今日は酷い暑さですね。新宿は37度まで上がったそうです。そんな感じなので外に出ずにブログ書きました。
またまた自転車絡みですか?と言われそうですが、自転車用にバッグ買ったのでそれについてです。
目次
またバッグ買ったのはなぜ?
実はここ1年ぐらいで自転車用のバッグをいくつか買ってます。
最初はオークリーの「ESSENTIAL BOX PACK L」。
この時は「電車使わずに自転車で買い物に行く」がテーマだったので、一杯モノが入るこのリュックにしたんですよね。
Raspberry Pi用に中古のDELLのフルキーボードを買った事があったのですが、余裕でリュックに入ったのは助かった。あとホームセンターで(物理的に)大きな買い物したりとかね。
しばらくはこのリュック担いで自転車乗ってたんですが、ちょっとデカすぎた😀
買い物行ってもお店の狭い通路をリュックが完全に塞いで周りに迷惑なんですわ😅
次に買ったのはドイターの「レースEXP エアー」。
クロスバイクで長距離乗り始めたのがきっかけで小さいリュックが欲しくなったんですね。それで買ったのがドイターのリュック。
軽いし独特の構造で背中が割と涼しい。長距離ライド用のパンク修理キットや鍵を入れなければ、容量も結構あるので普段のちょっとした買い物にもよく使っているバッグです。
ところが書いたとおり長距離ライドではパンク修理キットや鍵、輪行袋なんかを持ち運ぶのでリュックが結構重くなってきます。
そこで目をつけたのがサドルバックです。最近は「バイクパッキング」というのが流行ってて、サドルの下につけるサドルバッグも大きなサイズのものが出てきています。
自転車本体にバッグが付けられるのであれば、重いリュックを背負って自転車を漕がなくていいのでだいぶ楽になるはず。そんなわけでサドルバックの中でも一番良さげだった「Bike’n Hike Bag(バイクン ハイク バッグ)」を買ってみました。
Bike’n Hike Bagは何がいいのか?
一番の特徴はサドルバッグでありながらも、サドルから外したときはリュックになることでしょう。
普段はサドルバックですが…
サドルと接続しているベルトを外し…
サドルポストに止めているベルクロを外し…
後ろのベルクロを外して金具を取り出し…
背中のポケットに入っているベルトを取り出し…
ベルトをさきほどの金具に取り付けると…
このように普通のリュックになります。
表面はこんな感じ。デザインがいいんですよね。rin projectにも似たようなコンセプトのサドルバッグがあって容量もそっちが大きかったので、かなーーーり迷ったけどデザイン重視でこちらにしました。
サドルバックがリュックになると何か嬉しいかというと、自転車旅行して目的地に着いたときです。目的地についたら自転車から離れる場合というのがそれなりにあります。例えばご飯を食べたりするために店に入ったり、自転車が入れないような観光名所を歩いたりとかですね。そんな時に普通のサドルバッグだったら小脇に抱えていかないといけないですが、リュックになるサドルバッグなら楽に荷物をもっていける。
あと、特に便利と思うのは輪行ですね。自転車を解体して袋に詰め込むにしてもサドルバッグはどうする?となるわけです。さすがに重い輪行バッグを抱えたままサドルバッグを小脇に抱えて両手が塞がるのはやっかいです。リュックになるBike’n Hike Bagならば輪行時は背負ってなんなく移動できます。
物はあまり入らない
それではバッグ自体をもうちょっと見ていきます。メインの収納エリアはロール式になっていて、くるくると巻いてフックで留めてある。
フックを外して開けるとただの袋になるのでモノを放り込む感じ。
こんな風に。
中はただの袋で特段ポケットはない。実際はそれらしいものはあるんだけど、バッグの形状を維持するためのプラスチックの板が入ってるスペース。ここに財布入れてもいいけど、やや入れづらいので自分は普通にメインエリアに放り込んでいる。
外側には止水ファスナー付きポケット。ファスナー部分はホイッスルにもなってる。山に出かけて登山もする際には「熊よけ」にどうぞ😀
入れた荷物はこんな感じ。
メインエリアに自転車の鍵と輪行袋、日焼け止めスプレー、携帯空気入れ、タオルと長財布を入れている。長財布は意外と邪魔なので自転車用のコンパクトなものを買おうかな…。
