前回はBRAWの撮影時セッティングをDaVinci Resolveで画像出力しましたが、今回はGH6の素材でも出来たので紹介したいと思います。
前置き
前回のBRAWでの書き出しスクリプトは何度も使用していますが、今回のGH6用のスクリプトはまだ一つの素材でしか試していません。というのも私、GH6持ってないから(笑)
TwitterでGH6の素材をいただきまして、それでは動作が確認できたというレベル感ですので、その旨ご容赦ください。
準備(2022-08-11修正)
前回の記事のPythonのインストールの内容まで作業を終わらせます。
今回追加で Exiftool
という写真や動画のメタデータを読み取るツールを使いますので、追加で以下のコマンドを入力します。
choco install -y exiftool
次に必要Pythonモジュールのインストールまで同様に作業終わらせます。そして追加で以下のコマンドを入れます。PythonからExiftoolを呼び出すためのモジュールです。
pip install pyexifinfo
次にスクリプトをインストールのcreate-metag.pyというファイルを作る代わりに、gh6-createmetag.pyというファイルを作ります。
ファイルの中身も以下の内容にします。
DaVinci Resolveを再起動します。準備は以上です。
繰り返しですが注意点
前回の記事にもまったく同じ事を書いていますが改めて。
今回のスクリプトはメディアプールで開いているビンに登録されているクリップに対して、同名で拡張子だけがpngにしたファイルを作ります。ファイルの作成先はクリップのファイルと同じフォルダになります。もし既に同名のpngファイルがあれは上書しますので、そこだけはご注意ください。
最初は実験に使う素材だけが入ったフォルダを作って、それをメディアプールに入れてこれからの操作を試すことをお勧めします。
実行方法
これも前回の記事の実行方法に従えば良いですが、compの中の gh6-create-metag.py を実行してください。
これでpngが作成されます。
GH6はちゃんと35mm換算の焦点距離まで記録されているのが親切ですね。FPS119.88って可変フレームレートとかそんなのでしたっけ?
しかし、BMPCC4Kのじわっとした映画風の画もいいですけど、GH6の線の細い感じの映像も惹かれますね。
以上、A-takでした。