前々から気になってはいたのですが、2013年6月ぐらいに単焦点レンズを買いました。M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8というやつです。
写真関係のブログを巡っていると「単焦点レンズはイイ!」というのをよく見かけていたので気になっていました。
調べてみると、「ズームができない」レンズなんですね。単一の焦点距離しかないと。自分がカメラと一緒に買ったダブルズームキットレンズだと14-45mmとなってる。可変なんですね。望遠レンズの方は45-200mmになってる。今回買ったM.ZUIKO DIGITALは17mmのみ。
ズームできないってのは相当不便なわけですが、なんでこれがいいかというとズームがない分構造が単純で「明るいレンズ」にしやすいそうです。明るいと瞬時に光を取込みできるので、シャッターが開いている時間が短くて済んで、暗いところでもぶれない写真が撮れるわけです。
明るいかどうかはレンズのF値というのが小さいほど明るくなります。今回のレンズは名前にあるようにF1.8。ズームキットレンズだとF3.5-5.6。望遠レンズだとF4-5.6。そう、これも可変になっててズームするとF値の下限が上がって行っちゃうんですね。確かに絞り開放してズームリングをぐるぐる動かすとカメラのディスプレイに表示されるF値が変わっていきます。
話ずれた。ズームキットレンズの14mmでF3.5なのが、M.ZUIKOだと17mmでF1.8だから相当明るいわけです。
あと、F値が小さいと周りをぼかしやすくなります。これが面白い。すんげーボケます。
こんな感じ。ちょっとわかりづらいですけど。実はちょっと前に買っているので、以下の記事の写真からは単焦点レンズを使っています。
初めて万年筆を使ってみる | A-tak.com
どの写真も綺麗にボケてるでしょ?
以下もそうですね。
Evernote限定版モレスキンの特典ゲット方法に手間取った | A-tak.com
Macでトラックボールとトラックパッドの二刀流 | A-tak.com
二本目の万年筆とインク | A-tak.com
ブツを撮るには最適ですね。単焦点レンズ。
レンズ自体のサイズも非常にコンパクトなのもなにげに嬉しいです。カバンにスッと入ります。
そして単焦点レンズを使うと写真がうまくなるとか。というのも、ズームができないので、逆に言うとカメラに写る範囲が固定なので、自然とどの位置から撮るとどれぐらいの範囲が写るかが身につく。すると、シャッターチャンスに強くなれるということのようです。こういう感覚が無いまま、適当な所に立ってズームをぐりぐり動かして調整してると、なかなか身につかないみたいですね。
あと、単焦点レンズは構造が単純なので安い、二万ぐらいで買える・・・というのをどっかでみたんですが、たぶん銀塩写真かフル一眼の話かもしれません。今回のは4万越えぐらい。ミラーレス一眼用というのもあるのかもしれません。しかし、カメラってレンズの方が高いんだということを改めて認識。
最近になって、やっと単焦点レンズで撮影に出かけられたので、次のエントリーでいろいろ写真上げてみようと思います。