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ビンディングシューズのネジは絶対に締めとけ、マジで大変だぞ

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20180606binding shoes 01

 ついにビンディングシューズまで手を出してしまいました。

スポーツバイクに乗るならビンディングシューズ

 ビンディングシューズとはスキー靴のようにペダルに固定できるタイプの靴です(スキーやった事ないけど)。

 靴がペダルに固定できるということはしっかりと足の力がペダルに伝わるし、足を引き上げる力(引き足)も推進力に変えられるので効率よく楽に走る事が出来るようになります。

 自分の場合、元々ロードバイクではなくクロスバイクを選んでいるところからも、ポタリングでゆったりと写真撮りに自転車乗れるといいなぐらいにと考えていたのでビンディングシューズはまったく検討していなかったのですが、ここ最近は50kmや80kmといった長距離を走る事が楽しくなってきたので、ビンディングシューズにも興味が湧いてました。

 調べてみると値段は一万ちょいぐらいからだし、シューズによってはカジュアルなものもあるとのことで、CHROMEのKURSK PROを購入しました。

 

 一般的なビンディングシューズはサッカーのスパイクのようないかにもスポーティーな感じなのですが、KRUSK PROはご覧のとおり普通のスニーカーのようなデザインになってます。

 裏面には妙なネジで留められたカバーがついています。

普通の靴にはない謎のネジ
普通の靴にはない謎のネジ

 このネジを六角ドライバーで外しカバーを外し、クリートと呼ばれる金具を代わりに装着します。これがペダルと噛んで固定化してくれるのです。

クリートを装着
クリートを装着

ペダルもビンディング用に取り替えねば

 ビンディングシューズですが、これだけでは意味がありません。ペダルもビンディングペダルに変えないといけません。自分はシマノのPD-A530にしました。

 

 このペダルは片面がビンディング用、片面がフラットで普通の靴用になっていて使い分ける事が出来るようになっています。逆に言うと片面しかビンディングに使えないので、面を間違ったら足でクルッと面を返す面倒さはあります。

こちらはビンディングシューズ用
こちらはビンディングシューズ用
こちらは普通の靴用
こちらは普通の靴用

 しっかし、このペダルの交換は苦労しました。いくら力入れても今のペダルが外れない!

 ペダルは根元の六角ネジを右側は右回転、左側は左回転すると締まるので逆に回せば緩められるはずなのですが、まったく動かなくてTREK FX3 2018年モデルはペダル交換のやり方が違うのかと思いましたよ。

 実際はレンチで体重かけながら思いっきり回すと緩める事が出来て、一度緩んでしまえば交換はあっという間でした。

締め付けは最弱に

 ビンディングはシューズをペダルに固定化する時も外すときも特殊な動作が必要です。固定化するときはつま先からセットして下方向に力入れればはまり、外すときは足のかかとを外側にひねる形になります。

 停車するときに足がペダルから離れないと間違いなく転倒するので家で外したり付けたりの動作を練習するのですが、なかなかうまくいかない。

 いろいろ調べた結果、ペダル側で固定力を調整できることが分かり、それを最弱にする事である程度スムーズに着脱できるようになりました。

靴紐とネジは確実に締めとけ、マジで

 ロングライド前にビンディングシューズに慣れる意味で秋葉原まで出かけてみる事にしました。

 何度か信号を抜け、その度ににビンディングシューズをうまく着脱できたので、全然問題ないなと感じてきたところ、信号で停車しようと右足を外側にひねったのですが、今までのように靴がペダルから離れません!

 何度やっても離れないので、あいにく左足は外れたので足をついて停車。その状態で右足をいくらひねってもペダルから足が離れません。いよいよ仕方ないので靴紐を解き、靴を脱いでビンディングシューズとペダルを確認しました。するとクリートを留める左右二つのネジの片方が無くなっていて、くるくる回転する状態になっていていくら靴をひねっても外れないようになってしまっていました。

 クリートはペダルにかっちりハマってしまっていて靴を外す事も出来なかったので、再度ペダルとくっついたままの靴を履いて、左足は右足と同じ状態になると事故確実なので固定されないフラット面を使って一旦帰宅しました。

 家に帰ってよく観察すると、クリートの後方部分をどうにかして左右にスライドさせれば外せそうだったので、マイナスドライバーでスライドさせると割と簡単に取り外しができました。ホント、大変だった。

 どうやらクリートのネジを仮留めのままにしていたようで、右だけではなく左の靴の方もネジがユルユルで外れそうになってました。

 持てる力すべてをぶつけてネジを締め上げました。そこまでしても一回走ると緩んでたりするので定期的に確認しないと、同じ惨状になりそうですね。マイナスドライバーも持ち歩こうかな…。

 あと、靴紐は靴先から足首まである程度しっかり締めて固定できるようにしておかないと、歩くときにガツガツ靴が指に当たって痛くなります。

 ただ、なんによソールが固めで曲がらないので長時間この靴で歩くのは厳しいかなと思いました。本格的なビンディングシューズよりは全然歩きやすいんでしょうけど。

ある程度の慣れは必要

 やはりビンディングシューズの取り付け取り外しはしばらく練習が必要そうです。

 一つ気づいたのは、足を持ち上げている状態だと足を外にひねりづらいので靴が外せないということです。足が下にあるときにかかとを外にひねってはずす必要があります。

 ただ、足が上にあるときもかかとを内側にひねると外れやすいので、それでもよいかと思います。内側にひねると勢い余ってチェーンやらスポークに巻き込んで危ないので非推奨らしいですが、足が上にあるときはその危険も少なそうだしいいんじゃないかな。

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次は長距離ライドで効果を実感したい

 とりあえず今の所10km未満の短い距離しか走ってないので、そこまでビンディングの効果は感じられませんでした。確かに、足がすべって踏む位置を調整し直すという事がなくなったので、安心してペダルを踏む事ができる気がします。

 長距離ライドで効果を試してみたいですね。


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