FreeNASはとりあえず使える状態になったが、想定した構成にはならなかった。
まずは買い物
二日連続で秋葉原に行く。
最近、PCのパーツなんて買ってなかったけど、パーツはやっぱり秋葉原が安いね。
玄人志向のUSB2.0V4-LP(VIA製 VT6212)というUSB2.0のポートを増設するPCIカードと、GbE-PCI2というギガビットイーサネットカードを買ってきた。
それぞれ、1,180円と1,080円で安い。
LANケーブルも長いのがないので、コンピュエースというケーブル専門店で購入。カテゴリー6の3mが305円。かなり安くねぇ?と思ったけど、今はAmazonも結構安いね。
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LANケーブルに装飾はいらぬ!!という人に
それでも、50円はコンピュエースが安いけど。
帰って早速試してみるが
USB2.0のボードとギガイーサをつけて、さっそくテスト。
しかし、なぜだか、500GBの方にコピーすると、再起動がかかってしまう。
FreeNASの画面を見ると、
g_vfs_done():da1p1[WRITE(offset=639545589760, length=16384)]error = 6
というのが、ずらーっと出てきて、最後に
softdep_update_inodeblock: bwrite: got error 6 while accessing filesystem
panic: initiate_write_inodeblock_ufs2: already started
cpuid = 0
Uptime: 3m35s
(da1:dead_sim0:0:0): Synchronize cache failed, status == 0x8, scsi status == 0x0
Cannot dump, No dump device defined.
Automatic reboot in 15 seconds – press a key on the console to abort
と、出てきて再起動がかかってしまう。
500GBを、他の外付けハードディスクケースに入れてコピーしてもエラーが出ず、試しに1TBを問題が発生しているケースに入れると、やはり同じエラーで止まってしまう。
どうやら、玄人志向のGW3.5AI-SU2が駄目みたいです。
でも、昨日はこのケースに入れてちゃんと動いていたので、今回買ってきたUSB2.0V4-LPとの相性が良くないのでしょう。同じ玄人志向同士なのに・・・というもんじゃないですもんね玄人志向は。
結局、玄人志向の外付けケースはFreeNASにつなげないことにしました。
ちなみに、FreeNASのデフォルトのフォーマットのUFSはマウントするときのパーティションにはEFI GPTを選びます。
最初、これ知らずにうまくマウントできてませんでした。
今度はWebの設定画面が表示されなくなる
いろいろやってたら、今度はFreeNASの設定画面がなかなか表示されなくなりました。10分ぐらいすると出てくるような感じ。
仕方ないので、設定をリセットするが、しばらくすると同じ現象が。
どうやら、FreeNASのLANの設定でMTUを9000にしたのが原因っぽい。
1500のままだと、問題は発生しないようだ。
MTU9000というのはジャンボフレームの設定にするということなのだが、そもそも、最近はジャンボフレームにしなくてもPCの処理が速いのでそんなに差は出ないらしい。
昔は、パケットのサイズが細かいとそれだけPCに負荷がかかっていたので、それなりに意味はあったようだ。
なんか遅い
USBも2.0にして、ギガイーサにしたからそれなりに速くなるだろうと思ったが、Vistaのコピー表示を見ると、秒間2MB。いくらなんでも遅い。
いろいろ調べてみると、こんな記事が・・・
http://www.kuroutoshikou.com/modules/kurobbs/?tid=1707&op=nores#
つまり、元がUSB1.1ぐらいのマシンでは2.0にしてもそんなに速くならないとのこと。
こりゃ、あきらめるしかないかもな、と思って、他のサーバーが置いてある場所にFreeNASを置いて、再度コピーを開始すると、なんと8.78MBのスピードが出ている。
考えられる原因は、場所を移動したときに、今日コンピュエースで買ってきたケーブルに替えたことぐらい。
ケーブルの品質の問題だったのか?
とりあえずFreeNAS構築完了
いろいろ紆余曲折ありましたが、一応FreeNASでNASの構築が出来ました。
冒頭の写真の右端が500GBの外付けディスクで、その左隣がFreeNASサーバーです。
(ちなみにその左がこのa-tak.comを運営しているサーバーです)
本来ならば、FreeNASに1TBのディスクをつけて自動でバックアップまでしたかったのだけど、玄人志向のディスクケースと相性悪くてエラーで落ちちゃうから仕方ない。
ちなみに、この玄人志向のケースはWindows PCからは問題なく使えましたので、初期不良とかそんなのではなさそうです。
もしかしたら、USB2.0の増設ボードの方の問題かもしれないが・・・。
Knoppixを起動して書き込みテストしようかとおもったが、なぜか権限がないとかで書き込みできなかったので、どこに問題があるかは検証は出来てません。
まぁ、仕方ないので1TBはWindows PCにつなげて時々バックアップをWindowsからとるようにしよう。なんかイマイチだけど。
しっかし、中途半端な容量のディスクが余ってきたな。Windows PCにもIDEの80GBぐらいのディスクがあるし、FreeNASにも40GBの内蔵ディスクがある。
昔の10GBぐらいのディスクも眠ってるし、250GBぐらいのディスクもFreeNASが稼働すれば使わなくなる。
Linuxバックアップ用に30GBぐらいのディスクもあって、これもFreeNASにとるように
すれば余る。
全部合わせると、400GBもある(実際はFreeNASのは外せないので、360GB)。
かといって、これを有効活用するとなると、またそういう外付けケースみたいなのを買わなくちゃいけなくなってしまうので、出費がかさむ。
オークションで売ってしまおうかね。
しかし、今思えば、こんな状態になるならIDEの500GBディスクだけを買っておけば良かったような気がする・・・。
今回の費用を計算してみよう。
本体 0円
HDD 7,780円
HDDケース 1,980円
USB2.0カード 1,180円
ギガイーサ 1,080円
LANケーブル 305円
合計 12,325円
DELLを新しく買うより安上がりだが、IDEの500GBを買っておけば、ケースが不要で、しかも当初の予定通り1TBで自動バックアップが可能になっていたことを考えると悔やまれる・・・と思ったがIDEの500GBは9,000円ぐらいするので、これはこれで良かったのかも。