Kobo Aura H2O ユーザーがKindle Paperwhite 2015を買って比較してみたよ。
目次
そもそもなぜKindleも買っちゃったのか
元々は溜まった楽天ポイントで本が買えるのと、50%OFFクーポンなどが乱発されていたのでKoboを使っていたのですが、貯まったポイントは使い切っちゃったり、クーポンも1,500円以上からしか使えませんとか10%OFF程度が多くなってきたので、Koboのメリットがかなり薄れてきていました。
次点はGalapagos Store。
ここでも紹介したように日経新聞購読でつかうポイントがどうしても余るので、それでいろいろ本を買っていました。
ところが、最近Kindleもコスト面ではなかなか頑張ってきている。昔はそんなに安売りしてなかったのに、他のストアより定価が安い場合もあるし、たまにやたらとポイント付与率が高い時がある。
あと、Kindle自体結構評判がいいし、解像度もRetina級というのと、Amazonプライムに入っていると、Kindleオーナーライブラリで一ヶ月一冊本が無料で、Kindle Paperwhite自体も4,000円値引きになると言うことなので、思い切って買ってみることにしました。
Kindle Paperwhite 2015年度版の外観からみていく
すげーちっちゃい箱でKindle Paperwhite2015が届いた!
Kobo Aura H2Oは上の方にスリープボタン付いているけど、Kindle Paperwhiteは下に付いてた。ちょっと珍しいね。
裏面はゴムっぽい素材になっていて、角も丸くなっていて持ちやすい。黒だからKobo gloのように汚れは目立たなさそう。Kobo gloは結構汚れ目立ったからなぁ↓。
ディスプレイの触感
Kobo aura H2Oのディスプレイも紙っぽさを出すためか少しザラザラしているのだけど、Kindle Paperwhite2015の方がもっとザラザラして紙に近い。もしかしたら、Koboの方が長く使っているから手の脂でつるつるになっているのかもしれないけど。
Kobo Aura H2Oと外観を比較
Kindle Paperwhite 2015とKobo Aura H2Oを並べてみた。H2Oの方がデカいし重量も重い。見比べてみるとKindleの方がちょっと黄色っぽい表示だ。H2Oの方が青白くて新品の紙っぽい。
重ねるとこれだけ違う。お風呂読書やってる自分としてはH2Oのように防水じゃないのは残念なところ。
厚みは見た目あんまり変わらない。H2Oの方がスペック上は0.6mm分厚いんだけどね。
ちゃんとパスワード設定が出来る
Kindler Paperwhiteは、端末にパスワードを設定できる。これ、Kobo Aura H2Oでは出来ないんです。本買うときもパスワード無しで買えるから危ないなぁと思うんですけどね。PC繋げて中身を簡単に見れる端末だから、たぶんセキュリティ強化するの難しいんだろうな…。
パスワード入力のキー反応が悪いのがちょっとだけ気になるけど、まあ慣れて気持慎重に打つようになってからは、そんなでもないですが。
広告モデルの広告
自分は広告が入るけど2,000円安いタイプを買いました。広告はスリープ時とスリープ解除時に全面で、トップ画面と本の一覧表示の時に下の方にバナーが表示される。スリープ解除時は上の写真のような感じで表示される。スワイプで次の画面に移れる。ワンステップ入るけど、スワイプの反応は良くて、そんなに気にならない。むしろ、本を紹介してくれてる感じで自分は面白がってる。
トップ画面
トップ画面はこんな感じ。月替わりセールの表示が嬉しい。koboより好きだな。
ハイライト機能ができるやつ
Koboより断然良いのが、本へのマーキング。指で本文をなぞると蛍光ペンでマークするように印をつける機能。Koboはソフトが悪いのかとにかくマークしづらい。思ったようにマークできないからイライラする。それにマークした物をあとで見るのも面倒。
Kindleの場合、普通に狙ったところをマークできる。Koboと比べると雲泥の差。さらに、Koboと違って再活用しやすい。
マークした文章は、Kindleの「マイクリップ」という本の中にまとめて表示される。MacにKindleを繋いで、Kindle > documents > My Clippings.txt をテキストエディタで開いても確認出来る。
マイクリップからTwitterにつぶやくことも出来る。ただマイクリップからだと本のリンクが出ないのはちょっと残念かな。本から直接引用してつぶやくと本のリンクも出るけどね。
Amazon Kindleのサイトからも確認出来るので、そっちからの方がMacなどから見るときは楽かもしれません。
Kindleユーザーが絶対使うぺき個人ページ”kindle.amazon.co.jp” | ソファに寝ながら考えた
Amazon Kindleのページの使い方についてはこちらで丁寧に紹介されていた。ありがとうございます!
