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トリミングによる発見と確認

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運がいいのか、あまりにも写真をしらなさすぎるのか、フォトウォークする度に何かひとつ新しい事に気づきますね。そんなわけで今日は写真のトリミングの話。

せっかくの連休、家でじっとしてるのも勿体ないのでまたフォトウォークしてきました。ただ、今回はまるで手ごたえなし、一枚も世に出せそうな写真は撮れませんでした。

ところがふと(どなたかは忘れましたが)Youtubeで一枚の写真をいろんなパターンでトリミングしてみようとおっしゃられていたのを思いだして、なんとか形にしてみるかということで出来たのがこの写真。

加工する前はこんな感じ。

その場の「たたずまい」みたいなのが気になってシャッター切ったのですが、家に帰ってみてみるとなんだかパッとしない。

DaVinci Resolveのカラースライスでオレンジを濃くしたりやってるうちに、この扉を主役にすればいいんじゃね?と思って、おもいきってトリミングしたのです。

そこからはオレンジと対比させる形で網戸のブルーをティール寄りにしてみたりとか色々と思いついてやってみたら、まあ世に出せる感じにはなった気がします。

トリミング前は漫然としてなんだかよくわからないですよね。

次はトリミング前から。

最近、ソールライターの作品集みたから、とにかく隙間から撮りたがる(笑)
これをこうしてみました。

ひねくれてみた。

普通は進行方向を広くスペースを取るんだろうけど、なんかつまらなくて逆にしてみた。あと影の部分を大きくしたくて写真をおもいっきり下にシフトさせてる。たぶん上の方は写真の外側でただの黒塗りになってる。

意味分からんけどおもしろくはなった気がする。

また隙間から。

もっと隙間感だしたくてこうした。

拡大して隙間から景色が見えるようにした。
ほんとうはもっと寄りたいけど標識が見きれるのでこれがギリギリ。

実際撮ってる時は感覚としては隙間から3.3mの標識を覗いてるつもりなんですけど、思ったより広く写るので元の意図に寄せた感じになった。

1番目の長屋の写真はどっちかというと撮る時も気づいてなかった主役の発掘。2番目と3番目は頭の中のイメージではこう撮りたかったというものに近づけるのにトリミングをつかったという感じ。

そもそも写真は空間(それと時間)の切り取りだと思うのですが、その場でうまく空間を切り取れなかったとしても、あとからじっくり考えてトリミングしなおす事は写真上達につながりそうだなと思いました。

うまくトリミングできたら次は実際に撮る時にそうやって撮ればいいですもんね。

別の視点で言うと時間だけは後で直せないので、例えば丁度良い感じに人が前を横切ったとか、そういうのは現地でしっかりおさえるしかないなと思いました。

優先度としては時間 > 空間。
とりあえず構図お構いなしにシャッター切っちゃえよというのが良いように思いました。

ということでトリミングが写真の練習になるんじゃないかという話でした。
それでは!

Panasoni GH7

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