Martin Fowler’s Bliki in Japanese – 朝会のパターン:立ってるだけじゃないよ
ちょっと前から、うちのチームも朝会をはじめた。
これが意外なほどにうまくいってる感じで今も継続できている。
リンク先の記事を見ると(たまたまだけど)同じようなパターンを使っていたみたいで、それが功を奏していたのかもしれない。
以下のフォーマットを利用して、貢献を体系化するとよい:
* 昨日やったことは?
* 今日やることは?
* 進捗を妨げている問題点は何?
これを毎日さらさらとやるだけでも、全然違いますね。
あの人が明日これやるから、じゃ俺はこれを今日のうちにあげておいた方が、あの人がテストにすぐ移れるな、とか連携がとりやすくなります。
終了の合図
最後の人が話し終えても、朝会が終了かどうかは分からない。じょじょに「あ、終わったんだ」と思ってバラバラに解散してしまうと、高エネルギーの朝会にならないし、逆に低エネルギーになってしまうかもしれない。
ふむ、確かに。気の利いた言葉じゃなくても、よーいどん的な感じで仕事が始められるフレーズがあると気持ちがいいでしょうね。
オフラインでやる
問題を聞いたらすぐに問題解決したがる人がいる。朝会が長すぎるとエネルギーが低下し、議論に直接関係のない参加者たちは注意散漫になりがちだ。議論がさらに必要だということを認めることも大切だ。なかには朝会の仕組みがくずれるのを快く思わない人たちもいるからだ。
なるほど、朝会ですべて解決せずに、一通り流して後で議論するということか。
問題に直接関係ない人は取り残されちゃいますもんね。
ブロッケージ・ボード(Blockage Board)
朝会で起こった問題が除去されなかったり、逆にすぐに対処されたりする。だから 問題をブロッケージ・ボードにポストする。これはみんなに見えるホワイトボード(またはチャート)で、発生した問題の明確化と解決の進捗を追跡するために使用される。ブロッケージ・ボードは、ちょっとした問題を書き留めるなど、朝会以外でも更新される。
あがってきた問題が細かいことで今はほっときたいけど、そのうちどうにかしないといけないみたいなのはあるな。
チケットシステムとかで管理してもいいのかも。
朝会参加者にバックログに注目させること。バックログとは、行うべきタスクや機能がリストになっているものだ。
これは、タスクごとにスケジュール作ってるからそれでいいかな。
良い朝会には「支えてくれる感」がある。問題が起こるたびにノックダウンされていては、次第に問題を報告しなくなるだろう。支えてくれない朝会は問題点を除去できないどころか、チームのダイナミックさにも悪影響を及ぼす。そうなると、朝会は恐怖の儀式になり下がってしまう
そう!
毎日、監視しているのではなく、お互いの状況を確認しながら問題を解決していくというムードにするというのが大事だと思います。
実はうちのチームで朝会を始めたのも、自分が言い始めたことではなくて、メンバーから「プロジェクトの期間が短いからこまめに打ち合わせないと怖い」という声が上がったから始めたもので、自ずと朝会はお互いの状況確認と相談の場になっていたんですよね。
そういうところではとても「ラッキー」だったのかもしれません。
ちょっと長めの文章ですが、朝会やってるチームもやってないチームも読んでみるといいかもしれません。
2,3人ぐらい小さなチームだったらすぐに始められると思いますよ。