3ヶ月ぶりの投稿です。
過去の投稿見てみると、ガラリと状況が変わってきているのでそれを踏まえて最近の私のAI事情などをまとめてみようと思います。
何かヒントになれば幸いです。
この半年ぐらいで一番変わったのはAIに任せられる作業の範囲かなと思います。
以前は「AIにコードを書かせる」「文章を書かせる」ぐらいの感覚でしたが、今は調査、突合、レビュー、資料更新、環境構築まで含めて、面倒だけど必要な作業をAIに外注する感覚になってきました。
あと大企業では昔から上の人が判断に集中できるように、調査、資料化、突合、確認作業を部下やスタッフ部門が引き受けていたのだと思いますが、その作業レイヤーがAIによって小規模組織にも降りてきているという実感があります。
このあたりは後半にも補足します。それでは細かいツールの話からになりますが書いていきますね。
目次
Claude CodeからCodexに乗り換え
最近で一番大きい変化はこれでしょう。Claude Code Max 100ドルプランからChatGPT 100ドルプランに主軸を移しました。
今まではChatGPT 20ドル、Claude 100ドルのプランだったのを逆にしたわけです。
Claude Codeは100ドルプランを半年ぐらい気に入って使ってましたが、GPT-5.5とCodex Appの評判がよいのと、ChatGPTにも100ドルプランが追加されて(以前は200ドルプランしかなかった)手を出しやすい値段になったのでCodex契約しました。
4月27日からなのでだいたい一週間ちょいつかってます。
結論から言うとCodex Appかなりいいです。
モデルの性能もよいですが、それを扱うCodex Appがよくできている。
Claudeデスクトップにないファイルビュワーやツリー機能があったり、コマンド実行も何をしようとしているか説明して実行許可を求めてくるので判断しやすいなど、いろんなところで気が利いてると感心することが多い。
Claude Codeはどちらかというとターミナルでの利用が多かったけど、Codexはアプリしかつかってないです。
Git操作がUIでできたり、ワークツリー作成時の環境構築用コマンドをGUIから設定できたり、ワークツリーのスレッドをアーカイブするとワークツリー自体も削除してくれたり、細かいところでストレスなく使えるようになってます。
最近追加された「ペット」機能もいいですね。
起動するとかわいいキャラクターが裏で動いているCodexタスクの状況を教えてくれます。PCで他の作業していても状況を確認できるのでなにげに便利です。
Codexは画像生成もできるので指示すると自分好みのペットをつくれます。
Claudeは画像生成はないのでちょっと感動しましたw。というかOpenAIアピール上手いですね。

Codex乗換は簡単
Claude CodeからCodexへの乗換は拍子抜けするほど簡単で、CLAUDE.mdやClaudeのスキルの設定を読み込んでCodexでできる形に置き換えて準備してくれました。
Androidアプリの開発でClaude Code使っていたのですが、ビルドテスト、セルフレビュー、モバイルエミュレーターの操作などそのままCodexに移行できました。自分がやったのはClaudeで使ってるスキルとかあるから使えるようにしてと言っただけ。
↓この記事に書いたようにそれなりにいろんな事をやらせてたのですが、すんなり踏襲できました。すげぇ…。
Claude Codeの並列開発で工夫している事|AIしぼり
逆も実は同じでCodexで作ったプロジェクトをClaude Codeで読ませるとAGENT.md参照したりして整備してくれるんですよね。相互乗り換えがわりと当たり前になってきているのかもしれません。
気になる方は来月はChatGPTにしてみるとかいうのも全然ありだと思います。
Codex AppがAqua Voice代わりになる
半年前の音声入力にはまってます|AIしぼりの記事でAqua Voiceの音声入力を活発に利用しているという事を書きました。
このあとにTypelessが公開されスマホにも展開されました。Aqua Voiceは今の所iOSだけで私が使っているAndroidは非対応。さらに精度の面で気になるところが出てきました。
日本語の場合は末尾が大事じゃないですか。「●●ではあります」なのか「●●ではありません」なのかで意味が180度変わる。AquaVoice使ってると結構末尾をハッキリ言わないと末尾が適当に変換されてこういう事故が起きるんですね。
長く使ってるから問題にぶち当たる回数が増えているだけなのか、各所でも言われていることなので本当に精度が落ちたのかハッキリは言えませんが、前ほど万能感を感じなくなりました。せめてAndroidで使えれば価値がでてくるのですが。
で、そうこうしているうちにCodex Appにまったく同じ機能があることを知りました。
ClaudeデスクトップアプリだとショートカットでClaudeにいつでもどこでもチャットが送れるという機能はあるのですが、Codexは完全にAqua Voiceと同じでCodexだけではなく、普通のテキストエディタでの文字入力にも使えます。
末尾になぜか「】。【」こういうのが入りがちなのですが、Aqua Voiceと比べてもそんなに遜色ないぐらいの精度で音声入力できます。なによりChatGPTのサブスクだけで音声入力も使えますからね。別で他の音声入力アプリ契約する必要がないのでお得。
Codexはもはやツールも普通に使える
Claudeいろんなツールを使うのがうまかった。チャットした内容をMCP使ってマークダウンとしてObsidianのメモに書き込むとか以前からそういうことができてました。
以前のChatGPTはそれができなくていろんな作業やらせるのはClaudeだなーと思ってましたが、あらためて今Codex App使ってみると全然問題なくいろんな作業やってくれますね。
コネクタも充実していてSupabaseやVercel、GitHubあたり入れておけば、各サービスのサイトの管理画面に手慣れてなくてもCodexがいろいろ環境構築までやってくれます。
