半年前に撮ったプライベートのBBQ動画の編集がやっと終わり、素材をバックアップしつつ記事書いてます、A-TAKです。
目次
DaVinci Resolveで写真編集したい人いるんやな…
前に書いたこの記事がわりと好評で、DaVinci Resolveで写真いじりたい人ってけっこう多いんだなと驚きました。
私がDaVinci Resolveで写真編集しているのは、たしかに動画で慣れてるのもあってカラーが使いやすいというのはあるんですけど、正直言うとこれ以上サブスク増やしたくないなというのが大きな理由なので、すごく意識低い感じでやってるところあります(笑)
縦横仕訳くんスクリプトに機能追加しました
そんなわけで足りないものは工夫で解決してる中でできたのが「VerticalHorizontalSorter」です。
https://github.com/a-tak/VerticalHorizontalSorter
長いので「縦横仕訳くん」とします。
正月ヒマだったので機能追加しました。
DNGファイルにレンズ補正と特定のパワーグレードを適用する機能です。
DaVinci Resolveは専用の写真編集ソフトではないのでRAWファイルを開いても何も補正されないまさに「生」の状態で表示されます。
レンズ補正されていないのでDNGの方だけ「樽」状のゆがみで出てまっすぐなはずの部分が曲がって表示されます。
LightroomだとAdobeが用意しているデータベースだったりカメラがRAWに埋め込んだプロファイルを読み込んで補正してくれますがDaVinci Resolveではやってくれません。
色もLightroomだとデフォルトはAdoboのプロファイルがあたっていてJPEGとは見た目が違いますけどある程度「色」がついた状態になっています。
レンズ補正の適用(微妙)
固定のゆがみ補正値しか設定しないのですごく微妙ですが、DNGファイルの方にレンズ補正を一括で設定できるようにしました。補正はエディットページのインスペクタにある 「レンズ補正」のパラメーターを使っています。
設定する数値はスクリプトに直接書き込む形にしています。
先ほども書いたように固定値しか今は入れられないので、レンズを複数使い分けている場合はビンをレンズ毎に分けて都度設定変えてスクリプト実行しないといけない感じでわりと微妙な仕上がりです。
かなりスクリプトを作り替えなければいけないのですが、なんとかレンズ毎の数値を指定出来るようにしたいですね…。
ノーマライズ用パワーグレードの一括適用
一番やりたかったのはパワーグレードの一括適用です。
DaVinci ResolveでRAWを読み込むとかなり薄い色で最初表示されるので、毎回カラーブーストをがんがんあげたりコントラストをつけるところからはじめてたんですが、ある程度は整った状態から色いじりをはじめたい。
なのでGH7のスタンダードで撮ったJPEGに一発で近づけるパワーグレードを作って毎回適用していたのですが、それも面倒なので縦横仕訳するときに自動で適用するようにしてみました。
パワーグレードを作ったらスチル書き出しでdrx形式で書き出しして、drxのファイルパスをスクリプトに書き込んでおけば自動的に適用してくれるという仕組みです。
課題はレンズ補正か
今回の機能追加である程度一発でRAWの方も色いじりの最初のステップに行くのがだいぶ楽になりました。
パワーグレードの作り込みが甘くて明るい部分に差がありますが、厳密にスタンダードプロファイルに寄せることが目的ではないので良しとしてます。
スコープ上下に貼り付いてるぐらいコントラストついてるので、もっと弱めスタートでもいいかも…。最初にパキパキの見ちゃうとなかなかコントラスト下げきれない(派手な方がよいようにみえちゃう)。
やっぱりレンズ補正はレンズ毎に自動で切り分けて適用したいですね…。主に使ってるレンズは二つだけなんですが、ちょくちょく切り替えて撮ってるとすごくめんどくさそうです。
Lightroomはそこらへんやっぱり楽できるようになってますねー。
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