iQOSは「質」がイマイチなのでVape(ヴェイプ)に乗り換えた。
目次
iQOSはいろいろと質が悪い
ほぼ一年半前にタバコからiQOSに乗り換えました。
ヤニも少ないし、吸っても気持ち悪くならないので愛用していましたが、長い事使っているといろいろと不備が目に付くようになっていました。
本体
とにかくよく壊れる😅
最初はフタが閉まらなくなり、交換したものの今度はスティックの発熱ブレードがいとも簡単に折れた。スティック交換するも今度は充電がすぐに切れて即吸えなくなるという不具合に…。
ヒートスティック
iQOSで使うタバコの葉っぱをヒートスティックというのですが、これが物によって質がバラバラ。具体的には中の葉の状態が悪くてスティックに刺さらない事が多い。
iQOS辞めたときに最後に買ったヒートスティックは、ほぼ一箱そんな状態で全然吸えなかった。これでiQOSを吸う気がだいぶなくなりました。
サポート
最近はだいぶまともになっている気がしますが、サポートがイマイチ。急に登録に必要な情報が不足しているとかメール送ってきて、そのメールもフィッシングメールのようなよくわからないドメインから送ってきているし、そもそもiqos.jpのサイト自体がいろいろい不備があったり、いろいろ駄目な感じです。
本当はiQOSが故障しておかしくなったので、新しいバージョンを買おうと思ってサイトにアクセスしたのですがログインできず、問い合わせたら年齢確認に免許証の画像が必要との事で送ったら、裏面も必要だと言われたので送ったのですが、そこからなぜか何の返答もないので、iQOSやーめたということになってしまいました。
Vapeに乗り換える
Vapeは、iQOS買う時から名前は知っていたのですが、なんかただの水蒸気を吸ってるだけということでタバコの代替にはなり得ないと思って、あまり興味ありませんでした。
ところが会社でVapeに乗り換えた人も出てきて、iQOSも調子悪いので試しにVapeを使ってみることにしました。
Vapeとは
Wikipediaの電子タバコのページに説明あった。電子タバコの俗称がVapeなのね。
リキッドという液体を加熱し霧状にする装置で、その霧をタバコの煙のように吸って楽しむ。
リキッドは多種多様でメンソールだったり、エナジードリンクを模した物だったり、柑橘系などいろんなタイプがある。
装置の方もいろんなメーカーがいろんなMods(本体)とアトマイザー(噴霧器)を出していて組み合わせて使う。
まずはスマートな「Emili」をつかってみた
そんなわけでさっそく初心者向けっぽい「Emili」という本体を買ってみた。
見た目はタバコのように細いスティック状。
透明のプラスチック部分はドーナツ型になっており、円周部分にリキッドを入れて使う。吸うときは銀色のボタンを押しながら吸う。押している間だけコイルが熱せられて水蒸気が発生するという仕組み。
押すとほぼ瞬間的に水蒸気が出てくる状態になるので、本当に吸うときだけボタンを押しながら吸う形になる。
ケース部分は充電器も兼ねており、ケースにしまっておくと本体に充電もしてくれる。
煙…というか水蒸気はタバコに比べて多く出る。しかし、最初吸ったときは「全く吸った気がしない」という感じで、これはiQOSにすぐ戻ってしまうなと思いました。
いろいろ調べたところ、この物足りなさの原因は「ニコチン」で、ニコチンが喉に刺激を与えることで吸った感を感じているということのようです。
日本で販売しているリキッドにはニコチンが入っていませんので、これはあきらめるしかありません。
あといろんなリキッドがありますが、Emiliで吸うとほとんど味も香りもしませんでした。本当に最初のうちは香りとか味を感じる事が出来ていた気がしたのですが、途中から何もわからなくなり、吸ってる感もなくなってしまいました。
そして爆煙タイプの「iStick Pico」へ
Emiliを2週間ほど使いましたが、やはり「物足りない」。
ほんと勿体ないんですが、爆煙タイプと呼ばれるVape本体を新たに買う事にしました。
そして買ったのが「iStick Pico」です。
飯田橋にあるVape専門店の「Vape Royal」で買ったのですが、Amazonで売ってあるスタートキットとかに比べるとだいぶお高くなってしまいました。二倍ぐらい😅
結構アトマイザーの初期不良が多くて、なかなか分解できなかったりするようで、実際にそういうのに店頭で当たってしまったので、トラブルにならずに良かったかなと思ってますが。
