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Virtual PC 2004って便利かも

開発ってのはプログラムだけ作ってりゃいいなんてものではないので、ほかにもいろんなことをやります。
よくあるのが特定環境で起きる問題の調査。昨日は、SQL Server7.0の環境で問題が起きているのではないか?ということでSQL Server7.0の環境が必要になりました。
インストールしているマシンを探したのですが既にほかのことに使っており、空いてるマシンを探したのですが適当なマシンがないという状態で、最近MSDNに入ってきているVirtual PCのことを思い出して自分のマシンにインストールしてみました(本当は開発マシンに入れたくなかったんですが、他はメモリが少ない古いマシンばかりで入れられなかった)

Virtual PC自体のインストールは簡単に終了しました。CD入れてインストールするだけです。アクティべーションもありませんでした(MSDNのCDだからかな?)
Virtual PCを起動すると、まずバーチャルマシンの作成のウィザードが始まります。
これも、特に難しいこともなく割り当てるメモリや何のOSを入れるかという指定をすればOKです。今回はWindows NT4.0を入れてみました。メモリの設定なども最初から適当な数値が入っているので、デフォルトでどんどん進めていっても問題なさそうです。
途中にバーチャルハードディスクの保存先を聞いてきましたが、通常マイドキュメントの「My Virtual Machine」(笑)というフォルダに仮想ハードディスクの情報が書き込まれていくようです。うむ、わかりやすくていいじゃない。
ウィザードが終わるとウィンドウが開いて、バーチャルマシンが起動します。パソコン起動時の画面を模した画面(当然Virtual PCが表示している画面でパソコン起動時の画面と同じものが出るわけではない)が表示されてますので、OSのインストールCDを入れて通常のOSインストールと同じようにOSをインストールすればOKです。OSインストール中に再起動とかがかかると、ウィンドウの中のバーチャルマシンが再起動されます。変な感覚ですね(笑)
インストールが終われば、ウィンドウ内で新しいOSが動く状態になります。グラフィックドライバはVirtual PC独自のもの(?)が使われ、ドライブ関係はそのまま使用できます。
SQL Server7.0のCDをマシンに入れるとバーチャルマシン上でオートランが働き、インストーラーが起動しました。これも特にふつうにマシンを使っているときのようにインストールできました。
ネットワーク経由でこのバーチャルマシンのSQL Serverに接続していろいろ検証したかったので、ネットワークの設定も行いました。これも特に特殊な設定はなく、バーチャルマシンで動いているNTでネットワークの設定をしてIPを別に割り振ってあげるだけで、Microsoftネットワーク上にも別のマシンとして登録されました。
ホストOS(バーチャルではないほう)でアプリを起動して、バーチャルマシンのSQL Serverへの接続もできました。
ただし、バーチャルマシンはデフォルトではウィンドウがアクティブになっていないときはCPUのリソースがあまり割り振られないので、ホストOSのウィンドウをアクティブにしているとバーチャルマシン側の処理が極端に遅くなります。こういう使い方をする場合は設定を変えた方がよいでしょう。
ここまで設定した段階でマイドキュメントにできているMy Virtual Machineのフォルダをみてみましたが、1GBちょいのバーチャルハードディスクファイルができていました。Windows NTにサービスパック6、IE6、SQL Server7.0をインストールしたので、その分のサイズのファイルができることになるようです。ファイルは一つだけで一つのバーチャルハードディスクにファイル一つという構成なのだと思います。もっとごちゃごちゃファイルができるのかと思ったのですが、これはシンプルでいいですね。
もしかすると、このファイルをバックアップしておけば、その環境にすぐ戻して検証といったことができるのかもしれません。
まだ一回の検証に使っただけですが、ソフトの検証をする人にとっては、とてつもなく便利なソフトだと思います。自分はInstall Shieldを使ってソフトのインストーラーを作ったりもするのですが、これはOSごとのテストが絶対必須なので、テストが楽になるなぁと思いました。
また、Linuxも入れられるっぽい(実際やる人が調べてみてね)ので、WebアプリでLinuxのMozillaでみたときにどうだ?とか、Windows 98のIE4だとどう表示されるか?といったテストも簡単にできそうですね。逆にハードがらみの検証には使えなさそうな感じがします。たとえば特定のグラフィックカードの時に表示が乱れるとかね。
バーチャルマシンの環境の復元も簡単にできそうな感じなので、体験版とか怪しいソフトとかの実験場にも使えそうです。
例えば、Visual Studio .NET 2005のベータ版とかSQL Server2005のベータ版とかね。
ちょっと気になるのがこのバーチャルマシンのウィルス対策なのだが、バーチャルマシンはOS上で動いているアプリの一つに過ぎないので、ホストOSにウィルス対策ソフトを入れておけば、バーチャルマシンにはインストールしなくても良いのだろうか?
それだと、古い検証マシンを捨てて一つのマシンにVirutual PCを使って統合していけばウィルス対策ソフトの年間更新料もかなり節約できるはず。もしそうだったらかなりコスト減がはかれるかも。
(後で調べてみましたが、ウィルスバスターではリアルタイム検索にちゃんと引っかかるようです。ノートンもたぶんOKではないでしょうか)
まぁ、しかしそうでなくてもマシンの台数が多いってのは管理も大変だし、Virtual PC 2004の値段も1万5千円ぐらいで、べらぼうに高いものではないので、(うちの会社みたいに(笑))古い検証マシンが山ほどあるようなところは導入の価値があると思いますよ。

この記事を書いた人: A-tak

A-tak.com(えいたっく どっとこむ)の管理人。
Apple野郎なおっさんでしたが、ちょっと最近のAppleには飽き気味。
A-tak.comは2002年2月から運営(前身のサイトは1999年3月から)。今年で18年目!

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