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たかが言語

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ソフトウェアはプログラミング言語を使って作ります。
その作り方や書き方はプログラミング言語によって大きく異なります。

プログラミング言語はプログラマーにとって重要なものです。
大工さんが大工道具にこだわりがあるようなものと一緒で、プログラマーは言語にこだわりを持っている人が多いです。
ある言語が使いたいが為に仕事を選ぶ、というと言い過ぎかもしれませんが、それぐらいに言語というものを重要視する人もいます。

しかし、現実には、言語なんて所詮道具、そんなものはどうでもよい、という事になることが多いような気がします。
まぁ、たしかにそうです。どんな言語で作ろうとも、そんなのはコンピューター内部の動きの話で、使う側にとってはどうでも良いことなのです。
つまり短期的な視野で考えると、言語なんてどうでもいいんでしょうね。
言語に限らず新しい技術や開発手法もそうです。割とないがしろにされることが多いような気がします。

開発に携わってる人間からすると、こういうのが見えるとちょっと悲しい気になってきます。
確かにもういい年なんで、もっと大きなビジネス的な観点で物事を見るべきだ、言語なんてただの手段なんだ、と言うのもわかるんですがね。

基本的に開発という仕事、というかプログラムというのは、しんどい仕事です。
まず、プログラムはまったく問題なく動いて当然という風に見られています。しかし、バグを一つも出さずないプログラムを作るというのは至難の業です。
バグを出さないためにも開発者はいろんな可能性を考えながら、相当な気を遣ってプログラムを書いていかないといけません。
そして、絶対的に時間が足りないことが多いです。夜遅くまで働くことは多々あります。
だから、開発効率というのはとても重要視します。そして、言語によって開発効率は大きく変わってきます。

たかが言語、といっても、開発やってる人間にしては、毎日関係してくるものだし、品質の高くて後手間がかからないものが作れるか、健康的な生活を送れるかに関わってくるものなので、開発効率の良い言語があれば、なるべくそういうのを使っていきたいし、スマートに作れる手法があればそういうのに取り組んでいきたいと思うものです。

まぁ、何が言いたいかというと、仕事なんてやっつけるしかないじゃん、とか、夢も希望も無いような考えではなくて、どんどん新しい情報を取り込んで、使えるものは使って、効率よくスマートに作っていけるような考え持って行きたいし、周りにもそういう理解が欲しいと思うわけです。

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