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iMacが遅くなったのはLionのせい?

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だいぶ前からiMacが遅くてたまらないなんてことをつぶやいてましたが、ちょっとやっぱりこれは異常な気がするので本気でしらべてみました。

症状

症状としては、ディスクI/Oが激しくなってレインボーカーソルが回りまくり、なかなかMacを操作できなくなるといった状況です。
傾向としては、メモリを使いまくるParallelsやApetureを起動していると、だいたいこのような状態になるようです。
しかし、過去にApertureがメモリを食いまくるため4GBから8GBへメモリを増設することで、一度は激重状態からは復活しています。
Parallelsとの同時起動もなんのその。

いつ頃から重くなってきたのか?自分のツイートを探してみました。
Imac heavy01

去年の9月ですね。
このあたりで大きく環境が変わったとなると7月20日のLionかな。
でも、二ヶ月間異変に気づかないのも変かなと思ったけど、その頃のつぶやき見ると、だいぶ仕事の影響で壊れかけていたので、気づかなかった可能性も高いと言える。

メモリの状況を確認してみる

アクティビティモニタでみた今のメモリ状況はこんな感じ。

Imac heavy02

既にParallelsやAperture落とした後なので「空き」が2.05GBだが、Parallelsを起動すると空きが30MB程度になる。

過去のエントリーからSnow Leopard時代のメモリ使用量をメモったものが見つかりました。
メモリ4GBの時のものですね。ApertureとParallels起動していて空きが39MB。
VMサイズは189.44GB。

メモリを8GBに増設したばかりの時の状況は以下。
4GB増えているので、「空き」も増えてますね。2.35GBです。

こうしてみるとVMサイズがやたらとでかくなっている。
Mac OS X:アクティビティモニタでシステムメモリの使用率を確認する

ここのサポート情報からすると、 VMサイズは仮想メモリの合計サイズとある。スワップ合わせてこれぐらい使っているということなんだろうが、以前が190GBそこらなのに今は360GBになっている。
これはおかしい・・・。

犯人はおまえだ!

ここからいろいろ試してみました。

怪しいプロセスを一つずつ調べたり、不要なアプリは起動しないようにしたり。
これはこれでそれなりの効果があったし、こうやって対処するんだというのはわかったんですが、結局、Parallelsのメモリ割り当てを減らしたら解決しました。

どこかのタイミングでParallelsのWindows7のメモリ割り当てを2GBに増やしたんですね。
で、今は元々設定していた1.5GBに落としたらかなり快適に動くようになりました。嘘みたいに。
正直、これならしばらく戦える感じです。

ただ、以前のようにApertureまで立ち上げてちゃんと動くかというと、結構厳しいです。
空きメモリが50MBとかいう状態になります(冒頭の画像)。

Parallelsだけ立ち上げるとこんな感じ。

imac-heavy03

空きが212.2MBあります。ただ、VMサイズは330GBと相変わらずでかいです。
スワップに追い出せない「固定中」のメモリも2.81GBとAperture立ち上げていないのにSnow Leopard時代よりでかいです。
確かParallelsのメモリ割り当てを変更したのはメモリ増設してすぐぐらいなので、Lionがメモリを食うようになってParalllesのメモリが確保できず、足りない分をスワップに追い出して稼いだりして全体に影響が出ているのではないかと思っています。

あと、認識違いがあったのは「空き」の数値についてですね。
「現在非使用」はキャッシュなので、「空き」が少なくなれば現在非使用が解放されて空きが確保されて特にそこまで動作に影響ないだろうと思い込んでいたんですが、実際はかなりの激重状態になりますね。なるべく「空き」が空くように調整しないといけないですね。
Linuxサーバーも同じななのかな。

Mountain Lionではさまざまな新機能が追加されますが、さてどれぐらいメモリ使うようになるんでしょうね。

16GBのMacbook Pro with Retinaにしておいて良かったかも(笑)


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