ブログを引っ越しました!
14年ぶりの自宅サーバー
「自宅サーバー」ってなんだよ?という方が大半だと思うのですが、普通はブログとかどこかの会社のサービス使ったり、サーバーをレンタルしてWordPressとか使うと思いますが、そのサーバーを自宅に置いちゃってるのが「自宅サーバー」というやつですね。
一部の物好きな人はデスクトップPCを買ってきて、そこにいろんなソフトを入れてインターネットにつなげて、24時間電源入れっぱなしでホームページとか公開してました。インターネットから直接、自分の家のPCにみんながアクセスしてきてサイトを見せてたわけですね。
だいたい14年前頃にクラウドでマシンを一台まるごと借りられるサービスとかも出てきたので、このa-tak.comもクラウドに移行、ずっとクラウドで運用してきました。そして、今回14年ぶりにまた自宅サーバーに舞い戻ってきたというわけです。
なぜ今更自宅サーバー?
14年前になぜクラウドに移行したかというと、こんな理由でした。
Amazon EC2からお名前.comへの移行したよ | A-TAK
- 家が静かになる(静音PCとかじゃないのでうるさい・・・)
- 家が暑くならない(やはり熱がこもります)
- 家を空けても安心(火事の心配とかしなくていい)
家でPC起動しっぱなしだとうるさいし、部屋も暑くなるんですよね。
それからずっとクラウドを使い続けていたのですが、クラウドは高い。
自分が使っていたGoogle Cloud Compute Engineは円安の影響もあり毎月6500円ぐらいかかってました。元々はクラウドの勉強の為に高くても借りていた所はあるんですが、最近の自分はそのあたりからも離れているので、もっと安くしたいということでいろいろ検討していました。
最初は1000円ぐらいのWordPressが使えるConoHaにでも移行するつもりだったんですが、ちょうどその時にRaspberry Pi(ラズベリーパイ) という小型で安価なコンピューターの新型が発売されると知って、これでブログ動かしたらいいんじゃね?と思いついたんですね。
Raspberry Piだとファンがないので無音だし、熱もほとんど出ないし、電気代も月60円ぐらい。そう、14年前にクラウドに移行した理由のほとんどがRaspberry Piで解消されるんですね。
まだ発売されていない最新のRaspberry Pi 5だともう少し電力は食いそうなんですが、うちに余っていたRaspberry Pi 3 Model Bだとこれぐらいの電気代ですむようです。
Raspberry Pi 3はこういう小さな基盤だけで売ってます。
これを好きなケース入れてつかうような感じです。
無線と有線LANにUSBが4つ着いています。
ストレージはMicroSDカードです。
CPUとか若干非力でメモリも1GBだけですが、Docker上でNginx、PHP-FPM、MariaDBのコンテナ動かしても意外と使えるスピードで動いています。Commet Cachでキャッシュを利かせてるが、かなり大きいかもしれません。
Raspberry Pi 5が発売されたら載せ替えてRaspberry Pi 3は予備機にしようと思いますが、十分使えそうです。