Philips Hue ブリッジv1がなんと2020年4月にサポート切れでインターネット経由で使えなくなります!
私もHue ブリッジ v1ユーザーなので、今回乗り換えした感想について書いてみますね。
目次
家電にサポート切れとは
「家電は壊れるまで使える」という認識はIoT時代では改めないといけないのかもしれませんね…。
サポート切れによって自宅のWi-Fiからは使い続けられるみたいですが、オンライン経由での操作ができなくなるようです。
Hue Bridge のアップグレード | Hue「オンライン経由の操作」にはGoogle Homeも含まれており、家のライトはGoogle Homeで操作することが日常となっている私としては対処しないとHue使う意味すら無いという感じです。
Hue ブリッジ買わなくてもアレクサで直接操作出来る!?
Hue ブリッジ v2の値段を調べてみたところ6,300円と案外高い。たいして機能かわらないくせに(…とこの時は思っていた)。機能アップもしないのに金を出すのはもったいないので、いろいろ探しているとAmazon Echo PlusだとPhilips Hueの制御に使うZigBee(じくびー)通信を扱えるのでHueブリッジ使わなくても良いらしい。新品は2万近くして話にならないので、中古の価格を調べてみると第一世代のAmazon Echo Plusが4千円ぐらいで売られている!
さっそく購入してセットアップ。既にv1ブリッジと繋がっているPhilips Hue電球をEchoに繋げるには電球に書いてあるシリアルを入れてあげないといけない。うちは10個もHue電球あるのでなかなか大変だった…。
アレクサでの使い心地
無事、すべてのHue電球の再設定が完了。アレクサに「テレビの上の電気着けて」とか言うだけで特にIFTTTでいろいろ設定しなくてもHueを操作出来るのには少し感動。
ただし、いじっているうちにいろいろと問題が見えてきた。例えば電球の色はHueブリッジとHueアプリを使うと1600万色から自由に選べるんだけど、アレクサだと数種類の色からしか選択できない。
電球色の調整も非常に面倒で、いくつかの電球をまとめて同じ色にしたいのだけど、一つずつ設定していかないといけない。Hueアプリだと電球をグループでまとめて一括で設定ができるようになっている。
また、v1ブリッジの時はライトをつけると「じわっ」と明るくなる演出があるのに、アレクサからだと蛍光灯のようにパッと瞬間でつく。これがたいした違いじゃないようだけど、実際体験するとびっくりするぐらい味気なく感じる。
あと完全に事前調査不足だったんだけど、HueブリッジはGPSと連動して家の近くに来たら自動で部屋の電気をつける事が出来るんだけど、アレクサだとこれができない。夜帰ったときに家に明かりがついているというのはすごく安心するんですけど、Echoにしてからは帰っても真っ暗。玄関入ってすぐに「アレクサ電器着けて」と言えばすぐにつくんだけど、最初から明るい部屋に入るのと真っ暗な部屋に入るのでは、ちょっとしたことなんだけど「気分」がだいぶ違う。
よくよく考えるとアレクサって声を掛けてそれをトリガーに家電操作したりはできるけど、インターネットからのトリガーでアレクサに繋がってる家電を操作する事ができないんですよね(もしできるなら知りたい)。
このインターネットからのトリガーが無いという時点でIFTTTも使えないし大幅にHueの便利さが損なわれてしまったので、結局v2ブリッジ(第三世代)を買うことにしました。
Hue ブリッジ v2はやれることがめちゃくちゃ増えてる
Philips Hueブリッジ |スマートデバイス| 【Amazon Echo、Google Home、Apple HomeKit、LINE対応】92900118…
たいして機能変わらないくせにとか言っちゃってごめんなさいですね。v1から全然やれることが増えてます。
まずアプリからの操作がめちゃくちゃ早くなってます。v1の時はなんでこんなに反応悪いの?というぐらいアプリから操作してもなかなか電気つかなかったりしていたのですが、キビキビ動きます。たぶんv1は根本的に何か問題があったんでしょうね…。あっさりサポート切られるぐらいだし。
あとSiriに対応しているというのもありますが、Google Homeとの連携も強化されているように思います。今まではIFTTT使わないとうまく動いてくれなかった印象でしたが、普通にHueと連携させるだけである程度操作出来るようになります。アレクサで感動した「テレビの上の電気着けて」も普通にできます。「電気暗くして」と言えば一段階暗くしてくれるしIFTTTにいろんなパターンを登録しなくても使えるようになってました。当然、GPSと連動してライト付ける機能も使えるし、就寝時間が近づいたら徐々に照明を暗くしていくこともできる。
Hue Syncが面白い!
v2以降のブリッジでしか使えない「Hue Syncアプリ」。v1ユーザーの私としては指をくわえて見てるしか無かったのですが、これが想像以上に面白かった!
これPCにインストールすると画面に合わせてHue電球の色を変化させてくれるのですが、初期起動時に電球の位置がどこかにあるか指定するからでしょうが、なかなかリアルに画面の状況を反映してくれます。
アサシンクリードオデッセイをHue Sync使ってプレイしてみたのですが、例えばギリシアの昼間の街に行くと画面に合わせて天井の電球は空と同じような青白っぽい色になり、テレビ後ろや自分の横の電球は建物の白い壁に合わせて白色になり、夜になると今度は全体的にライトが暗くなり、たいまつを付けるとテレビの後ろや下に仕込んであるHueリボンだけがほんわか赤く光ってなかなかの臨場感です。遅延も特に感じません。これすごく面白いので是非おすすめしたい。
気をつける点としてはHDRをオンにしている場合はゲームのexeのプロパティーで「全画面表示の最適化を無効にする」にチェックしないと、画面側の色が白っぽく変な色になってしまう。そもそもこのオプション、ゲームバー機能の為にあるらしいのだがFPSが落ちたりしてイマイチらしいので、気兼ねなくチェック着けていいと思う。
Hue Sync | Huev1ユーザーは素直にv2ブリッジ買った方がよい
そんなわけで安く済ませようと代替にAmazon Echo Plusを試してみたけど、イマイチだったので、v1ユーザーは素直にv2ブリッジ買うことお勧めします。Echo plus無駄だったな。案の定ここ最近全然使わなくなってしまった…。