これはヤバイな。延々やっちゃいそう。PS4もってるならプレイすべきですね。
どんなゲームなのか
核戦争で崩壊したアメリカのマサチューセッツ州が舞台のPS4・XBOX ONE・PC対応のRPGです。
前作はPS3で発売されましたが、今回は次世代機のみですね。前作のレビューはこちら。
前回も同じようなタイトルで書いてた😀いや、おもしろいんですよ、今回も。
前作同様、雰囲気としては60年代のアメリカの雰囲気のまま科学が発達し、それが核戦争によって壊滅したという感じになっていて何もかもが少し「古臭い」世界。
廃屋に残っている家具や電化製品や自動販売とかのデザインが洗練されてなくて、核によりそれらが朽ち果てて転がっている。レトロな廃棄物ってノスタルジックな気持ちになるのは今とオーバーラップするんだけど、実はもっと未来のお話というのが不思議な感覚。
物語は核戦争前から始まるのだけど、主人公はコールドスリープで200年後に目覚めてしまう。生き別れてしまった息子を探しに荒廃した世界を旅していく…というのがメインのストーリーです。
やることが多すぎて全然話が進まない
メインのストーリーはそんな感じなんですが、これ書くまですっかりそのこと忘れてました😀
というのも、サイドクエストとか武器のカスタマイズとか拠点の開発とかが面白くてメインのストーリーのこと忘れちゃってたんですね。
サイドクエストが多いの前作と同じで何かのクエストを進めるために新たな土地に向かっている途中で人が住んでいる所が見つかって、新たなサイドクエストが発生するという感じでやりきれないぐらいクエストがある。
荒廃した世界の中でもいろんな目的をもって活動している集団がいくつかあって、例えばB.O.Sというグループからは人がオーバーテクノロジーを使ってまた世界を壊さないように、残っている技術を回収するクエストが依頼されたりする。
プレイヤーはサイドクエストをやっていく中で200年眠り続けて浦島太郎状態の主人公と同じように世界を知っていくことなるのです。うまくできてるなぁ。
あと、今回武器のカスタマイズができるようになっています。
あちこちに残されているジャンクを回収してそれを材料に武器を強くしていくのです。前作ではジャンクは売ってお金にする使い道しかなかったのですが、今回はクラフトの材料に使えるようになったので、「廃墟あさり」がより意味のあるものになってますね。
それとクラフトでいうと拠点の開発ができるようになっています。拠点とは世界に複数存在する人が住んでいる場所で、マインクラフトのようにパーツを設置して好きなように建物を作ることができます。
そうすると人が集まってきて、その人達に指示して作物を育てたり店番をさせたりということができるわけです。店があると集めてきたジャンクを売れるし、余った作物や水を売ってお金に変えることができます。
作物などの資源が取れるようになってくると、レイダー(ならず者)が攻めてくるようになるので、自動マシンガン装置的なものを配置して防御を固める必要も出てきます。倒せば身包みはがして売ることができるので、敵が来るルートにトラップ仕掛けて一網打尽にするというのもなかなかおもしろいです。
拠点開発はやらなくてもゲームは進められるようなのですが、便利になるのでやってみるとおもしろいと思います。
拠点開発もやり始めるとそれだけで何時間も過ぎてるので恐ろしいですが😀
以下、作った拠点の写真を貼っておきます。
仲間と旅する
前作同様仲間を連れて旅をすることができます。前作はすぐに死んでそれっきりで結局一人で旅していた気がしますが、今回の仲間は瀕死になると倒れ込んで敵の攻撃対象から外れるので、なかなか死ぬことはないかと思います。
あと、前作では主人公は一切しゃべらなかったのですが、今回はボイス付きです。
ほんと広いマップにはいろんな風景が広がっているので、歩き回ってるだけでも楽しいゲームです。GTA5とかに比べると画面はそこまで綺麗ではないですが、荒廃した世界はリアルに表現されていてすごいですよ。
完璧に全てをこなすのは不可能な程壮大なゲーム
とにかくやることがたくさんあるし、人との会話では選択肢によって敵対して倒さざるえなくて取り返しのつかない要素もたくさんあるので、すべてをやり尽くすのは不可能なゲームです。流れに身を任せてなるようになるという感覚でやらないとクリアできないでしょう。
メニュー画面の文字が見づらいとか、前作ほどではないけどバグで止まったりする難点もありますが、PS4やってるなら是非やってもらいたいゲームですね。