Youtubeでも2024年買ったもの紹介をしてみたのですが、尺の関係で語りきれなかったことをブログの方で補足してみようかと思います。すごく長くなったのでいくつかの記事にわけます。
※Amazonのアソシエイトとして、A-TAKは適格販売により収入を得ています。
目次
Synology DS923+(NAS)
なにげに今年のベストバイだったかもしれないSynology DS923+。
動画でも言っているのですが、長年課題だったWindows PCのバックアップが理想的な形で実現できたというのが大きいですね。このあたりは以前ブログに書いています。
SynologyのNASでやっと理想のデータバックアップができるようになった | A-TAK a-tak.com
Macの人はTime Machineがあるからあたりまえかもしれないですが1時間に一回自動的にバックアップされていると、ほんと助かります。
一昨日もDaVinci Resolveのメディア管理からタイムライン単位でバックアップして素材もタイムラインで使ってる部分のみバックアップするようなやり方したんですが、それを再度読み込んだらタイムラインがめちゃくちゃに復元されて、その時は元のプロジェクトも素材も消してしまってたのですが、このバックアップのおかげですんなり元のプロジェクトを戻すことが出来ました。
他にもPC再インストールしたときにMX Creative Consoleの設定ファイルバックアップから戻せたり、DaVinci Resolveの設定も簡単にいつもの状態に戻せたりほんと精神衛生上よいですね。
わかりやすいUIでいつ時点のデータを戻すか選んで必要なファイルを復元できます。よいです。
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動画編集用PC
これ完全に動画で取り上げるの忘れてました(笑)
RTX4070Ti Super 16GBという、これだけで15万近くするGPUを搭載したPC自作しました。20年ぶりぐらいのPC自作。
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スペック的には前のPCもRTX3060 12GBでDaVinci Resolve使うには十分だったんですが、後のUSB端子を昇降デスク上げ下げしたときに破損させてしまっていたり、そもそもUSB端子が不足気味だったり、TYPE-Cの端子が全然なかったり、マザーボードの電圧表示が異常だったり、マザーボードの問題と思い込んでたんですがUSB機器がうまく動作しないとか、いろいろ不具合が多くて買い替えしました。
結局USBがうまく認識しない問題はマザーボードのせいではなくてLogicoolのRGBライティングのドライバのせいだったんですけどね。https://note.com/embed/notes/n5204683db0af
自作PCの細かい経緯は過去のブログに。
20年ぶりにPC自作します | A-TAK a-tak.com
20年ぶりの自作PCの経過 | A-TAK a-tak.com
まあ、それなりに大変だったし失敗もあって無駄な出費もありましたし、しばらく環境が安定しませんでしたが、今は非常に快適な環境になりました。
ローカルで軽量モデルならAI動くようになったし、DaVinci Resolveもさらに快適になったし嬉しい。
CPUはAMD Ryzen 5 7600XでGPUに比べるとかなり安価な物を選びました。
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この選択はコスパが良い選択をしたなーと考えていたのですが、GH7で10bit 4:2:2 Long GOPで収録した素材はNVidiaのハードウェアデコード支援が利かないことがわかりちょっと失敗したなと思いました。
またもやXで教えていただいたんですが、どうやらRTXシリーズはH.265 4:2:2 10bitのハードウェアデコードに対応してないそうです。
あぁ、NVEncはH265 422 10bit非対応なのでスクラブスムーズにいかないですね…。おそらくCPUでソフトウエアデコードしてるはずです。
IntelCPUのiGPUならハードウェアデコードできるんですが…。— OMA (@Mr_O_1984) December 15, 2024
Video Encode and Decode GPU Support Matrix Find the related video encoding and decoding support for all developer.nvidia.com
たしかにここのNVDEC(NVidiaのデコーダー)の対応形式見ると、そもそも項目に4:2:2 10bitがありません(逆に4:4:4はあったりしますね)。
Intel系CPUでは対応しているモノがあるので、ここはちょっと失敗しましたね。
サイズは大きいけど編集が軽いAll Intra収録をなるべく使おうかと思います。それか10bit 4:2:2 Long GOPでプロキシを毎回作るかですね。
あと、光らせました(笑)
今までPCなんて光らせてどうすんだよなんて思ってたんですが、やっぱり綺麗なんですよね。熱帯魚買ったことないけど水槽で熱帯魚鑑賞するのと似たような感覚なのかも知れません。
最初スチールのサイドパネルで中が見えなかったのですが、わざわざ同じケースのガラスサイドパネルバージョンを探してサイドパネルだけあとから入れ替えました(笑)
それからしばらく光らせ方をいろいろ調整してましたが、一周回って地味にゆっくり明滅するパターンにしてます。結局、ビカビカ点滅してると落ちつかない(笑)
UVカットアームカバー
