この前、Mac OSを再インストールしたのだけれどもクラウドのおかげで再インストールが便利になったよね、しみじみ、という話。
データのバックアップが楽になっている
ローカルにデータを置く比率が減っているので、再インストール前のデータ退避の時間が大幅に減っている。EvernoteにしろDropboxにしろ、常日頃、信頼性が(たぶん)高いストレージに自動で保存されているので、再インストールの時に改めてバックアップしなくても良くなってるんですよね。再インストールした後は同期し直せばいいですしね。
アプリの再インストールが楽になっている
App Storeのおかげですね。
購入済みタブを開くとインストールしたことのあるソフトがずらりと並んでいるので、そこからインストールボタンを次々押していくだけでインストールが完了する。
いちいちDVD用意したり、配布元のWebサイトから落としたり、シリアル入れなくても次々にインストールできる。
これは本当に楽です。
データもアプリインストール後にクラウドから同期すればOK。
問題もあるけどね
アップルのアプリの審査基準は変わっていってますので、今までApp StoreでOKだったアプリがいきなり削除されることがあります。
あと、作者がApple Developer契約打ち切ってもたぶん公開停止されるはずですね。
こうなるとApp Storeから二度とインストールできません。有料で金を払って買ったものだとしてもです。結局、買ったものは自分でしっかり保管して管理するというのが基本なわけですね。App Storeで再ダウンロードできるから安心!というわけには現状はいかないわけですね。
あと、びっくりしたのがiPhoneの話ですが、アプリによってはコンテンツデータを起動後にダウンロードするものがあるのですが、そのデータを配信するサーバーが期間限定で使用できなくなってしまうものもあります。「SPEC」の電子書籍なんですけどね。これもバックアップから復旧すれば復活できたんかね。なんかそんな簡単なものじゃ無かったような気がするので、これに関してはやや納得いかないのですが。
結局は・・・
Macだと特にこだわりが無い限り、Time Machineからまるっと戻すのが一番だったりするんですよね(笑)
今回、自分は気分的に一度すっきりさせたかったというのがあるので、Time Machineからはデータだけ戻して、アプリは戻しませんでした。
確かにデータの使用量はかなり減ったので、ゴミが溜まってはいたのかなと思いますが、普通の人が危険を冒してまで果たしてそこまでする意味があるのかどうか。
だいたい、アプリの問題であればアプリだけApp Cleanerで関連情報まで削除してやり直せばだいたい解決しますし・・・。
そんなわけで、普通はTime Machineつかっとけば大丈夫で、再インストールマニアはiCloudで便利になったなということで。
Windowsも8で搭載されたストアがまともに動き出せば同じような状況になるかもしれませんね。