あとアトマイザーがスタートキットについているMELO3ではなく、Athon 22というのにしたので上からリキッドを注入できて非常に便利です。
見た目はEmiliに比べるとだいぶゴツいのですが、ポケットに入るぐらいのコンパクトさはあります。あと、どうせVape吸うならこれぐらい存在感あるヤツの方が満足感あるかもしれません。
本体はブラッシュド・シルバーという色にした。普通のシルバーにヘアライン加工が入っていて高級感があります。
iStick PicoがEmiliより優れているのは、コイルのワット数を調整できることです。ワット数を上げると熱く濃い味の蒸気を作る事が出来ます。
あまり濃すぎるとむせたりするので、程良い自分好みの設定値を見つけるのが楽しかったりします。気分によって、またはリキッドによって設定をいじってみるとよいでしょう。
マスカットボムとセックスオンザビーチというリキッドを買ってみたのですが、前者は25Wぐらいまで上げても良くて、後者は20Wぐらいにしないと濃くてむせました。30ワットぐらいにするとiQOSぐらいの熱い蒸気になり、味もかなり濃くなる(そしてむせる)。
Emiliだとどのリキッドもほとんど味がしなかったので、これだけ濃く味が出せるというだけでもiStickを買った甲斐があったかも。
吸い口もEmiliに比べると口径が大きいので、思いっきり吸ってもリキッドが直接口に入ってくる心配もなさそうです。
タンク部分はEmiliはプラスチックですが、こちらはガラスでこれまた高級感があります。ガラスの中にリキッドが満たされている様子は、なんとも言えないかっこよさがあります。
ロゴ機能で遊ぶ
iStickの説明で最初見たときに意味不明だった機能が「アップデート機能」。なんと本体のファームウェアをアップデートできるらしい。電子タバコにアップデートってなんなのよ、と思ったら、液晶部分の表示を切り替える機能だったり、ファイアボタンを押した最初の数秒は設定値より高いワット数で素早く温める「プリヒート」機能などが追加されるとのこと。
アップデートの中でも吸い終わったタイミングで好きなロゴを表示する「ロゴ機能」というなんとも愉快な機能があったので、うちのサイトのロゴを作ってみた😆
Adobeのフォトグラファープランに加入しているのでPhotoshopで作ってみた。
横96ピクセル、縦16ピクセルの2値ビットマップを作る必要がある。
これをそのまま二値(白黒)のビットマップにすると淡い色の所がすべて真っ黒になるので、コントラストを上げまくって一旦グレースケールにした後、二値に変更。
最終的にはcommand + 「+」キーで拡大しまくって、手書きで修正した。
メニューから「ウィンドウ」 – 「アレンジ 」- 「xxxxを新規ウィンドウで開く」で縮小版も同時に表示するとイメージ掴んで作業しやすい。
他にもいろんな機能があるので、本家サイトのInstructionのPDFを読むとよい。
http://www.eleafworld.com/softwares-for-istick-pico/
喫煙者が乗り換えた場合のVapeの吸い方
Vapeはタバコのように口の中に煙を溜めた後に肺に吸い込むやり方だと、かなり物足りない感じがすると思う。
深呼吸するように直接肺に吸い込む方が、のどごしが感じられて良い。
実はEmiliでもメンソール系であれば、この吸い方だと喉にダイレクトに刺激が伝わってタバコと同じような満足感が出やすい。これはどうやら水タバコのシーシャと同じ吸い方らしい。
iStick Picoだとエアフローの調整もできる。エアフローを締めると吸い心地が重くなり強めに吸う形になる。
これも好みによって変えるとよくて、自分は吸った感が欲しかったのでエアフローは締めて重くしていたが、エアフローは軽めの方が楽に思いっきり吸える事に気づいたので今は軽めのエアフローにしている。
喫煙者なら爆煙タイプを選ぶべし
喫煙者がVapeに乗り換えるなら爆煙タイプをおすすめします。吸ったときの満足感を得るにはEmiliのようなシンプルなタイプだとちょっと力不足かもしれません。
また、iStickのようなタイプだとバッテリーも劣化したら交換できるので、本体が完全に壊れるまで長く使い続けられるというのがメリットのようです。Emiliなどは一年ぐらいでバッテリーの寿命が到来するようです。
ニコチンの刺激の代わりに、大量の煙と香りを楽しむ爆煙タイプのVapeをA-takはお勧めします。