こちらによると自分で設定しない限りは勝手にハイライトや書き込みが見えることはなさそう。自分で試した感じでは、Twitterなどにシェアしたものは、リンク辿るとその時シェアした物以外も見える仕組みみたいね。
面白いのが、本の中に他の人が何人ぐらいそこをマークしたかが表示されるところ。情報集めるための読書ならば、とりあえずハイライトされている数が多いところだけ拾い読みするとか、そういう使い方もできるかもね。ビッグデータ的な解析と組み合わせるとなんか面白いこと出来そう。「このセンテンスに興味がある方は、こちらのセンテンスもお勧めします」とか、さらには本の垣根も飛び越えて、別の本のこのページをおすすめしますとか(笑)。
ページ毎のバラ売りは10年前に始めてたみたいだから、本当にそういうのできるかも(笑)。
米アマゾン、本をページ単位でばら売りへ « WIRED.jp
X-Ray機能がお茶目で面白い
X-Rayという機能があって、本の中の登場人物や単語を拾い出して表示することで俯瞰して本の内容を理解出来るという機能らしいが、機械的に処理しているのか、「なんでそこにフィーチャーするんだ?」って感じで面白い(笑)。
上の写真はプロブロガー本で「人物」を表示したところ。なぜかアニメ声優の水樹奈々がフィーチャーされてる(笑)。著者の一人のするぷさんが水樹奈々ファンで本の中に少し出てきているからなんだろうけど、なんか面白かった(笑)。
小説では、その人物が出てきているページを拾い出してくれるから、「コイツ誰だっけ?」という時に思い出しやすくて便利かな、と思った。
人物と同じようにトピックというところで、単語を拾ってきてくれるんだけど、これもどういう基準で拾ってるのかよくわからん(笑)。小説とかだと地名の説明が入ってるのでイメージしやすくて良いのだけどね。
単語帳機能もおもろい
小説とか読んでてわからない言葉の意味とか読み方とか、わざわざ調べるのが面倒で読み進めちゃうですが、Kindleは文字の選択がしやすいし、辞書機能が優秀なので、めんどくさがらず調べる気がおきますね。やっぱり、小説でもちゃんと理解しながら読めた方がいいですし。
あと調べた単語は「単語帳」という所に自動的に記録されていきます。英語の勉強のために洋書読むのもいいかも。覚えた単語は印をつけていくこともできます。
本のナビゲーションもKoboよりよく出来ている
初めて読む本は最初に概要が表示される。シリーズ物だと全部で何巻あるか出てくるのは親切だな。
あとどれぐらいで読み終えるかも出てくる。続き読んで寝るか、今日はここまでとするかの判断に役立つ。
これいいなぁと思ったのが、シリーズ物だと閉じる前に下の方に次の巻を開くリンクが出てること。Koboだと、また一覧から探さないといけないからな。
文字や絵の見やすさ
解像度はKobo Aura H2Oが265dpiで、Kindle Paperwhite2015が300ppiでPaperwhiteはiPhoneの326ppi並の解像度をもっている(iPad Airは264ppiなので、Paperwriteの方が超えてる)。実際、二つを並べて見比べると漢字の横棒とかの細い線が、Kobo Aura H2Oの方が少しぼやけてるかなと感じる。Paperwhiteは滲みすらないのが凄い。ただ、正直よーく見比べないとわからない程度でKobo Auro H2Oの解像度でも私は満足だと思った。
漫画も同様ですね。漫画の場合はどっちかいというとディスプレイが大きいKobo Aura H2Oの方が迫力あっていいですね。とはいえども、漫画は見開きで読みたいのでiPad Airで読むことが多いですが。
自炊はやっぱKoboだよな
自分でスキャンした本は大容量のSDが使えるKoboだよなぁと思う。そんなわけでKindleでしか本を買わなくなったとしてもKoboは使い続ける事になると思う。
Kindleは良い端末だ
動作もKindleの方がスムースな気はするが、入れている本の数がKoboの方が多すぎるので、どっちが早いかは比較できない。ただ、全般的にソフトの作りとかKindleの方がよく出来ている気がする。Kindleの方がいろいろやってくれそうな気がするので、最近本の安売りが弱くなったKoboよりはKindleの方がお勧めかもしれないなと思いました。
H2Oの防水もなかなか捨てがたいですけどね(笑)
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