「運命的に見つかった!」というのは、不動産屋さんの演出だったのかもしれません。
ネットで探すもあまりよい物件は見つからず
最近は、なんでもネットで事前に情報収集というのが当たり前。足で探すというのは時代遅れだな、なんていう自身の思い込みもあって、引っ越し先もいきなり現地の不動産に出向いてなんてことはやりませんでした。
ネットでめぼしい物件を3つほどチョイスして、不動産屋さんに連絡して中を見せてもらうけど、どれも微妙に足りない。コンロが電熱線のタイプだったり、風呂とトイレが実は一緒だったりとか。
「今日はあきらめるか」とも思ったけど、ダメ元で地元の不動産屋へ行ってみることにした。
物件探しはお客様で?
不動産屋によって違うのかもしれないけど、自分が入った不動産屋は予算を伝えると、そのあたりの金額帯の物件のバインダーをドンと渡されて、「気になる物件合ったらページを引き抜いてください」というスタイルだった。お勧めとかそういうのないのか(笑)。
でも、これが結構良かった。バインダーには百件弱ぐらいあったのかな? その中から時間気にせずじっくり数件を吟味できた。2部屋のタイプを2つと広めのワンルームを1つ選んだ。不動産屋さんがあちこちに電話して空き状況を確認。既に埋まっている場合があるからとのこと。結局、3つえらんだうちの2つは既に埋まっていて、残ったのはワンルームの物件一つだけだった。
まさかの掘り出し物
正直、ワンルームは選択肢としてあまり考えてなかったけど、ちょっと広めだったので、それだったらワンルームもありかもしれないというぐらいの気持で物件を見せてもらったら、これが思いのほかよかった。
どうやらリノベーションしたそうで、内装がかなり綺麗で、設備もウォシュレットや風呂の自動湯張りとか一通り揃っていて便利に暮らせそう。あと照明も珍しいことに多灯照明で、よくある天井に一つシーリングライトがくっつているだけというありふれた照明じゃなかったのも気に入った。実は照明に関してはこだわりがあって間接照明を取り入れたりしていたので、この部屋にはグッときた。
DESIGN HOUSEのBlock lampがオサレで手頃な件 | A-tak.com
自分で見つけた感の演出!?
ちょっとだけ考えて、ここに決めよう!となりました。
たぶん、分厚いバインダーから時間かけて自分で選んだというのがあるからでしょうか? 他にもっといい物件があるかもしれないとか目移りしなかったし、いい物件をみつけたぞーという満足感がありました。これは不動産屋さんの演出でしょうか(笑)
不動産は未だに足で探すのも大事
私の感覚的な所ではあるんですが、不動産業界ってまだあんまりシステム化されていない印象があります。ネットに掲載するのもお金がかかるからでしょうか、すべての情報がネットに載っているというわけではなさそうです。結局は、足で物件を探すというのも必要そうですね。