DaVinci Resolve Micro Panelを5ヶ月使った感想

Twitterではつぶやいていましたが、DaVinci Resolve Micro Panelを今年1月に買って5ヶ月使ってきましたので、そろそろ感想をまとめてみようかと思います。

DaVinci Resolve Micro Panelとは

DaVinci Resolve(動画編集ソフト)で使うカラー調整専用のコントローラーになります。

DaVinci Resolveのカラーページではいろんなやり方で色の調整ができるのですが、基本となるのはこのプライマリーカラーホイール。

これのリフトのところがmicro panelの左端のトラックボール、ガンマが真ん中、ゲインが右端に対応していて、マウスカーソルをちょこちょこ動かさずとも直接トラックボールやその周りにあるホイールをぐるぐる回すことで調整が出来るというものなんですね。

なぜ買ったのか

カラーコレクション、カラーグレーディングをもっと上手くなりたかったから。いや、別にこれ買っても上手くなるわけじゃないんですよ、ほんとは。

自分の悪いクセなのだけど、自分の実力不足やセンス不足を便利な道具で補おうとしちゃうんですよね。楽器弾けないからコンピューターにメロディーを奏でさせようとDTMやったり、絵をキレイに描けないから3D CGでコンピューターに描かせようとしたり(笑)

そういうアーティステックな世界はいくら道具を揃えても上手くなるわけではないのはわかってるけど、ついついそういうことも何度も繰り返している気がします。
弘法筆を選ばずといいますしね~。

自分の場合はガジェット好きなので一度つかってみたいみたいな所は大きかったです、正直。

実際便利なのか

プライマリーカラーコレクションでは便利だとは思います。

動画の場合、まず最初にすべてのクリップを明るさやコントラストなどを標準的な状態に整えていきます。これをプライマリーカラーコレクションと呼びます。

この作業はリフト(暗い部分)、ガンマ(中間部分)、ゲイン(明るい部分)の調整を何度も行ったり来たりしながら進めていきます。

この三つの調整はどれか一つを調整すると他の部分もつられて少し変動するので、例えばリフトを下げたらガンマも暗くなっちゃってガンマを持ち上げて、その影響で今度はゲインが振り切れたのでゲイン下げる…みたいな作業になるのでマウスでやると、頻繁にカーソルを動かすことなるので、それなりに大変です。

Micro Panelだと両手でリフト、ガンマ、ゲインを操作できるのでこれはかなり便利だと思います。

色と明るさを個別にリセットできる

Micro Panelにはリフト、ガンマ、ゲインそれぞれの色味、明るさの調整をリセットするボタンがあります。ホイールの上にある RGBLEVEL と書かれているボタンがそれです。

最初、わざわざリセット用の専用ボタンがあるのが謎だったんですが、実際いくつかの動画をMicro Panelで調整しているとわかってきました。

今までは色を調整していて「なんか違うな」という時は、さらに調整を加えてリカバーしようとしていたのですが、どんどんやり過ぎて不自然な状態になるような事がありました。

Micro Panel使うと再調整するが楽なので躊躇無くリセットできますし、毎回スタート地点に戻ってやり直せるので不自然な調整になりづらい感じがします。

BMPCC4Kの色味の細かい調整がしやすい

動画の色味を変えたい場合はこのカラフルな円の真ん中にある「点」をマウスでドラッグします。例えば影に少し青みを入れたい場合は、リフトのところの点を右の青方面に動かすわけです。

ただ、私が普段使っているBMPCC4K(Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K)で撮った素材だと、ちょっと動かしただけで色味が結構かわるんですね。素材によってはもう調整無理と思えるぐらい(笑)

Micro Panelだとトラックボールでかなり細かな調整ができます。

Mini Panelの方がよかったかも?

