこのリンクが欲しい時はあるかもしれないなと思いました。

プロジェクトの追加が楽

「1」の時はプロジェクト一覧の画面に遷移して追加が必要だったんですが、「2」ではタスク一覧の画面から直接新規にプロジェクト追加できます。非常にいい。

「1」の時はめんどくさかったので、プロジェクトはどうしてもわけなくてはいけない場合…私の場合はプロジェクト毎で工数を出さないといけない場合だけ細かくわけて、それ以外はカテゴリ単位でわけてました。これだけ気楽にプロジェクト追加出来るなら積極的に追加してもよいかと思いました。

今の所プロジェクトを一覧で見る画面はないんですが、いっそ一覧は見ない運用もありかと。

一覧がなくてもプロジェクト名をサイドピークで開くとメンテはできます。使わないプロジェクト消したくなるかもしれないけど、あっても邪魔にはならないしGMailと同じで削除ではなくアーカイブみたいな感じの運用で、放置でも良いような気がします(プロジェクトが膨大になったときにパフォーマンスが落ちるかとかはわかんないです)。

ちなみにルーチンの方は一覧画面があるんですが、普段のメンテは一覧からよりサイドピークからの方が探す手間がないので楽だと思います。

プロジェクト管理方面の進化が欲しいとは思いつつも…

冒頭にもチラッと書いたんですがタスクシュートは個人の一日単位でのタスク管理にのみ使っていて、もっと中長期的な管理や複数人でのチームでのタスク管理には使っていません、というか使えません。

タスクシュートは一日一日をガンガン進めていくツールでそれだけで価値があるので使っているのですが、もっと全体の見通しを立てるとか計画するのには不向きなところがあるなと思っています。

なので、WBSとかで大きな工程を階層管理して計画を別で立ててます。そこから細かい日々のタスクになったらタスクシュートに登録されるイメージですね。

ここの全体のWBSとタスクシュートの隔たりが煩わしくて、一貫して管理出来れば良いなと思って先に書いた自作のツールではそういう思想もいれようかと思っていました。

なので、全体を計画する機能がタスクシュートの上に乗っかるとシームレスで良いなと思ったりはしたんですが、今のタスクシュートのようにプロジェクトがあってタスクがあるという2層構造のシンプルな形だからこそ、しょっちゅう使うツールとしては軽くて使いやすい、変化にも対応しやすいところがあると思うので、下手にくっつけない方がいいのかもしれないですね。

シームレスにくっつけるというのは使いやすそうに見えつつも、そうするためにはシステマティックにしなければいけなくて、それが利用上の制約になり使いづらくなりかねないので、今のように日々のタスク管理と先の見通しの計画はわけたままの方がいいのかもしれないですね。

今日はこれぐらいで

元々タスクシュート自体がマニアックな感じなんですが、さらにマニアックな方向になったなーという印象です。

個人的にはなかなか面白いツールだと思うので、また気づいた事あったら書いてみます。

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