外側の止水ファスナー付きのポケットに小銭入れと工具とチューブとタイヤレバー、パンク修理パッチを入れている。ポケットはこれでパンパン。
これだけ入れるとメインエリアに少し余裕があるかなというぐらいで、意外とあんまり入らないなーという印象。口の部分をくるくる丸めて止める形式なので、一回折り返しぐらいにすればもう少し入るかと思ったけど、口を止める白いバンドが短くて一回折り返しでは届かない😅。
公式によると容量は8〜10リットルということで、ドイターのAir EXPは13リットルだから比較するとこんなもんか。
回避策として中に荷物が入りきらない場合に止水ポケットの下にあるゴムネット部分にモノを挟み込む事ができます。
旅先で荷物が増えたら輪行袋を外に出すとかして対処しようと思ってる。先日の川崎のナイトライドの時は三脚をここに挟んで行きました。ここなら取り出すときも早いしね。
身軽なライドは快適
意外と荷物は入らなくてやや心許ない感じはするが、何も背負わずに自転車に乗れるというのは非常に快適。この点は非常に気に入りました。
まだこの時期だとリュックは暑苦しいですしね(気づいたらドイターのリュックのベルトで汗が結晶化してました😅)
買い物には向かない
「自転車乗る時はこのバッグさえあればいいや!」と思ってたんですが、実際使って見ると普段使いには向いてないですね。
容量がまず心許ない。ソーダストリームの炭酸ガスボンベ交換に秋葉原のヨドバシまで行ったのですが、交換ボンベと自転車の鍵と財布に、途中で取ったサングラスや帽子とか入れてたら既に一杯になってしまいました。まあ、かさばるモノが多いのでどんなバッグでも一杯になるかもしれませんが、まだドイターのAir EXPの方が余裕があるかなと。
あともっと向いてないなぁと思ったのが、バッグを外したり着けたりするのが結構面倒であること😓
手順はまさに上に書いた「Bike’n Hike Bagは何がいいのか?」の写真が並んでいる流れで、5ステップぐらい踏まないとリュック形態になりません。
自転車で買い物に出かけると「御徒町のオードビーに寄って、上野のワイズロードにも行きたい」なんてことをやるのですが、自転車止めて店に向かう度にこれやってると夏の暑い中だとそれだけで汗だく。もう後の方はリュック形態のまま背負って移動してました。サドルバッグの意味無い。
買い物にはドイターのAir EXPで行く事にしようと思いました。
外側のポケットはもう少し深くして欲しかった
あんまり深くしすぎるとこれまたモノが取り出しづらいのかもしれないけど、外側の止水ファスナー付きのポケットは長財布が入るぐらいのポケットの深さは欲しかった。
財布はすぐに取り出しやすいところにあってほしいので、おしい。最近はSuicaやQuickPay、iD決済出来るところも多いけど、旅先の地元の食事処だと使えるところまずないのよね。
とはいえ概ね気に入ってます
また、長々と書いてしまった😅
まとめるとこんな感じです。
良かった点
- ロングライド中にリュックを背負わないので身体の負担が減る
- 持ち運び時にリュックになる
- デザインがかっこいい
おしい点
- 取り付け取り外しが思ったより面倒
- 案外荷物が入らない
- 外側のポケットが浅くて小物しか入らない、口が狭くてものが取り出しづらい
取り付け取り外し面倒とか書いてますが、取り付け時はサドルに固定するベルトを簡単にキュッと締めやすかったり考えて作ってあると思います。ロングライド中はそんなにバッグをしょっちゅう外すわけではないので、次の目的地の距離に応じてサドルに固定するか背負ったままにするかを判断して使えばよいと思います。
デザインもよいので自転車に乗らない時でも使えそうなのも良いですね。オプションでハーネスも着けられるのでちょっとした自転車での移動だったら背負って使うのもアリかもしれませんね。
ただ、難点は人気がありすぎて入手が非常に困難な点でしょうか。上の楽天のリンクはあくまでハーネス部分。本体はいくつかのショップで扱ってるけど、どこも売り切れ。
私はたまたまPaperskyというBike’n Hike Bagのコラボモデルを作っているところで在庫があったので買えました。今はまた売り切れになってるみたい。根気強く待ってみるしかないでしょうね。