今回は私がIRKitを何に使っているか紹介してみようかと思います。
目次
私のリモコンアプリの画面
前回は「IRKit」が学習リモコンと比べて何がすごいのか説明しました。
俺…次世代を生きてる! 〜スマホからテレビやエアコンを一括操作する未来ガジェット その1 | A-tak-dot-com
今回は、実際にどういう風に使っているか紹介してみたいと思います。
リモコンNK
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
リモコンNKは高機能なIRKit用リモコンアプリです。公式のIRKitリモコンアプリもあるのですが登録できるボタンの数が少なく、やや不便です。
私のリモコンNKの画面は今こういう風になっています。
右上の編集ボタンを押して、IRKitにリモコンの信号をどんどん覚えさせて、それをボタンに割り当てていきます。
そのボタンをマス目上の枠の中に自由に配置して、オリジナルのリモコンを作っていく感じです。
見てもらうとなんとなくわかるかもしれませんが、一つの画面にテレビからHDDレコーダー果てはエアコンやルンバやスピーカーの電源までボタンを置いています。中身を少し説明していきますね。
左上:テレビ・HDDレコーダー エリア
左上には「テレビ電源」ボタンを置いています。HDDレコーダーは番組表(というか録った番組の一覧)のボタンを押すと電源が入るので、電源オフのボタンしか置いてません。
テレビとHDDレコーダーとONKYOのアンプは、HDMIリンク機能で連動してうごいてくれるので、テレビ電源ボタンを押すと、テレビもHDDレコーダーもアンプもまとめて電源がオフになるようになっています。そのためそれぞれの機器ごとにボタンを登録しなくてもよくてシンプルに済んでいます。
そういやテレビのチャンネル切り替えボタン登録し忘れてるな😅
テレビは録画でしか見ないし、うっかりチャンネルボタン押してしまうよりは、このままの方がいいかもしれない。
HDDレコーダーには本当はもっとたくさんのボタンがありますが、よく使うボタンだけを登録しています。私は元々学習リモコンによく使うボタンだけを登録して使っていて、数年それ以外のボタン使わなくても済んでますから、すべてのボタンを登録する必要は無いかなと思います。
右上:エアコン エリア
右上はエアコン関係ですね。だいたい自動運転に任せていて、ちょっと暖房が効きすぎるなという時は「温度-1」というボタンを押すと、少し低めの温度設定で運転させるようにしています。
「エアコンオフ6h」というボタンがありますが、これは寝る前に「入」タイマーを6時間にセットして、エアコンをオフにするという一連の操作を実行してくれるボタンです。
真ん中に操作を並べていくのですが、こんな感じで複数の操作を一つのボタンで実行することができるのもIRKitとリモコンNKの組み合わせで便利なところです。
あと、真ん中あたりには自動お掃除ロボットのルンバを起動するボタンもあります。通常はタイマーで家に居ない時間に動かしているので特に使うことはないんですが、たまたま家に居るときにルンバが動くとうるさくて止めることもあって、その後外出したときに掃除させるのは便利かな?と思って登録しています。
左:スピーカーエリア
私はMacにSoundSticks Wirelessというスピーカーをつなげています。
MacBook Pro with Retina display用にSoundsticks Wireless買った | A-tak-dot-com
電源はウーハーの後ろにあるので操作しづらい。これはちとマイナスですな。
かっこいいスピーカーなんですが、こいつの電源スイッチが後ろにあってちょっと押しづらい。
奥に見える黒いのが電源スイッチ。これに手を回して押し込むのがちょい面倒。それでリモコンで操作できる電源タップを使っています。
この無骨なフォルム😅
以前、テレビの後ろに間接照明仕込んでこれでリモコン操作していました。今はHueに取って代わったので余っていたのです。こいつですが後ろはコンセントに差し込むようになっていて表は電源プラグを挿せるようになっています。リモコンで電源プラグを挿した機器に電気を流したり止めたりできるようになってるんですね。
SoundSticksのスイッチはONのままにして、このタップで電源を操作するようにすることで、わざわざ押しにくいボタンを操作しなくても済むようにしました。地味に便利。
ちなみにこの電源タップ、複数設置してもONにすると一気に電源入ってそれぞれを別に操作できないらしいので、そこは注意です。
実は前回の記事にも出ていたIRKitの後ろにいるやつですね。
IRKitの赤外線は広がるみたいでこんな風に真後ろにおいてもちゃんと反応します。
中央〜右下:HDDレコーダー操作 エリア
HDDレコーダーの上下左右の操作キーや決定ボタン、再生スキップを並べてます。削除は見終わった番組を削除するボタンですね。
左下:アンプ操作 エリア
テレビもHDDレコーダーもPS4もAppleTVも音声はONKYOのアンプ(ホームシアターセット)から出るようにしています。
ホームシアターセットを新調した/BASE-V20HD | A-tak-dot-com
こいつの音量調整と入力切り替えのボタンを並べてます。本当は一発でPS4の入力に切り替えたりしたかったけど、ダイレクトに切り替える方法がなかったので、普通に上下キーでポチポチ切り替えてる。残念
二画面目はこんな感じ
リモコンNKはリモコン画面を複数作成できます。
2画面目はAppleTVのリモコンを登録しておきました。だいたいiPhoneのRemoteアプリ使いますが、たまに繋がらない時があるので、そのときはこれを使おうかなと思ってます。
ちなみに編集モードで一番上あたりを押すと画面毎に名前がつけられます。
ウィジットがなにげに便利
リモコンNKはiPhoneの上から下にスライドすると出てくる「今日」のウィジットにボタンを配置することもできます。
これがないと毎回iPhoneのロックを解除しないといけなくて便利さ半減なので、特によく使うボタンは登録しておくと良いと思います。
リモコンNKの設定に「通知センターへのボタン配置」から設定できます。空いてるところを長押しすると、既に登録しているボタンを流用できますよ。
出かけるときにエアコンを自動で切る
Geo IR
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
Geo IRというアプリを使うと、位置情報を元にリモコン操作ができます。
私は自宅を離れた時にエアコンの電源オフを送信するようにしました。仕事終わって家に帰ったときに、消し忘れたエアコンが動いてると、結構がっかり来ますからね😅
安全面は考えよう
このようにIRKitは非常に便利なんですが、うっかり動かして危ない機器は登録しない方がいいでしょうね。特にヒーターなどの熱を発する機器にさきほどのリモコンスイッチをつけて外から操作するとかは、火事の恐れがあるので控えた方がいいかもしれません。
そのあたりクリアできれば、家の家電をすべてIRKitで制御というのはありですね。