QNAPの仮想環境機能を使ってみたかったので、メモリを8GBに増設した。
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QNAP TS-451では仮想環境を構築できる
QNAP TS-451では追加で「Virtualization Station」というアプリをインストールすることでQEMUを使った仮想環境が簡単に作れるようになっています。
仮想環境というのは、ハードウェアをエミュレーションするソフトを使うことで、コンピューターの中に仮想的なコンピュータを作るようなものです。
昔だったら用途毎に物理的なマシンを用意しなきゃいけなかったり、マシン節約するために一つのマシンにいろんなアプリを同居させて管理が面倒になったりしていたのですが、仮想環境のおかげでだいぶ便利になりました。
NASに仮想環境を作って何に使うのか?
そもそもNASに仮想環境なんか作ってどうするのか?と思ったのですが、仕事だったら部門内のちょっとしたサーバー用途にはちょうど良いですね。Wiki立ち上げて情報共有したり、グループウェア入れてスケジュール管理したりですね。
私は、Gitサーバーを建ててみることにしました。Gitはプログラムのソースコードの管理によく使われているもので、ファイルの修正変更履歴を簡単に残してくれるツールです。この手のソフトをバージョン管理システムといいます。
このブログは、デザインや動きを少しずつ修正していったりしています。iPhone6 Plusが出たら、デザインをiPhone6 Plusで見たときにおかしくならないように修正したり、最近サイト内の検索もGoogle検索に変えました。そういった時に、CSSやPHPのファイルを書き換えるのですが、うまく動かなかったら元に戻したりしたいし、うっかり間違った箇所を変更していないかをみたかったりします。Gitを使うと、このあたりが簡単にできるようになるのです。
仮想環境を使うにはメモリ増設は必須
QNAPで仮想環境を使うには条件があります。それはQNAPにメモリが4GB以上搭載されているということです。QNAP TS-451には1GBのメモリだけしか入っていませんので、メモリを増設してみます。
メモリ増設してみた
増設に関してはこちらにマニュアルがありましたので、その通りやってます。
まずは後ろのネジを外します。
機械のネジを外すなんて、Macに乗り換える前のPCの自作やってた2010年以来、5年ぶりぐらいです。気持ち的にちょっと面倒くさいです(笑)
外すとサイドのカバーがずらせるようになります。鍵が開いたマークの所までずらして外します。
こんな感じでずらして…
さらに中のネジを次々外していきます。
中のシャーシも分解していきます。これ、完全にPCだな。
結構、あらかた分解しないといけません。ここはシャーシとドライバーが干渉して外しづらかった。長いドライバがあると作業しやすいでしょうね。
下の白い所が空きスロットですね。
今回、思い切って最大の8GBまで増設することにしましたので、元々右に挿してある1GBのメモリは取り外しました。
代わりに4GBのメモリをそれぞれのスロットに挿します。作業し初めの時はめんどくさいだけだったのですが、なぜかメモリ挿す段階まで来ると、ワクワクしてくるのはなぜなのでしょうか?(笑)
無事増設。あとはケースを戻すだけ。
メモリは秋葉原のArkという店で4GB(Sanmax PC3-L12800 CL11)の2枚セットが8,123円でした。デスクトップ用ではなくノート用のDDR3L(PC3L)メモリになります。
次は実際に仮想環境を追加してみる
特に問題なくメモリ増設してQNAPの管理画面でもちゃんと8GB認識されました。
次は実際に仮想環境を追加してみます。
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