Micro Panel結構気に入っているのですが、実はカラーの調整はこのパネルだけでは完結出来ないんです。
たとえば、ノードの追加はパネルではなくキーボードでalt + Sしないといけません。トーンカーブも触れません。

実はこれの上位バージョンでMini Panelというものがあるんですね。そっちだとノードの追加もトーンカーブも扱えるし、パワーウィンドウを使って部分的な調整(セカンダリーカラーコレクション)もできる。

私の場合、どうしても演出の為の色調整であるカラーグレーディングを施す時は見た目直感的なトーンカーブを触る事が多いです。コントラストはMicro Panelでも CONTRASTPIVOT のツマミでいじれるんですけど、カーブが見える方がやっぱり何をやっているかわかりやすいんですよね。何やってるかわかりやすいのと、同じ事を次にやるときも再現しやすいですし。

そんなわけで、私の場合Mini Panelだとカラーコレクションの効率化だけで、その後の工程ではあまり活用できないのがちょっともったいない感じがしています。いっそMini Panelを買っておけば良かったかもなんてことも少し頭をよぎります。

結構場所をとります

DaVinci Resolve 18

マニュアルをダウンロード ソフトウェアをダウンロード コンピューターインターフェース USBタイプC USBハブ USBタイプA(マウスおよびその他のUSBデバイス用)x2 使用電力 最大8W(USBタイプC経由) 作動温度 0°〜40°C(32°〜104°F) 保管温度 -20°〜60°C(-4°〜140°F) 相対湿度 0%〜90%(結露なし) DaVinci Resolve Editor Keyboard DaVinci Resolve Studioアクティベーションキー 1年限定メーカー保証 マニュアルをダウンロード ソフトウェアをダウンロード USBタイプC ソフトウェアコンフィギュレーション/アップデート用USBタイプC x1 使用電力 最大4W(USBタイプC経由) 作動温度 0°〜40°C(32°〜104°F) 保管温度 -20°〜60°C(-4°〜140°F) 相対湿度 0%〜90%(結露なし) DaVinci Resolve Speed Editor DaVinci Resolve Studioアクティベーションキー 1年限定メーカー保証 マニュアルをダウンロード ソフトウェアをダウンロード コンピューターインターフェース 各パネルにUSBタイプB USBループ出力 サイドパネルにUSBタイプAのループ出力 x2

幅42.7cm、奥行き25.8cmでまあまあでかいです。

配置

カラー編集するときはこんな感じで配置しています。Magic Trackpadが写真に写り込んでますけど、今は退けています。Panelの前にぴったりHappy Hacking Keyboardをくっつけてる感じですね。

ノード追加とかパワーウィンドウ使うときはキーボードとその横のMX Ergo(トラックボール)を操作する感じです。

フレームを進めるときはPanelの NEXT FRAMEのボタンはあまりつかってなくて斜め横に置いているSPEED EDITORのダイヤルでやってます。下に木の土台を挟んで高さを出してMX ERGOに腕がぶつからないようにしています。

ちなみにカット編集の時はMicro Panelは奥に押しやって、キーボードは木の土台に載せて持ち上げて、一番手前にSPEED EDITOR置いて作業してます。

価格

価格について言ってませんでした。

むむ! Amazonは品切れでかなり高めのものが並んでいるので楽天で買った方がよさそうですね。
私が買ったときは9万8千978円でした。

ちなみにMini Panelは

こちらは27万ぐらいが相場なんですかね?

満足してます

さすが専用コントローラーということで良く考えられてるし使いやすいです。

とはいえ、やはりこういうのはプロが大量の素材を納期厳守で作業するために投資するものだと思うので、果たして自分のように動画はただの趣味で効率をいくら上げても金銭的インセンティブがない人が買うべきかというと、それはちがうでしょうね(笑)

最後に参考になる動画ご紹介します。パネル使われない方も見てみるといろいろ勉強になると思います。ただ、パネルも欲しくなると思いますけど(笑)

[体験セミナー] DaVinci Resolve Mini Panel & Micro Panelでカラーグレーディング

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