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動画では尺の関係でカットしちゃったんですがUVカバーのアームカバーは夏に大活躍でした。
カメラを買ってフォトフォークをやったりしてたんですが、元々肌が弱いので日中を数時間歩くと完全に肌が火傷状態になるので、アームカバーは欠かせなかったです。
長袖みたいに腕を覆うので暑いようにみえますが接触冷感でちょっと風が吹くだけで涼しさを感じます。地味にオススメです。
あと夏場にギターを弾くときもこれを装着しておく腕がボディーにくっつかないので演奏しやすくなります。実はこれ目的で最初買ったんですが、当たり前の使い方の方が恩恵受けられました。
スケッチャーズ スリップインズ
[スケッチャーズ] スニーカー GO Walk Max_54600EWW メンズ CHAR 25.0 cm amzn.to
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私が買ったのはGOOD YEARとのコラボモデルですがみつからなかったのでスケッチャーズの別のモデルのリンクです。
手を使わず履けるというのが超絶楽ちんで、かつ履き心地も良いので最近外出するときは常にこれを履いているような感じです。
靴を脱がなきゃ入れない居酒屋とかでも出るときに玄関で手間取ると他の人の迷惑にもなるけど、これだと秒で履けるのでそういう時も楽です。
一方で脱ぐときは履くときほど簡単にはいかないので頻繁に履いたり脱いだりする場合はサンダルとか別の選択肢の方がいいかもしれません(それでも手を使わずには脱げるけど)。
動画でも言ってますが下り坂はつらいです。
おそらく構造上、履きやすいように足を前方にスライドさせる時は抵抗がないようになっているからだと思いますが、重心が足先にかかる下り坂だと親指に体重がすべて掛かって痛いです。ここだけは気をつけたがいいかもしれません。
Redmi Pad SE
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シャオミの安いタブレットを電子書籍用に買いました。
今まで電子書籍はiPadで読んでたんですが電池が持たなくなってきたので、買い換えようと思ったんですが最近のiPadは高いじゃないですか。
で、気の迷いで(笑)Surface Pro 8を買ったりもしたんですが、Windowsで動く各社の電子書籍アプリが正直かなりつかいづらく、Androidエミュレーターを使ってスマホアプリで読んでたりしたんですが、エミュレーターの起動が重いし、立ち上げっぱなしだとこれまた動作が怪しくなるのでやはりこまめに終了・起動するしかなく面倒でした。
やっぱりタブレットの方が快適だなということで、安いタブレットを買ってみました。
OSはHyper OSという独自OSで互換性とかいろいろ心配ではあったんですが、普通にGoogle Playでアプリは自由にインストールできますし、ストレージもmicro SDカードをさせば好きなだけ拡張できるので、たしかに微妙に動作がもっさりしてるものの、ギリギリ許容範囲かなという感想です。
SDカードへの書き込みはやや不安定な感触で、この前はカードが認識できないようになったのでSDカードをフォーマットしなおしました。
データはクラウドからダウンロードし直せばいいので実害はないですがiPadとかだと何十万もしますから、これぐらい目をつぶれるでしょう。
高速充電対応でバッテリーが切れたときも充電が早いのも良いポイントです。コンセントの所に持っていかなくても次に紹介するCIOのモバイルバッテリーでサクッと充電できるのは楽。
CIO モバイルバッテリー SMARTCOBYPRO-30W-PLUG
6,800円 (2024年12月30日 18:31時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する
これも動画で紹介忘れてた(笑)
新しくモバイルバッテリー買いました。高速充電とかあんまり気にしたことなかったんですが、本当に高速ですね(笑)
上に書いたタブレットとかも数十分で充電完了してるし、Pixel 7 Pro(スマホ)もほんと高速に充電できる。あとこの充電器自体の充電もかなり早い。すぐに満充電になります。
スマホとかタブレットとかの充電スペースをソファー周りに用意するのが面倒なので、充電がなくなってきたらこれで充電してあげるような使い方をしています。
出力は30WなのでノートPCによっては足りないかもです。
Elgato STREAM DECK+
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プライムデーでなぜかホワイトだけ安売りしてたので興味本位で買っちゃいました。
ちょうどこの頃配信にも興味があったのでOBS Studioで組み合わせて使ったりするのには非常に便利なデバイスでした。
OBSはPCだったりキャプチャボードから取り込んだカメラの映像だったりを画面のどこに配置して配信するかをシーンというものに登録できるのですが、それをボタンを押して一発で切り替え(スイッチングというらしい)できるのはめっちゃ楽だし、なんかディレクターみたいに「1カメ、キュウ!」ってカメラ切り替えるのはなんか楽しい(笑)
しばらく配信で遊んだりもしなくなってて飾ってるだけになってたんですが、最近はよく使うアプリやサイトを登録してランチャーとして使っています。
基本キーボードでガシガシPCを操作するので、今までは基本的にWindowsキー押してアプリの名前を入れて起動とか、ブラウザもアドレスバーにサイト名入れて開くとかをずっとやってたけど、履歴の状態によっては意図しないページが候補の最初に居座ったりとかして不便なので、そういう用途で使うのは全然アリだなと最近思うようになりました。
