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サイフォン式コーヒーメーカーはコクが違った!

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はじめてのサイフォン式コーヒーメーカー

 10年ぐらい使っていたコーヒーメーカーのポットのガラスが割れたので、サイフォン式のコーヒーメーカーに買い換えました。

電熱式なんですね

 買ったのはこれ。

 喫茶店にあるのはアルコールランプで熱するタイプなんですが、これは電熱ヒーター。扱いが楽でいいです。

 電源スイッチはなくてポットをセットするとスイッチはいります。使い終わったら、コネクタを外しておく感じですね。コネクタは磁石でくっつくタイプなので簡単に外れます。

コーヒーの淹れ方

 これも普通のコーヒーメーカーと比べると少し手間がかかりますが、コーヒーポットでお湯を沸かして入れるよりは全然簡単です。説明書に書いてあるんですが、簡単に書くと…

  1. 水を入れてヒーターにセット
  2. ネルフィルターを取り付け
  3. 豆を挽く。もちろん既に粉の物があれば不要。
  4. 粉を漏斗にいれる(上にのってるガラスの方)
    漏斗 
  5. 沸騰を待つ(うちの場合は冷蔵庫に入れた浄水ポットの冷たい水を使うので10分ぐらいかかる)
  6. 沸騰したら漏斗をセット。お湯がコポコポ上がっていく。
    コポコポ 
  7. 一分ぐらいしたらヒーターからポットを外す
  8. しばらくするとコーヒーが下に落ちてくる
    サイフォン式! 
  9. うまい!

 肝心のコポコポしている写真撮り忘れた(笑)コポコポも撮った。

 漏斗のセットタイミングや、コポコポの後の放置時間で味が結構変わる気がします。好みの味にするには「慣れ」が必要ですね。

コクの秘密は「コーヒーオイル」

 できあがったコーヒーですが、豆が少なめだったので薄味だったのですが、その割には味にコクがある。あきらかにコーヒーメーカーでドリップしたのとは違う味になりました。また別の日にちゃんと豆の分量を間違えずに入れたら、今度はしっかりした味のコーヒーに。やはりコクがある。

 いろいろ調べてみたんですが、このコクは「コーヒーオイル」がどれだけ出ているかによってくるようです。紙製のフィルターだと紙にしみこんでコーヒーオイルがあまり残らないらしいですが、布製だとコーヒーオイルは通り抜けてちゃんとカップに落ちてくるみたいですね。

 (ん、ということは普通のコーヒーメーカーでも布フィルターだとコクが出るのかな?)

 たしかにこのコーヒーメーカーで入れたコーヒーは表面に油膜みたいなものが浮いているのが見えます。なるほどねぇ。

 ちなみにコーヒーオイルは深煎り豆だと表面に出てきやすいようで、豆の表面がテカテカするみたいですね。これ長時間放置すると酸化してしまうようなので、私はいつも豆も冷凍保存しています。

扱いはやや面倒

 手順に書いたように、お湯が沸騰するまで時間がかかるので、コーヒー二杯で10分ぐらいは時間がかかります。とにかく早くコーヒー飲みたいという人にはお勧めしないです。朝の通勤前に飲むとかには合わない。休みにゆっくりとおいしいコーヒーを飲むというような使い方をお勧めします。

 あと片付けもやや面倒です。ネルフィルターの扱いが面倒で、毎回洗って、水に浸したまま冷蔵庫に入れておくか、冷凍保存する必要があるそうです。私はとりつける金具と一緒に、適当な小皿に載せて冷凍保存しています。慣れるとたいしたことないですが。

 ガラス製品なので扱いも慎重に。特に漏斗が壊れそうで心配。よくわからない会社の製品ではないので、交換部品が手に入らなくなるという心配はなさそうですが。

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 あと、保温機能はないです。ただ、サイフォン式のコーヒーは結構熱い温度でコーヒーが出るので、上の漏斗を載せておけば、割としばらくは熱いままです。飲む分だけ入れておかないとだめですね。


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