iPad Proを銀座のアップルストアでちょっと触ってきました。
目次
意外と触れるiPad Proコーナー
銀座のアップルストアに行ってきました。休日のお昼過ぎということで、人が多すぎてまったく触れないかと思いましたが、展示機が結構多くてちょっと待つだけで十分触ることが出来ました。
懸念していた Smart Keyboard はいかなるモノか
iPad Proのキーボードの日本語入力。そのときは想像より普通に使えた…と思ったんだけど、もう少し念入りに触っとくべきだったかなと。
過去のiPadと外付けキーボードの相性は最悪で一時期、議事録用に使おうと思っていたけど断念したぐらい使いづらくてしょうがないものでした。
PS4用にBluetoothキーボード買った | A-tak-dot-com
文字入力して予測変換が出てしまっても、それを閉じる方法がない。画面をタッチするか、ソフトウェアキーボードを出し入れするか、一旦Enter押して、改行を削除するかという始末。日本人の事をもっと考えて〜。
これどういうことかというと、文字を打って確定すると勝手に次の予測変換が出てくるのですが、これをキーボードから簡単に閉じる方法がない。これ閉じれないとどうなるかというと、カーソル移動しようとすると予測変換の候補選択にカーソルが移るのです。
文字を打って、「あっ、あそこ間違えている書き直さなきゃ」という時にカーソル移動できない。他にも単語の表記を間違えていたときにあちこちカーソル移動して修正するなんて事が出来ない(じゃあ、どうするか? タッチするんです!)。
こういう操作って、ちょっとアップルストアで適当な文章を打ったぐらいじゃやらないんです。ガチで文章を校正したり、議事録で会議中に間違いに気づいて急いで文章追加したりする時になってはじめて気づくんですよね。
ところがこれは少し改善されていました。iOS9を入れたiPad Airと外付けのBluetoothキーボードで試したところ、キーボードのESCキーで予測変換候補を消してカーソル移動できるようになっていました! グレート!
しかし、Smart Keyboard にはエスケープキーがない! やっぱだめだこりゃー!
余談ですけど、Mac版ATOKにも文字入力直後に予測変換候補を出す機能があるんですが、これも全く同じ問題抱えていて文字入力直後のカーソル移動の邪魔になるのでオフにしています。
回避方法はなくはない
ESCキーがなくても、一回スペースを入れると予測変換候補が消えます。ただ、余分なスペースが入るのでDeleteキー押して削除が必要です。あちこち書き間違えていたら、間違え箇所の分こういう操作が必要になります。意味不明無駄操作すぎて、これだけで嫌になりますね(笑)。
まぁ、このあたりの細かい動作はiPad Proでは確認できていませんが、たぶん一緒でしょう。
かな入力がない
たぶんマイノリティーは切り捨てられるのだろうな。私の周りでかな入力している人なんて今まで一人もみたことないんですよね。私はかな入力派なのですが、これがない時点で、ちょっとiPad Proを買うモチベーションが下がります。
[追記]
iPad Proでも「かな入力」出来ました!
SmartKeybord使う時だけiPad Proに設定が増えてるの知ってる? | A-tak-dot-com
Pencilはソフト次第
対応アプリじゃないと例のペンを倒して線が太くなるとかはできない。Adobe Sketch とかいうアプリでしか出来なかったな。
Adobe Photoshop Sketch — リアルなツールを使用した表現豊かなペイントとスケッチ
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
標準のメモアプリはペンを傾ける操作に対応していなかった。Zen Brushはよくわからん。見た感じ筆圧の方にしか対応していないように見えた。
あとZen Brush は反応がやや鈍かった。Adobe SketchもZen Brushほどではないけど、なんとなく遅い感じ。鉛筆でスケッチするときに繰り返して鉛筆を動かして線を書いていくじゃないですか、ああいう操作をすると鉛筆の線がついてきていない感じがする。一方メモアプリはスッと線が引かれる。アプリの処理の重さが関係しているんだろうけど、iPad Proの性能をもってしてもここまでなのかなぁ。ただペンのスキャンは一秒間240回ということで、早くペンを動かしても、その通りの軌跡を表示してくれてるように見える。Surface3とかだと途中すっ飛ばしてまっすぐ線が引かれてたりしてたし。
Zen Brush
カテゴリ: エンターテインメント
価格: ¥360
ペンの誤タッチ防止は優秀。Surface 3では手をついたら、思いっきりペンと手の間に直線が引かれたりしてたけど、iPad Proではそれはなかった。
ただ、紙に書いてるような感覚はない。「まるで、紙のよう」とか言い過ぎ。ガラスにカツカツ書く感じは変わらない。視差もやはり普通にあって、鉛筆感覚で文字を書いても、思ったように文字が書けていなかったりする。
WordやExcelはPCみたい
iPad ProでWordやExcelを触ってみましたが、あれだけ画面がデカいと普通にPCでOffice製品使っているような感覚ですね。いろいろ機能がなかったりして不便なところはあるんでしょうけど。あと、WordやExcelは有料サブスクリプションなんですよね。月1,274円。仕事で営業さんが使うとかならいいかも。
Microsoft Word
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
Microsoft Excel
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
今買うと後悔するかも
銀座のアップルストアで触ったときは懸念していたキーボードがあまり気にならないレベルで使えたので、「iPad Proいくか!?」とか一瞬思ったのだけど、頭を冷やそうと、このエントリー書いてみた😁
せっかく買うならばキーボードとペンがないとただのデカいiPad。しかし、キーボードはUSレイアウトのみで、「+」とか「=」が不思議な場所に配置されていて慣れるの大変そう(笑)。今買っても後で日本語キーボードが出てがっかりしたくないなと。
それとやっぱりデカくて、今持っているMacBook Pro with Retina displayとの棲み分けがよくわからなくなってくる。自分が持っているMacは15インチで2Kgするので、iPad Pro + Smart Keybordの1Kg程度の重さというのは若干惹かれる。でも、ブログの記事とか書く場合は、写真付けたり複雑な作業するのでMacBook Pro with Retina displayを使うことになりそうなんだよなぁ。結局キーボードは使わなくなりそうな予感が。
Apple Pencilは、絵を描かない、ノートはトラベラーズノートと万年筆を使っている私の場合何に使うのかと(笑)。
【悲報】iPad Pro、外付けキーボードをまったく使わない。 – ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす。
iPad Proはなんでもかんでもスタイラスペンを使って操作すると非常に具合がいいんじゃないか?と思いました。
こんな感じで普段からペンだけで操作するのが良いというのはSurface3使っているときにも思いました。ペンの方が正確にポイント出来るんですよね。最大の難点はペンを取り出すのが面倒ということですが。
iPadで今やってることと言えば、ネットで調べ物したり、時々漫画みたり動画観たりぐらい。ビュワーとしてはiPad Airでも十分な大きさなので、iPad Proを活用するとなると仕事で使う感じになるんでしょうね。