最近、Apertureのエフェクトの一つである”クロス処理”が楽しくてハマってます。
クロス処理(クロスプロセス)とは
クロスプロセス とは – コトバンク: “撮影したリバーサルフィルムを、わざとネガフィルム用の現像液で現像することで (あるいはその逆に、カラーネガフィルムをリバーサルフィルムの現像液で現像することで)、結果として元の色とは異なるド派手な色合いや高いコントラストなど現実とかけはなれた像となって現れる。”
元々はフィルムカメラの現像の手法のようですが、Apertureのようなデジタル現像ソフトでも、クロスプロセスをシミュレートする機能がついています。 クロス処理をかますと、日常の景色が一転ファンタジックな世界に変わります。
Apertureでクロス処理してみる
さっそく、この何の変哲も無い冬のくすんだ空が写った湖にクロス処理をかましてみます。
Apertureで写真を開いてインスペクタを表示させたら、その中の”調整”タブの中の”エフェクト”から”カラー”、”クロス処理1″を選びます。ただ、それだけ。
えい!
一気にファンタジックな世界に突入です! 「この湖には昔から不思議な言い伝えがあってな…」感が出ました。
ただの草はらの写真。ちなみに今回の写真はすべて単焦点レンズで撮りました。
なんか、急に「大草原」って感じになりました。色がはっきりして生き生きした感じが出ています。”ビネット”というエフェクトもかまして写真の四隅を暗くしたのもスケール感出すのに効果あったかも。
池すれすれまでカメラを近づけて撮った写真。なんか眠い感じで面白くないですが…
緑が強く出て、シャキっとした色合いに。非現実的でこれもスケール感がよくわからなくなって不思議な写真になりました。
加工は躊躇無くやるタイプ
「写真を加工でどうにかするなんて邪道だ」なんて思ってる方が結構いるらしく、私もPhotoshopで加工した写真なんて…と思ってました(笑)。たぶん、昔はいかにも加工したことがバレバレな雑な画像を目にすることが多かったから、その時のイメージが残ってるんじゃないかなと思っています。
最近の私は躊躇無く加工します。 家に帰って撮った写真見て、もう少し空が青い方が嬉しいな、と思ったら加工して空を青くしますし、トリミングもやります(トリミングはなんかやると変になることが多いので実際はあまりやりませんが)。
そもそも撮影するときも、意図してあまり余計なものは写さない方向を向いて撮るし、ドアップにしたりする。 やっぱり、せっかくだから綺麗な作品にしたいんですよね。写真は「アート」ですから(笑)
今回の写真はMacBook Pro with Retina display用のサイズにしてあります。レティナの大画面で観ると迫力が違いますよ。
Aperture
カテゴリ: 写真
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※価格は記事作成時のものです