なるほど、こう繋げば良かったんですね。
144Hzの端子だとeARCが使えない問題
今回買ったTCLの65C745。HDMI端子が4つついてるのですが、イマイチ使い分けがよくわかってませんでした。
1番目のHDMIは4K 144Hzまで対応している端子で2番目は120Hz、3番目は60Hz、4番目も60HzでここだけeARC/ARCになっています
AVアンプにPS5を接続して、そこからテレビに接続してました。図にするとこんな感じです。
一番リフレッシュレートが高い1番目のHDMIはeARCに対応していないので、リフレッシュレートは諦めて4番目の端子にAVアンプを繋げていました。eARCはテレビの音声を逆にアンプに送り込むことが出来る機能です。こうすることでTVのNetflixアプリの音声もAVアンプに音が届くわけですね。
昨日書いた記事ではもしかしてPS5はTVに直接繋いで音声はPS5から光ケーブルでAVアンプに送り込む必要があるのかな?ということで締めていました。
…が、調べてみるとそんなことしなくても良かったんですね。こちらのブログを見つけました。
https://jyuuzaxbox360.blog.fc2.com/blog-entry-8483.html
このeARCという機能、テレビのNetflixのアプリとかの音声だけではなくHDMIで入力された機器の音声もeARC経由でAVアンプに送り返すことが出来るんですね!
なので、直接PS5をテレビのHDMI1に接続して、HDMI4のeARC端子でAVアンプに音声を送ってホームシアターシステムから音を出すことが出来るのです。図にするとこんな感じ。
PS5とPCのHDMIをテレビ直接の接続に変えてみました。ちゃんとPS5の音声はサラウンド、PCのサイバーパンク2077の音もDolby AtmosとしてAVアンプから再生されました。グレート!!!
PCの方はHDMIケーブルが長すぎて通信が安定しないのかテレビの4K@120Hzに挿すとHDRにしたら映像が表示されませんでした。4K@60HzだとHDRもOK。挿す端子によって挙動が変わるんですね。
ついでにNintendo Switchもアンプの4K@120Hzの端子に挿し直しました。どうもつかってるアンプがこちらの端子だと4Kアップスケーリングできるみたいなんですよね。遅延はどれほどかまだ観てませんが。アンプの話はまた別の記事にします。
BDプレイヤーもテレビに接続しても良かったんですが、表に出ているテレビのHDMI端子に空きがあった方が何かの時に便利かと思いこちらはそのままAVアンプ接続のままにしています。
60Hz超えリフレッシュレートの感想
せっかくなので、60Hz越えの映像を体験してみました。人生初です(笑)
試したのはPS5のホグワーツレガシー。ゲームの設定でHFRパフォーマンスにすると高リフレッシュレートのモードに切り替わります。
C745のゲームマスターモードをONにしてリモコン右上の三本線ボタンを長押しするとそこに可変リフレッシュレートの現在値が表示されました。FPS 108.4になってますね。
実際、ちょっとだけゲームをプレイしてみたのですが、確かにぬるぬるスムーズに動きますが、ものすごく画面がショボくなります(汗)
まぁ、速度上げる為なので仕方ないんですけどね。で、フィールドに出て遠くが見える状態になるとFPSも75とかで、割と一般的な60FPSと変わらない数値まで落ち込みます。うーん、正直微妙ですね(汗)
FPS(ファースパーソンシューティングの方ね)プレイされる方だと魅力的なんでしょうけど、私はあまり恩恵を受けられないかなと思いました。
まとめ
ということで、PS5やゲーミングPCなどの高リフレッシュレートの機器はテレビに直接繋いでeARCでアンプに音を返すというのが、このTCL 65C745の正しい接続方法だったようです。
もしAVアンプにPS5などもお持ちの方は接続見直してみてはどうでしょうか。
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