あとツマミが四つついているので一つをWindow全体のボリューム、一つをブラウザのボリューム(Win Toolsプラグインを導入)に割り当てました。
ブラウザのボリュームを割り当てているのは、私が使っている動画作成のBGMサービスのArtlistの視聴時の音量がやたらでかいので、さっと調整出来るようにするためです。
STREAM DECK+は左手デバイスとは言えども、常に左手を添えてノールックで使うタイプのものではないので、そこまで頻繁に実行しない機能を割り当てています。
Logicool MX Creative Console
今年後半に買った左手デバイスです。こちらでも何回か記事を書いています。https://note.com/embed/notes/nf5294e01d723 https://note.com/embed/notes/n4f14563c0367 https://note.com/embed/notes/n6bad77ec9532 https://note.com/embed/notes/n63dc566fdccb
ダイヤルとキーパッドに分かれていてキーパッドは立てかけて使うだけではなく、机に直置きしてフラットな状態でも使えます。
STREAM DECKのように立てかけてランチャーとして使うだけではなく、フラットにおいて作業中によく使うショートカットを割り当ててノールックでバシバシ押すような使い方にも対応しています。
ダイヤルは一個だけですがキーパッドのボタンを押してダイヤルの機能を切り替えることもできるので、STREAM DECK+的な使い方はこのデバイスで全部カバーできてしまうと思います。
逆に言うとSTREAM DECK+のようにダイヤルが4つあるわけではないので、いちいちボタンを押して機能を切り替えるのは若干ダイレクトさに欠けますね。
私はランチャー的な使い方はSTREAM DECK+に割り当てているので、複数キーを押さないと発動できない面倒なショートカットをCreative Consoleに割り当ててノールックでバシバシ実行するような使い方をしています。
DaVinci Resolveのエディットページで編集対象のトラックを選ぶ時はalt + 数字キーを押して、クリップを配置するときはF9~F11を押すのですが、Fキーは割と離れてるし私が使っているHappy Hacking KeybordではFnキーを同時押ししないといけないので両手操作が必要になります。
DaVinci Resolve自体キーカスタマイズが自由なのでキーボードの左側で全部操作できるようにゴリゴリカスタマイズしてもいいですけど、他のショートカットと被ったりしたらいろいろ調整しないといけないので「設計」に手間がかかるんですよね。
これらのキーをキーパッドに割り当てると右手は常にマウスから離さずに操作ができるので効率がよいです(間違った時のためにアンドゥも割り当てている)。
私は写真の管理と編集もDaVinci Resolveで一元管理しているのですが、それようにフラグを立てたり消したりする機能を別のページで用意しています。
こんな感じで他の左手デバイスと同じような使い方もカバーしており汎用性でいうとかなり良いデバイスだとは思いますが、少なくとも現時点、かつ、もしかしたらWindowsだけかもしれないのですが、大きな弱点があります。
それはMX Creative Consoleカスタマイズ用アプリのバグが多いことです。
中の人がすごく頑張って毎月のようにバージョンアップしてるのはうかがえるのですが、現段階(2024年12月末)ではカスタマイズにつかうOptions+はバグが多すぎてこだわったカスタマイズをしようとするとかなりストレスが溜まる状況です。
いくつか例をあげます。
- 登録したボタンを編集しようとするとアイコンや文字が初期状態に戻るので毎回打ち直さないといけない事が頻発する
- ボタンを新規登録するとフォントがボケボケでみづらい。登録後に再度文字を入れ直すとくっきりした文字になる
- 登録したボタンを編集するとアイコンが勝手に小さく表示される場合が多い
- 登録したボタンのアイコンの位置を変更するとアイコンがどこか変な座標に飛んで行ってしまう
- ダイヤルに「]」を割り当てられない。おそらくダイヤルだけ英語キーボードのキーマップで認識されてしまっている(キーパッドには割り当て可能)。
- アクティブなアプリを判断してキーマップを変えられるがソフトによっては認識されない(Blenderとか)
全部Logicoolにはフィードバックしているのでそのうち修正されるとは思いますが、ことごとくやりたいことがバグでうまく使えないか相当めんどくさい回避手段をとらなくてはいけなくて「うーん」という感じになってます。
あとSTREAM DECKと比べるとマーケットプレイスがまだあまり充実してなくて手軽にカスタムはできないし、このようにバグが多くて自分で設定するのも難儀な状況です。
デバイスとしてはランチャー的にもノールックでショートカットバシバシ実行するにもダイヤルでグリグリ調整するにもいろんな左手デバイスの使い方に対応したよく考えられたものだと思うので、アプリさえ安定するとわりと死角無しの最強デバイスになるんじゃないかと思ってます。
あとマニアックな話ですがプラグインは.NETで作成するというのは珍しいなと思いました。Macの.NETプロダクトって初めて見ました…。
開発者 | ロジクールマーケットプレイス マーケットプレイスに貢献するために開発者リソースにアクセスしましょう。ロジクールプラグインツールを使用して、MX製品用のプ www.logicool.co.jp
29,800円 (2024年12月30日 19:50時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する
まとめ
長くなったので「その1」はここまで。
続きはまた別の記事で書きます。
それでは!