SupabaseやVercelは私もあまり慣れてなくてAIに「トークンくれ」とか言われてもどこから入手するのかもよくわからないのですよね。そのあたりもコネクタ使うとAI側でいろいろやってくれます。かなり楽ですね。
ためしたことないですが、Codex Appにコーディングで使うか、普通の事務作業に使うかの設定もあるのでClaude CodeでいうCowork的な使い方もできるのではないかなと思います。
ChatGPTのおすすめ機能が楽しい

おそらくProプラン以上向けの機能です。
ChatGPTアプリに「おすすめ」というのがあって毎日面白い記事をレコメンドしてくれます。
記事はAIがそれまでのチャットの履歴を元に生成しているようです。
プロダクト作ったりサービス提供する側からすると、困り事を解決するものを提供できたら利用者の満足度は上げやすいわけですが、AIチャットなんて困り事をたくさん入れてるわけですよ、自分で。
それに即した記事がこのおすすめ機能でレコメンドされるので、まんまと私はこれのせいでChatGPTのProプラン個人で趣味で払うには1万5千円は高いけど満足してしまってるわけです。
画像生成もお手の物なので見た目も整ってるのも強いですね。
ChatGPTのお得感が強すぎる
現状、同じ100ドルプランだとChatGPTの方がやれることが多くてかなりお得感があります。
コーディング、各種コネクタでのサービス連携はClaude Codeでもできるけど、音声入力、画像生成もついてくる。あとCodex Appの使いやすさはかなり好印象。
あとClaudeだとコーディングで使い過ぎると普通のチャットも使えなくなるのですが、ChatGPTはカウントが別々なのも安心。コーディングは一週間制限に引っかかっても日常チャットはそのまま使えるのでありがたい。
パワポ作ったりはやったことないので仕事でどれぐらい使えるかはわからないんだけど、個人で契約するならChatGPTかなと思いました。
趣味ならバイブコーディングで問題なくなってきたかも
ここからはCodexに限らずここ数ヶ月のAIの進化について感じた事です。
7ヶ月前にこんな記事を書きましたが、今や趣味で作ってるアプリは一行もコードを読んでいません。
明らかに遂行能力が上がってるし、いろんなルールを整備しなくてもそれなりにちゃんとしたものを作ってくれる。
当時起きていた問題を改めてここに書いてみますが…
- 勝手に仮実装で進めてそれを忘れている
余計な変更をしがち
テスト駆動開発を無視される
このあたりほぼ気にならなくなってきました。
それこそ仮実装のまま実装忘れてました、なんてポカはまるで見かけなくなりましたね…。
コマンドの自動許可(AIが危険なコマンドか判断して安全なものは実行する機能)もClaude/Codexのアプリで実装されましたが、これのおかげで許可を押しまくる人間の作業もほぼゼロに近づいてきました。
コーディング以外での活用が当たり前に
これはCodexではやったことないのですが、Claude CodeやCoworkでコーディング以外の作業をする機会が増えました。
資料間の突合チェックで書くべき事が漏れなくて書いてあるかとか、複数の資料で矛盾が起きてないかとか、新情報が入ってきたときに(それこそ打ち合わせ議事録とか)関連する資料を探して最新の情報にアップデートするとか、資料作成するときにトレースできるようにそれぞれの資料番号を必ず記載するとか、人手でやるにはめんどくさいけどやっておくべき事をAIにやってもらう事が増えました。
今までは地道に人手でやってて、それこそこれが一番大事な作業ぐらいの勢いがありましたし、一方でやるべきだよなと思いつつもめんどくささが勝って雑になったりしてたようなことも、AIに外注できるようになり本来の成果物のクオリティに注力できるようになったのはデカいです。
以前のAIはコンテキストに入ってる情報だけでなんとかしようとしていたので、抜け漏れなどが多発していてAIにチェックをやらせるなんて…という感じでしたが、今はある程度の分量になると検証チェック用のプログラムを自分で書いて比較チェックしたりするので、人手でExcelの計算式埋め込んでチェックしたり目視確認するよりよっぽど精度がよかったりします。資料間の関連も情報として渡しておけば資料を追って裏取りまでやってくれますからね…。
どういう確認をしたかは人間でチェックしてあげるべきかと思いますが、それは人にモノを頼んだ時も同じですもんね。
あと調査能力も格段に上がってきていると感じます。ソースコードから仕様を調べるのもそうですし、「こういう要求事項どこかに書いてあったっけ?」みたいな質問も適切に資料を置いていれば探し出してくれます。
他にも「あの資料何処にあるかな?」とか「これ資料調べておいて」とか「これどこか分かるところの資料に追記しておいて」とか、そう最近自分がAIに向かって言ってることはパソコン分からない上司ムーブなんですねw。
AIを使っていると細々したことに時間取られたくないし、もっと有意義なことに時間や判断力を使いたいという思いが強くなってきます。
自分の周りには今までこういうムーブする上司は幸か不幸かいなかったのですが、なんでもかんでもアレやっといてとか投げる上司はある意味理にかなったというか、そういう行動になる構造なんだなと思った次第です。
ある程度満足してしまっている自分がいる
こんな感じで最近は「AIもまだまだだな」みたいなシーンが減ってきて、だいたいのことはAIでなんとかなるんじゃないのか?という所まで来てしまってる感あります。あとはどういうフローに載せていくかを頑張っていくところかなと。
ただ、以前からProプランとかAPI気兼ねなく使えるとかお金持ってるところが強くなるんだろうなと思っていましたが、いよいよせめて100ドルプラン気兼ねなく使えるぐらいの環境じゃないとつらいなと、ちょっとそこは厳しい現実があるなぁと思いました。
まあ今はAPI従量課金だけではなくサブスク形態でもいろいろできる事が増えたので、良くなったとも言えますけどね。
はい、今回はそんなところです。











